ども!
節約投資家のぱんだマンです。
先月、SBI証券が三井住友カードにおける投信積立の大改悪を発表したのは記憶に新しいですが、実は三井住友カード以外のカードでも積立投資できるのはご存知でしょうか?
今のところ
- 東急カード
- タカシマヤカード
- アプラスカード
- オリコカード
- 大丸松坂屋カード
- UCSカード
これら6つが発行しているカードでも月10万円の投信積立は可能です。
そしてあまり知られていませんが、これらカードの中には改悪後の三井住友カードで投信積立するより条件が緩く、還元率が高いカードがあるんですよ!
そこで今回は三井住友カードよりお得にクレカ積立できるカードについてご紹介しようと思いますので、『改悪後は0%還元になりそう』と思っている方はぜひ参考にしてください。
三井住友カードの改悪内容
まずは簡単に三井住友カードのクレカ積立について復習ですが、要点をまとめるとこんな感じ。
- 2024年3月23日よりクレカ積立の上限を月10万円に引き上げ
- 2024年9月10日までに積立設定した10月買付分までは現行の還元率を維持
- 11月買付分からは決済額に応じたポイント付与率に変更
11月買付分から適用される新たなポイント付与率はカード種類によって異なりますが、
- ノーマル・ゴールドは最低でも年間10万円以上使わなければ還元率0%
- プラチナプリファードは300万円使ってやっと1%還元
このようにかなり改悪され、特に生活費決済は別のカードを使用し、三井住友カードは投信積立専用として使っていた人にはかなり厳しい内容となりました。
なので「少なくとも0.1%還元以上の還元があるもの」
これにファーカスしてSBI証券で投信積立ができるクレカをご紹介しようと思います。
東急カード
まずは東急グループが発行する「東急カード」ですが、こちらにはノーマルとゴールドの2種類があります。
気になる還元率はカード種類と東急グループのサービス利用状況等によって変わりますが、最低でも0.25%、MAXは3%の還元を受け取ることができます(5万円まで)
※5万円を超える積立額のポイント率は0.25%(上限1,500P/月)
というのも東急カードでのクレカ積立には以下の加算要素があり、
- クレカ積立で誰でも貰えるベースポイント0.25%
- ゴールド特典+0.75%
- 東急グループの会員制プログラムであるTOKYU ROYAL CLUBのランクによって+0%〜+1.5%
- 東急カードの年間カード利用額200万円以上で+0.25%
- 毎月のクレカつみたて5万円以上で+0.25%
- SBI証券投資信託保有残高が500万円以上で+0.25%
- 年齢が29歳以下で+0.5%、39歳以下で+0.25%
サービス利用次第で還元率を大きくすることができます。
仮にクレカ積立10万円だけを達成した場合は、①と⑤達成でトータルの還元率は0.625%還元になるイメージですね(5万円まで0.5%、5万円を超える分0.25%)
あと忘れてはいけないカード年会費ですが、一例として
- 「TOKYU CARD ClubQ JMB」なら初年度無料、2年目以降1,100円
- 「TOKYU CARD ClubQ JMB ゴールド」だと初年度から6,600円
の年会費が必要です。
ただ0.25%還元でも月37,000円以上の積立で年会費をペイできますし、加算要素次第ではさらに還元率を上げられることも可能です。
なので0%還元で三井住友カードを使い続けるよりは間違いなくお得だと思いますよ。
タカシマヤカード
続いて高島屋が発行する「タカシマヤカード」ですが、こちらにもノーマルとゴールドの2種類があります。
- タカシマヤカード《ゴールド》
- ジェイアール東海タカシマヤカード《ゴールド》
- タカシマヤカード
- ジェイアール東海タカシマヤカード
気になる還元率はゴールドで0.5%還元、ノーマルで0.3%還元となっています。
東急カードと違ってタカシマヤカードは月10万円までこの還元率で積立することができるので、仮に10万円積立なら
- ゴールドなら月500pt、年間6,000pt
- ノーマルでも月300pt、年間3,600pt
獲得することができます。
年会費はゴールドが11,000円、ノーマルは2,200円かかりますので、個人的には年会費以上にポイント還元があるノーマルをオススメします。
アプラスカード
続いて信販会社アプラスが発行する「アプラスカード」ですが、こちらにもノーマルとゴールドの2種類があります。
- アプラスゴールドカード
- APLUS CARD with
気になる還元率はゴールドで1%還元、ノーマルで0.5%還元となっています。
こちらもこの還元率で月10万円まで積立することができるので、仮に10万円積立なら
- ゴールドなら月1,000pt、年間12,000pt
- ノーマルでも月500pt、年間6,000pt
獲得することができます。
年会費はゴールドが5,500円、ノーマルは永年無料なので、どちらも十分ポイント還元で実質プラスにすることができます。
還元率も比較的高めなので、個人的にはこれがオススメ度No.1!
オリコカード
続いても信販系のオリコが発行する「オリコカード」ですが、こちらはオリコが発行するクレカなら基本的に何でも利用することができます。
ただ還元率は通常の還元率とは異なり、
- オリコポイントが貯まるものは200円につき1オリコポイント(0.5%還元)
- 暮らスマイルが貯まるものは1,000円につき1スマイル(0.5%還元)
- 提携先オリジナルポイント200円につき1ポイント(0.5%還元)
- 一部例外カード(※)提携先以外でお買い物された場合と同様の計算でポイントを付与
など、0.5%還元になるケースがほとんどでしょう。
それでもこの還元率で月10万円まで積立することができるので、仮に月10万円積立ならほとんどのカードで月500pt、年間で6,000pt獲得することができます。
年会費についてもカードによって異なりますが、「Orico Card THE POINT」などは年会費永年無料だし良いかもしれません。
大丸松坂屋カード
続いて大丸松坂屋が発行する「大丸松坂屋カード」ですが、こちらもノーマルとゴールドの2種類があります。
- 大丸松坂屋カード
- さくらパンダカード
- GINZA SIXカード
- 大丸松坂屋ゴールドカード
- 大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
気になる還元率はゴールドで0.5%還元、ノーマルで0.25%還元となっています。
ただ月5万円を超える積立額に対する還元率は未発表でしたので、月10万円積立時に獲得できるポイント数は現時点では不明です。
年会費はゴールドが11,000円、ノーマルは2,200円かかります。
UCSカード
最後は流通系クレジットカード会社のUCSが発行する「UCSカード」ですが、こちらはUCSマークのついているクレジットカードなら何でも登録できます(家族カード、entaカード、StepOneカード、ハウスカードは除く)
ただUCSカードは基本的に0.5%還元のクレカしか発行していないので、クレカ積立の還元率も0.5%になるでしょうね。
月5万円を超える積立額に対する還元率は電話確認で「変更なし」と伺っていますので、仮に10万円積立なら月500pt、年間6,000ptは獲得できます。
年会費無料の「majica donpen card」などもありますから、すでにカードを持っている人にとっては良いかもしれません。
まとめ
以上が三井住友カードに代わるクレカ積立用カードのご紹介でしたが、個人的には
- アプラスカードが万人向け
- 東急カードが高還元狙える人向け
にオススメですね。
これらを使えば三井住友カードみたいに年間利用額とか気にしなくて済みますし、なにより同じぐらいの還元率が誰でも達成できるのは嬉しいところ。
毎年の100万円修行も不要ですから、もし0%還元でクレカ積立するぐらいなら考慮してみても良いんじゃないでしょうか。
ただ一つ注意点として、これらカードでクレカ積立する場合はそのカード会社(もしくは親会社)の仲介口座に変更する必要があります。
例えば、アプラスカードでクレカ積立したいなら金融商品仲介業者を「SBI新生銀行」に変更しなくてはいけないため、すでに口座を開設している人はその変更手続きが必要になります。
そして仲介口座になるとSBI証券内でのTポイントやdポイント等の他社ポイントが利用・獲得できなくなるので、投信マイレージなどで貯まるポイントもその仲介業者のポイントになります。
『ウェル活などのために貯めたいポイントを選びたい』って方には向かないので、ここだけは注意してください。
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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