レバナス積立15ヶ月目は過去一番のマイナス。利上げとグロース株の関係

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月恒例のレバナス定期報告回の4月編です。


最近の株式市場は荒れてますね〜

主要指数が毎日1%以上変動することも珍しくなく、市場参加者が右往左往しているのが見て取れます。

  • 戦争の長期化
  • 中国でのロックダウン
  • コロナによる供給不足
  • 止まらないインフレ
  • 急ピッチすぎる利上げ
  • 過去最速のQT開始
  • 決算シーズン

これら要因が複雑に絡み合い、今の相場は形成されています。



そんな状況なので、正直積立しているレバナスのパフォーマンスは良くないです。

ですがそんな状況だからこそ、レバナスを投資している同志を励ますことができますし、レバナス投資を考えている人には『これぐらいのリスクがあるんだな』って知ってもらえると思っています。

なのでありのままの状況ですが、興味のある方は参考にしてください。


それでは今月も愚直に積立したレバナスの保有状況と4月相場を振り返っていきましょう。
過去のはこちらから


私なりのレバナス投資方針です。

  • 積立額は毎月3万円、最もお得なSBI証券でクレカ積立(理由はこちら
  • 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
  • 総資産の10%までは毎月購入
  • 10%を超えた分は総資産の20%になるまで運用のみ


ちなみに他にも中国株ETFにもサテライト枠で投資しています。
それらの投資状況もブログで公開していますので、ぜひ確認してみてください。

それではレバナス投資15ヶ月目の結果をご覧ください♪

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株式相場と投資状況


まずは主要株価指数の振り返りですが、この1ヶ月はどの指数も弱かった!!

とりわけグロース株が多いナスダック100指数が▲13%とフルボッコにされ、比較的バリュー株が多いダウ平均ですら5%以上下落しました。


個人的には『いくらなんでも下げすぎなのでは?』と思いますが、5月3〜4日に行われるFOMC次第では更なる下落も考えられますし、市場参加者が臆病になっているのだと思います。


ちなみにナスダック100の4月月間下落率は▲13.3%で、これはリーマン・ショックが起きた2008年9月を上回ったそうですよ…ww

「リーマン級」下落のナスダック、重なる売り要…(写真=ロイター) - 日本経済新聞
29日の米国株市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前日比4.2%安と今年最大の下げとなり、年初来安値を更新した。4月月間では13.3%下げた。下落率はリーマン・ショックが起きた2008年9月(11.6%安)を上回り、08年10月(17.7%安)以来の大きさだ。29日の相場急落の震源となったのはアマゾン・ド...



これだけナスダック100指数が下落してしまうと、2倍レバレッジのレバナスは『どれだけ下がっているの?大丈夫』って思いません?

その結果がこちらです。


この1ヶ月の騰落率は▲25.98%で、ほぼ元指数の2倍のマイナス幅です。

正直ここまで大きく下落したのは、レバナス投資を始めてから初の体験です。

これがレバナス投資最大のリスクであり、長期での保有を考えているなら絶対に耐えなきゃいけない期間です。


私の保有状況も先月までは+13%でしたが、今はマイナス25%と一気に叩きつけられました。


現在の含み損は約10万円と金額的には軽微ですが、それでも今までの含み益が全て飛んだのはショックですね。

今年はFRBによる複数回の利上げ、それからQT(資産圧縮)があるので、一時的にはさらに含み損が拡大する可能性が高いです。


ですが、これからレバナス投資を始める人にとっては、去年始めた人たちよりも安い値段で仕込めることになりますので、絶好のタイミングと捉えることもできます。

もちろん相場の底は誰にも分からないので、もっと良いタイミングがあるかもしれません。


しかしそんなことを考えていたらいつまでも始められませんし、上昇すれば機会損失でずっと後悔します。

それならすでに年初来安値を下回っている今のタイミングを、そこそこ割安だと信じて購入してもいいと思いますよ。

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利上げとQT(資産圧縮)はグロース株にとって最大の敵


今のところ5月3〜4日に行われるFOMCでは、政策金利の0.5%ポイントの引き上げとインフレ抑制に向けた金融政策の引き締め計画(QT)が発表されると予想されています。

追記:市場予想通り、0.5%ポイントの利上げと6月からのQTが決定されました。


しかし、このどちらもグロース株にとっては大きな敵になります。


というのもグロース株の多くは、将来の期待キャッシュフロー(成長とか稼ぐ力)に対する評価の比重が高く、今の現在価値で評価すると比較的割高なことが多いです。

また積極的に資金を借り入れて、事業や設備投資に充てることで成長率を高めようとする企業が多いので、政策金利が上がる→市中金利も上がる→借入コスト上昇→成長率鈍化となり、投資家は避ける傾向があります。

なので一般的には、金利上昇局面においてグロース株(成長株)はバリュー株(割安株)よりも相対的に不利になると言われているんですね。


ただこれはあくまで短期〜中期の話であり、金利上昇=グロース株終了な訳ではありません


長期的な目線で見ると、やはり成長率が高いビジネスモデルを多く抱えるグロース株はいつか回復しますし、新たな技術やサービスが生まれれば更なる価値が誕生します。


こんな逆風下だからこそ、「次の展開に備えて今のうちに仕込んでおく」
そのような手もいいんじゃないでしょうか。



今回は以上です。

have a pandaful day

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