ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は大和アセットマネジメントから新たに登場した中国株投資信託について話そうと思います。
大和アセットマネジメントというと、私も定期積立しているiFreeNEXT Nasdaq100やiFreeレバレッジNasdaq100など、信託報酬は少し高いけど面白い投資信託が多い印象です。
そんな少し攻めた投資信託を手がける大和が、新たに登場させたのがiFreeNEXT ATMX+です。
それでは詳しく見ていきましょう!
iFreeNEXT ATMX+とは
香港証券取引所に上場している中国企業の中で、業種(テック関連)・成長性・イノベーション指標の 3 要件を満たした銘柄のうち、時価総額上位10銘柄を対象に構成された株価指数FactSet ATMX+指数に連動を目指す投資信託です。
大和アセットマネジメント プレスリリースより
簡単にまとめると、成長性や技術革新が見込める中国企業10社に均等割合で投資できる投資信託ですね。
10社に絞っているところを見ると、なんかiFree NEXT FANG+に似た印象を受けます。
構成銘柄はこんな感じ↓

中国の2大巨塔であるアリババとテンセントはもちろん入っていますね。
それから2021年4月に銘柄入替がありバイドゥが入ったことで、中国版GAFAMのBATが揃いました。
新たに加わったのはビリビリ、バイドゥ、クアイショウで、除外されたのはSMIC、キングディー、アリババヘルスの3銘柄です。
2015年からのパフォーマンスはこんな感じです。


NYダウやS&P500は想定内でしたが、ナスダック100よりもリターンが良いのは驚きました。
中国の他の指数と比べても良いリターンを出していますね!
私の感想
これらを踏まえて私が出した結論は、コレには投資しない!ですね。
確かにパフォーマンスは申し分ないですが、これなら米国ETFのCXSEを買いますね!
実際、私はこちらを積立していますし。

選ばない理由はいくつかありますが、最大の理由は銘柄数が少なすぎることです。
個人的に中国株はリスクが大きすぎるので、個別株はもちろんETFでも構成銘柄が少ないものは手を出したくありません。
またラッキンコーヒーのような不正や粉飾もまだ多く、アメリカほど投資家を守る法律もそこまで整備されてはいません。
最悪、中国政府による介入や粛清などを考えると、10銘柄では少なすぎます!
年に2回のリバランスと銘柄入替で自浄作用があると考えるかもしれませんが、今日・明日いきなり潰れてしまえば関係ありません。
中国株は落ちる時は一瞬ですよ。
これに投資するぐらいなら、先ほど紹介したCXSEの方が全然良いです。
CXSEならセクター比率は似ていますが、銘柄数が圧倒的に多く(170銘柄)、経費率もわずか0.32%とiFreeNEXT ATMX+の0.781%より安いです。
また非国有企業にのみ投資しているので、中国政府からの影響を受けづらいのも特徴です。
パフォーマンスもナスダックや他の中国指数に負けていませんよ。

まとめ
iFreeNEXT ATMX+は面白い投資信託ではありますが、個人的にオススメしません。
中国株に投資したいならCXSEが現状ベストです。
でもこれからも大和さんには面白い投資信託を出して欲しいですね。
日本の投資信託はまだまだ種類が少ないですから。
個人的には米国のセクターETFに連動するような投資信託がほしいですね♪
ではまた次回!
have a pandaful day
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