楽天証券の投信保有ポイントが事実上の廃止。つみたてNISAやSBI証券への移管で防げる?!

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投資

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



一昨日、衝撃のニュースが発表されました。

楽天証券の投信保有ポイント制度であるハッピープログラムが超絶改悪されました(投資信託資産形成ポイントも対象です)

それも全ての投資家に長期的に甚大に影響するものです。

なので今回はその対策について私なりにまとめてみましたので、楽天証券で投資されている方は参考にしてください。

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改悪内容

まず改悪内容を簡単にまとめると、2022年4月から保有する投資信託に対するポイント付与方法が変更されます。

従来は、残高10万円ごとに3〜10ポイントを毎月還元されていましたが、4月からは残高が一定の額に達した際にだけポイントが付与されるようになります。


これは事実上、投信保有ポイントの廃止です….

というのも今まで個人投資家に大人気な「eMAXIS Slimシリーズ」「たわらシリーズ」「楽天バンガードシリーズ」は3〜4ポイントと低めではありましたが、それでも毎月もらえるポイントは実質コストの値下げなのでコストにこだわるインデックス投資家ほど重要視していました。

また残高が少ない人であっても「長期で運用していればもらえるポイントが増える」全ての人にメリットがあるポイント制度でした。


それがこれからは一定額に達したときにしょうもない額のポイントを一回もらえるだけ。
これ誰が続けるんですかね?

しかも2000万円までしかないし。

つみたてNISAのみで2000万円の資産は築ける現状、それ以上投資している人は十中八九2000万円なんていつか超えますよ…泣

20〜30代なら老後資金はつみたてNISAかiDeCoで十分じゃね?
老後資金の不安を吹っ飛ばすシミュレーション結果がコレ!もうこれだけで老後の心配はしなくていい!

従来のポイント制度

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/bank/happyprogram_list.html

新たなポイント制度

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20211227-02.html
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移管が手っ取り早いが、つみたてNISAは・・・

この改悪に個人投資家ができる一番手っ取り早い対策は、保有する投資信託の移管です。

楽天証券では移管手数料3,300円かかりますが、他社に移してしまえば他社の投信保有ポイントが得られます

例えばSBI証券なら投信マイレージ、マネックス証券なら投信保有ポイントプログラム、松井証券なら松井証券ポイントプログラムもしくは投信現金還元サービスがあります。

個人的なオススメは最もポイント付与率が高いSBI証券です。


過去、22本の人気インデックスファンドを楽天証券のハッピープログラムとSBI証券の投信マイレージで比較した記事があるので、付与率が気になる方は参考にしてください。

楽天証券ついに投信保有ポイント改悪。SBI証券と人気インデックスファンドの付与率比較してみた
ついに楽天証券のハッピープログラムがアンハッピープログラムに!還元率めっちゃ下がってるし、SBI証券とどっちが還元率高いの?


またSBI証券は定期的に移管手数料を無料にする投信お引っ越しキャンペーンを実施しているのですが、そのキャンペーンが2022年1月から恒久化するのもポイント!

SBI証券からしたらライバルの楽天証券から、直接運用資金を引き抜ける絶好の機会ですからね!

もしかしたらSBI証券以外にも、最近目立ったキャンペーンが多いauカブコム証券や、PayPay証券も参戦してくるかもしれません。

SBI証券の投信お引っ越しキャンペーンの恒久化はこちらから確認できます。

時事ドットコム

またこちらにはSBI証券の前回の投信お引っ越しキャンペーン時の案内を載せておくので、移管を考えている人はあらかじめ準備しておくといいと思います。

移管完了までは思ったより時間がかかるので、キャンペーンが開始されたらすぐやりましょう。

SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA
投資するならSBI証券。株、FX、投資信託、米国&#2...
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しかしここで一つ問題があるのが「つみたてNISA」です。

これに関しては、今まで積立した分の移管はできません!

一度売却してしまえば他社に移管できますが、一度売ったしまった分の非課税枠は復活しませんし、今まで積み上げた含み益も全て確定してしまうのでオススメしません。

なので放置が基本です!!!

毎月もらえるポイントはありませんが、20年という時間を存分に活かして資産を増やしましょう。


ただ来年2022年、再来年2023年から積み立てる分の金融機関の変更は可能です。

注意点として2022年一度でも楽天証券で買付した場合、その年分について金融機関を変更することはできませんので気をつけてください。

https://site1.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=campaign&dir=campaign&file=home_campaign_211001nisa.html


特に楽天カードによるクレカ積立でつみたてNISAをしている場合、すでに2022年1月分の積立設定は終わっているので、金融機関の変更ができないかもしれません。

一応、買付日4時頃~15時までの注文取消は可能らしいので、つみたてNISAの枠を消費せずに取り消しできれば2022年から他社で積み立てることができます。

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/rfund/guide/creditcard.html
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私の今後の戦略

個人的に楽天カードのクレカ積立による1%還元は健在で今回の改悪がされるのも4月からなので、2022年までは楽天証券でつみたてNISAは続けようと思います。

ただつみたてNISA以外で保有している投資信託については、SBI証券の移管キャンペーンが始まり次第移管しますし、つみたてNISAも2023年からはSBI証券にしようと思います。


また買うのは楽天証券の方がお得(クレカ積立1%還元)で保有するのはSBI証券の方がお得なら、特定口座でクレカ積立だけして購入後すぐ売却、売ったお金でSBI証券に投資するのもアリですね。

売却までの価格変動を避けるなら、クレカ積立した分を定期的に移管するのも良いと思います。
せっかく投信お引っ越しキャンペーンが恒久化されますし!


SBI証券は投資信託の月間平均保有金額が1000万円を超えれば通常銘柄のポイント付与率が倍になりますし、色々やれることはありそうです(レバナスも倍になるよ)



本当今回の楽天証券の改悪は愚策だったと思います。

個人的にまず改悪するならクレカ積立の1%還元を0.5%還元にすべきでした。

カード還元の改悪ならSBI証券と横並び(ノーマルカードの場合)ですし、月500円還元が250円還元になるぐらいでそこまでの影響はありません。


しかし投信保有ポイントの改悪は運用資金の多い大口投資家ほどその被害が大きくなりますから、大口ほど移管すると思います。

大口の投資家なら移管手数料を払ってでもすぐ移管した方がポイント付与で相殺できますからね。

楽天証券は2021年12月に700万口座達成とあと一歩でSBI証券を抜かせそうだっただけに、今回の改悪は残念すぎます。

はぁ〜、SBI証券が余裕ぶって改悪しなければいいけど、、、



今回は以上です!

個人投資家にとっては厳しい状況になりましたが、所詮ポイント付与はおまけと考えることもできます。
小さいことばかりに目を向けすぎて、大事な資産運用でミスしないようこれからも気を引き締めていきましょう!

それではまた次回。

have a pandaful day

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