ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月公開している中国株ETF「CESE」に投資した結果公開回ですが、いよいよ世界情勢が荒れてきましたね。
ロシアvsウクライナ、イスラエルvsパレスチナに続くように、今度は中東の2大盟主の一つイランとイスラエルが緊張状態に突入。
『第五次中東戦争もありえる』ということで、市場は一気にリスクオフの状態となりました。
このような状態で実はイランと緊密な関係を築いている中国がどう動くか。
中国株にも間違いなく影響してきそうな話ですので、関係しそうなニュースがあれば今後も共有していこうと思います。
それでは今月も中国株ETFに投資した結果と、中国経済の近況についてご報告しようと思います。
このブログでは、米国株インデックスメインのリスクヘッジとして中国株ETFに積立投資した結果を毎月公開しています。
現在の中国株は政治不安によるカントリーリスクで割安になっているものの、そのポテンシャル自体はかなり高く、中長期的には米国・米ドルの覇権国・基軸通貨の地位に取って代わる可能性があると私は思っています。
積立設定と投資方針はこんな感じです。
投資金額:約3万円/月 利用証券会社:SBI証券 投資期間:42ヶ月(3年6ヶ月) 投資方針:ポートフォリオの3.3%まで積立投資 投資銘柄:中国のトップ民間企業に分散投資できる米国ETFの「CXSE」
先月分の上昇がもう吹き飛びました…
まずはCXSEの株価の動きですが、この1ヶ月のパフォーマンスは-6%超とボロボロ。
先月私が馬鹿みたいに喜んだ上昇分は全て失い、年初来パフォーマンスも-6%前後と依然として好調な米国株や日本株に劣後する結果となってしまいました。
原因として考えられるのは、やはり冒頭にも紹介した中東の情勢悪化。
ただでさえ中国株は元々ハイリスクな投資先ですから、中東での新たなリスク要因の誕生は中国から資金を引き上げる理由としては十分だったのでしょう。
事実、インド以外の新興国やフロンティア市場も同様に値下がりしてますからね。
また米国の政策金利が高止まりしていることも中国株低迷に一役買ってしまっています。
というのも超安全でリスクも低い米国債やMMFで5%超の金利がつくなら、わざわざそれ以上のリスクをとって中国に投資するメリットがありません。
基本的に世界の投資マネーというのは金利の低いところから高いところに流れますが、わずか数%の追加リターンを得るために中国株の膨大なリスクを抱えることはできませんからね。
なので米国の利下げが始まって『そろそろ他に投資した方が儲かるよね』って空気にならないと、残念ですが中国株の完全復活は厳しいと思います。
このようなこともあって現在の投資状況はまだまだ酷い有様です。
4月20日時点での評価額は、米ドル建てで▲38%、金額ベースだと3,954ドル(約32万円)の含み損となりました…orz。
ただあくまで中国株は米国株が崩れた場合のリスクヘッジとして投資していますし、投資しても総資産の3.3%までと決めているのでこれぐらいの含み損では致命的なダメージとはなりません。
「投資で最後に勝つのは投資を続けたもの」とも言いますし、含み損は辛いですけど引き続き投資は続けますよ。
ちなみに、最近嬉しかったニュースとしてこのようなものがありましたので紹介します。
なんでも今後5年間、中国は世界の経済成長に最も寄与する国となり、その貢献度は世界経済成長の約21%も占めるそう。
つまり「中国は世界の経済成長のエンジンとして機能する」と国際通貨基金(IMF)の予測は示しているわけですから、やはりどこかの段階で中国株は大きく復活すると思います。
また今月12日には中国当局がゾンビ化したペーパーカンパニーや問題企業を排除するための規制強化案を発表するなど、健全な株式市場としての信頼確保や投資家保護にも繋がる改革を進めています。
こういった積み重ねが離れていった海外投資家を再び呼び込むことにもなりますから、中国株復活のためにも中国当局には引き続き頑張ってほしいですね。
『頑張れ中国ハイテク株!』ってことで今回は終わりたいと思います。
それではまた次回!
have a pandaful day
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