レバナス積立19ヶ月目で含み損増える。米国株最強時代の終焉がついに…..

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月恒例のレバナス定期報告回8月編です!

2022年第2四半期決算シーズンも終盤を迎えていますが、米国株投資家はどう見ていますか?

個人的には『あれだけ強かった米国企業が、えっ・・・』って感じです。


特にこれまで市場を牽引してきたGAFAMをはじめとするビッグテック企業

ドル高などの要因もありますが、やはり「コロナ禍での需要の先食い」・「人件費の高騰」・「金利上昇による収益見通し悪化」で成長の鈍化がついに見える形となって現れてきたのかなって思います。



これらビッグテック企業はナスダック構成銘柄の上位を占めますから、必然的にこれら企業の業績不振=ナスダック100指数の下落=レバナス基準価額の下落となります。

そこで今回は、

  • 今月も積立したレバナスの保有状況
  • レバナスホルダーは知っておかなければいけないFRB議長の発言

について紹介しようと思います。

私と同じようにレバナス積立を行っている方、不安に押しつぶされそうな方、将来の爆発的利益を狙って少しでも投資したいと考えている方は参考にして下さい。


私なりのレバナス投資方針です。

  • 積立額は毎月3万円、最もお得なSBI証券でクレカ積立(理由はこちら
  • 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
  • 総資産の5%までは毎月購入し、5%を超えたら積立を中止・減ったら再開
  • 含み益がどれだけ膨らんでも売却はなし
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株式相場と投資状況


まずは主要株価指数の推移ですが、この1ヶ月はどの指数も最終的には下落。

特にテックの割合が多いナスダック100指数が1番下落し、1ヶ月で9%近く下落しました。


この理由は言わずもがな、8月25日〜27日で行われたジャクソンホール会議での現FRB(アメリカの中央銀行)議長であるパウエル氏の発言です。

詳しくは後述しますが、一言で言うと『景気を犠牲にしてでもインフレは止める』というようなタカ派的なメッセージが飛び出しました。


この発言によってダウ平均・S&P500・ナスダック100指数は一気に下落し、ナスダック100指数に至ってはたった1日で4%以上の下落を見せました(株価推移の矢印のとこ)


この影響がレバナスにおいてもデカかった…lol

レバナスは投資信託なので約定が1日ズレていますが、この1ヶ月の値動きはほぼ同じようになっています(変動幅は大きいけど)


加えて、レバナスは為替ヘッジありの投資信託なので株価下落の影響をモロに受けます(ヘッジコストも上昇中)

レバナスが通常のナスダック100投信のような為替ヘッジなしの投資信託なら、直近の円安の恩恵でプラスの可能性があったんですが、実際はないのでドルで直接投資しているのとほぼ同じ状況です。

実際、為替ヘッジなしのiFreeNEXT NASDAQ100インデックスの同一期間での騰落率は+1.60%でした。



結果、私が抱えている含み損はさらに拡大して19ヶ月目時点での含み損は約13万円(先月の含み損は約6.6万)

なかなか激アツな額だと思いませんか?ww


しかし、ここで誰かから聞いた名言を一つ。

『含み損は実現損ではない』

つまり、売らなきゃ損は確定しないんですよ。


レバナスに投資する以上、多くの人は一時的な含み損は覚悟していたはずです。

その覚悟をした上で長期的に運用すると決めている以上、この程度の含み損に狼狽えてはいけません。

積立なら回復も早いことは以前紹介していますし、個人的にもまだまだハイテクの未来は明るいままというか、まだ加速度的に普及拡大するのはこれからだと思っています。

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なので「投資は継続!」。これでオーケーです。

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FRB議長の発言から分かる「株式市場の危うさ」


8月25日〜27日で行われたジャクソンホール会議ですが、そもそもこの会議は世界中から中央銀行関係者、エコノミスト、市場関係者が参加して、金融政策の中長期の課題について様々な議論が行われます。

今年最大の課題は「米国を襲うインフレ」であり、関心事は「FRBが進める利上げのペースが今後どのように続いていくのか」を市場は注目していました。


そんな世界中の金融関係者が関心を寄せる中、現・FRB議長であるパウエル氏は「利上げ継続」への強い決意を表明しました。

本人の発言を日本語訳で引用すると、

FRBパウエル議長:
物価安定を取り戻すには時間がかかり、強力な対策を講じることが必要だ。物価の安定を取り戻すことに失敗すれば、もっと大きな痛みを伴うことになる。中立金利と思われる場所でいまは立ち止まっている場合ではない。物価安定を回復するには引き締め政策の姿勢を一定期間維持することが必要であろう。目標が果たせたと確信を得るまで我々はこの意志を継続する

TBSテレビ


7月CPI(消費者物価指数)が鈍化したこともあって、市場参加者の多くは『利上げは今年いっぱい、来年からはむしろ利下げ』と予想していただけに、今回のこの発言には衝撃が走りました。

なにせ来年以降も利上げが続く、もしくは上げたFF金利を高いまま維持するというお達しが出たんですからね。


パウエル議長の他の発言はBizスクエアがまとめていましたので、引用いたします。


まぁ、一言でまとめると、「景気を犠牲にしてもインフレ(物価高)を定着させない」ということですね。

この発言を受けて、市場はリスクオフの動きを強めて株価指数は大きく下落。

ナスダック100はもちろん、バリュー株多めなダウ平均も前日比で1000ドル以上下げて取引を終えました。



個人的にはこの発言で今後の投資方針を変更することはしませんが、それでも米国の景気は今後間違いなく後退していくだろうと考えています。

なぜならFRBの使命は「物価の安定」「雇用の最大化」であり、このうち労働市場についてはまだ堅調です。

つまり残りは物価の安定ですから、景気が多少悪くなろうと金利を上げ続ければインフレは次第に収まります。


1970年代〜80年代の2桁台のインフレを退治したポール・ボルカー元FRB議長を例に出したことといい、パウエル議長は徹底した金融引き締めを行うつもりでしょう。

長かった米国株最強時代がついに終わるというのは正直悲しいですが、経済というのは栄枯盛衰を繰り返していくもの

次の時代を築くためにも、ここでしっかり休養してもらえればと思います。

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まとめ


本当、投資の世界は毎日状況がコロコロ変わって飽きないですね。

お金や投資が好きなのに、世界情勢や米国の中央銀行のことまで詳しくなっちゃうのは投資家あるあるです。笑


ただそういった知識があるからこそ、積立投資する上での握力が強くなると私は思っています。

もちろん、投資したことを忘れている人や亡くなった人には敵いませんが、それ以外で最もパフォーマンスを良くする方法は投資のことを知ってミスをなくすことです(いわゆる敗者のゲーム)


レバナスなんてハイリスクなものに投資しているんですから、投資のことをちょっとずつでも知っておかなければいつか大暴落で狼狽します。

なので私と一緒にお勉強してくれると嬉しいです。



それではまた次回!

have a pandaful day

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