ども!
節約投資家のぱんだマンです。
auカブコム証券が、ついにクレカ積立の導入を発表しました!

いや〜、マネックス証券といい個人投資家にとって最高の投資環境が揃いつつありますね。
しかもau/UQモバイルユーザーは最大5%分のポイント付与というキャンペーンも同時開始予定です。
なので一部ユーザーにとってはSBI証券やマネックス証券を超すレベルのものかもしれません。
ただ個人的には『後出しでこの程度とは….』と思っています。
なので今回は現時点で判明しているキャンペーンと我々個人投資家がauカブコム証券を利用すべきなのか、徹底解説しようと思います。
auカブコム証券について

まずサッとですが、auカブコム証券についておさらいしてみましょう。
auカブコム証券は三菱UFJフィナンシャル・グループ × KDDIのネット証券として、2019年12月にできた証券会社です。
KDDIが絡んでいることもあって、Pontaポイントを主軸とするau経済圏の一角ですね。

口座数は2月時点で138万口座と、まだまだ楽天・SBI・マネックス証券の足元にも及びません。
しかし最近になって神アプデされたauじぶん銀行との連携やクレカ積立の還元率次第では、今後面白いことになるかもしれないというのがauカブコム証券のざっとした紹介です。
クレカ積立とキャンペーンについて
そんなauカブコム証券が満を辞して発表したクレカ積立ですが、まずはその概要について紹介したのち、開始されるキャンペーンについてまとめてみます。
クレカ積立について(全ての人対象)
まず基本となる還元率は1%で、5万円を上限にau PAYカードで積立できる全ての投資信託を対象に購入することができます。
対象口座は特定口座、一般口座、一般NISA、つみたてNISA口座です(iDeCoは対象ではないので注意)
他の証券会社と比較してみるとこんな感じです。
SBI証券 | SBI証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
クレジットカード | ノーマル | ゴールド | ノーマル | ノーマル/ゴールド |
クレカ還元率 | 0.50% | 1% | 1.1% | 1% |
還元ポイント | Vポイント | 左に同じ | マネックスポイント | Pontaポイント |
最大還元ポイント/月 | 250pt | 500pt | 550pt | 500pt |
購入上限/月 | 5万円 | 左に同じ | 左に同じ | 左に同じ |
買付日 | 毎月1日 | 左に同じ | 毎月24日 | 毎月1日 |
キャンペーンについて(対象者限定)
それでは今回クレカ積立に伴って開始されるキャンペーンを見てみましょう。
対象者はauもしくはUQモバイルユーザーの方のみです(povoはアウトです)
しかも対象外のプランまであって、全てのau/UQモバイルユーザーではないところもポイント。
これら狭き門を越えられたauユーザーは+4%、UQモバイルユーザーは+2%のポイント還元が12ヶ月間得られます。
ですから上限5万円分の積立を12ヶ月行えば、
- auユーザーなら30,000円分のポイント還元
(基本カード還元500円分+キャンペーン還元2,000円分✖️12ヶ月) - UQモバイルユーザーなら18,000円分のポイント還元
(基本カード還元500円分+キャンペーン還元1,000円分✖️12ヶ月)
人によってはなかなか美味しいと思います。
結論:auカブコム証券はオススメできない

ここまでauカブコム証券のクレカ積立とキャンペーンについて紹介しましたが、ただそれでも個人的には『人にオススメできるものじゃないな』と思いました。
その理由は2つ。
- キャンペーン対象者が狭すぎる
- 低い投信保有ポイント付与率
これらが決定的に悪いです。
キャンペーン対象者が狭すぎる
まず一つ目ですが、キャンペーンの対象者の少なさです。
auもしくはUQモバイルユーザー限定とか、『口座数増やす気あるの?!』って感じです。
既存ユーザーを優遇したい気持ちはわかりますが、そこはせめて+0.1%程度に抑えて全てのクレカ積立ユーザーにポイント還元すべきだったと思いますよ。
一応、ここ最近クレカ積立を導入したSBI証券もマネックス証券もクレカ積立開始キャンペーンは全ての方を対象にしたわけですし。


他社より抜き出ているサービスなしでサービス開始も後発、対象者も限定。
こんなん集まるものも集まらないでしょ!
低い投信保有ポイント付与率
クレカ還元と同じくらい重要な投信保有ポイントですが、もちろんauカブコム証券にもあります。
しかしこれもネット証券他社と比較してみれば、圧倒的に低いと言わざるおえません。
SBI証券 | マネックス証券 | auカブコム証券 | |
サービス名 | 投信マイレージ | 投信保有ポイント | 資産形成プログラム |
ポイント付与率 | 0.02%〜0.1% | 0%〜0.08% | 0.005%〜0.24% |
付与ポイント | V/T/Ponta/dポイント | マネックスポイント | Pontaポイント |
特に個人投資家に人気な低コストインデックスファンド(eMAXIS Slim、iFree、SBI V、楽天、ニッセイ、たわらシリーズなど)は軒並み0.005%の付与率なので、これならSBI証券で保有した方が4倍以上お得です。
ちなみにiFreeNEXT NASDAQ100も0.005%ですので、SBI証券の方が20倍お得です(レバナスは保有残高によって0.05〜0.24%なので残高次第)
まとめ

auカブコム証券がクレカ積立開始したことは非常に良いニュースだと思います。
しかし正直、まだネット証券他社と比較できるレベルにはないというのが私の感想です。
口座開設やクレカ発行は手間も時間もかかりますしね。
なのでこれ以上にサービスが良くなってから利用する!
そんな感じでいいと思います。
今回は以上です。
have a pandaful day
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