楽天証券のクレカ積立、200万人突破だが…

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ども!
節約投資家のぱんだマンです。



2022年6月2日、個人投資家に大人気の楽天証券が、楽天カード決済による投信積立サービス(いわゆるクレカ積立)の利用者数が200万人に到達した旨を発表しました。


上記プレスリリースによると、2018年10月からクレカ積立サービスを開始して2年6ヶ月後の2021年4月に100万口座到達、そこからはわずか13ヶ月で200万口座を突破したらしいです。

そして楽天カード保有者の7.7%、楽天証券の口座保有者の26%が、楽天カードによるクレカ積立サービスを利用していて、個人の資産運用・資産形成の手助けとなっているとあります。


まぁ、確かに楽天証券はサービス開始から個人投資家にとっては、最良の証券会社でありました。

投資信託をクレジットカードで積立できること自体革命的でしたし、楽天銀行との連携も良くてポイント還元率も高い、そして楽天経済圏の一部としてかなりよくできたものでした。



ただ、今後はどこまでこの数字を伸ばせるのか私は疑問です。


なにせクレカ積立の還元率は2022年9月買付分以降、これまでの1%から0.2%に大きく下がり、投資信託の保有残高によってもらえるハッピープログラムも2022年4月以降、実質廃止されています。

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一応、クレカ積立に代わる楽天キャッシュ積立が開始されるとはいえ、楽天カードで直接投資信託を買うのと楽天カードで買った楽天キャッシュで投資信託を買うのとでは、ユーザー側の利便性・簡便さが全く違います。

まして他社(SBI証券・マネックス証券・auカブコム証券)がクレカ積立を開始している今の状況では致命的です。

肝心の楽天キャッシュ積立の還元率も、キャンペーンが終わってしまえば上記他社より低いか同じですしね。

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なのでクレカ積立の還元率が0.2%になる2022年9月以降、または楽天キャッシュ積立の還元率が0.5%になって、つみたてNISAの登録金融機関が変更される2023年1月以降、『楽天証券から脱出する人が増えるんじゃないかな』と思います。

私もすでにつみたてNISA以外の投資信託は全てSBI証券に移管しましたし、つみたてNISA口座も今年中に手続きして、2023年1月からはSBI証券で行うつもりです。

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それに年初来からの株式相場が良くないのも投信積立設定口座数に影響すると思いますよ。

証券会社の口座開設数というのは「投資初心者をどれだけ呼び込めるか」にかかっていますから、相場が良くて『身近な人も儲かっているらしいし、私も投資始めてみようかな』って思っている状態じゃないと増えにくいです。


『世界経済は乱高下しつつも右肩上がりだし、今から始めれば平均取得単価下げられる!』って人は余程の変態か、すでに投資始めてますからね!ww

ここ10年ほどで個人投資家そしてインデックス投資家が増えたのも、米国株や先進国株などの株価推移が順調だったからですし、今の相場では開設はしても資金の投下は以前ほど強気になれないでしょう。



なので結局のところ、楽天証券はなんとか『楽天キャッシュ積立開始!!』とか『200万口座突破!!』とか言って盛り上げていますが、クレカ積立と投信保有ポイントの改悪で長期インデックス投資家という優良顧客を逃し、投信即売り民というポイント乞食のみを集める結果になったと思います。


せっかく数日前に「もうすぐ国内最大ファンドがインデックスファンドになる」なんていうインデックス投資が一般に広く利用されるようになってきた証とも言えるニュースがあったのに、なんか残念です….

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今後も持続的かつ右肩上がりにインデックスファンドに資金は流入するでしょうが、その保有者を冷遇する楽天証券の今後は暗いと思います。

改悪ではなく改善されることを祈っています。



今回は以上です。

have a pandaful day

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