松井証券の投信保有ポイントがSBI証券を抜く!ただし毎月エントリー必要かも

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投資

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



ちょっぴり地味だけど意外と使える「松井証券」がついに本気を出してきました!

なんと業界最高還元率となる「投信残高ポイントサービス」を今年11月1日に開始することを発表。

【松井証券】ニュース - 【松井証券】【業界最高還元率!】「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」開始のお知らせ
松井証券の2023年8月31日のニュースリリースです。【業界最高還元率!】「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」開始のお知らせ【松井証券】


これは現時点で最も還元率が高いSBI証券の「投信マイレージ」を超える還元率を提示していますから、2024年開始の新NISAとも非常に相性が良さそうです。

そこで今回は松井証券が新たに発表した「投信残高ポイントサービス」についてご紹介しますので、投資信託で資産形成を図っている方はぜひご参考ください。

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どこが凄い?松井の投信残高ポイントサービス


まず簡単に投信残高ポイントサービスについて説明しますが、このサービスは投資信託の保有残高に対して一定の付与率のポイントが貯まるサービスです。

これまで松井証券では「投資信託 毎月ポイント・現金還元サービス」という同じようなサービスがあったんですが、これは『信託報酬のうち販売会社が受け取れる報酬が税抜0.3%以上の投資信託しか還元対象にならない』という欠点がありました。

なので低コスト化したインデックスファンドのほとんどが対象にならず、あまり投資家の間では人気にならなかったんですね。


しかし新たに誕生した投信残高ポイントサービスはここを大きく変更!

松井証券で販売する投資信託の全銘柄に対して業界最高のポイント還元をすることを発表しました。



例えば、人気のeMAXIS Slimシリーズだとこんな感じ。


現状最も付与率が高いSBI証券と同等、ものによってはSBI証券より高い付与率となっています。

これはSBI証券が販売会社報酬が0.05%以下のファンドのみ販売会社報酬分を全額ポイントバックしているのに対し、松井証券は全てのファンドで販売会社報酬分を全額ポイントバックしているからです。


つまり

  • 販売会社報酬が0.05%以下のファンドはSBI証券と同率
  • 販売会社報酬が0.05%を超えるファンドはSBI証券に勝る

ということですから、松井証券マジでありかもしれません!


ちなみに繰り返しになりますが、これは低コストインデックスファンドだけでなく

  • レバナス
  • FANG+インデックス
  • インド株ファンド
  • アクティブファンド

等も全て対象ですから、『投資したいファンドはあるけど信託報酬が高くて躊躇していた』って人には心強いサービスですね。

iFreeレバレッジNASDAQ100の場合


仮に私が保有しているファンドで最も信託報酬が高い「iFreeレバレッジNASDAQ100」を100万円分移管した場合、還元率の差は以下のように倍以上変わってきます。

  • SBI証券 0.2%(年間2,000pt)
  • 松井証券 0.435%(年間4,350pt)


ポイント還元率が高いファンドほど信託報酬もバカ高いので当然といっちゃ当然ですが、意外と大きな差ではないですか?

特にリスク承知でこのようなファンドに投資している投資家にとっては、バカ高い信託報酬を実質的に安くする強力な方法ですから利用する価値はあると思います。

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さらに嬉しいのが、このサービスは全ての口座が対象となるところ。

つまり来年からの新NISAはもちろん、現行NISAや特定口座も対象となるため安心して利用することができます。


また他社で保有しているファンドを松井証券に移管した場合にもしっかりポイント還元されるので、現在他社でそれなりの金額を運用している人はこれを機に乗り換えるのもありかもしれません。

移管した場合にどれだけ獲得ポイントに差があるのかは保有ファンド、保有量によりますが、獲得できるポイント数次第では本気で検討の余地があると思います。


ちなみに他社から移管する場合は、移管手数料を松井証券が負担してくれるサービスも行われていますのでご安心を。


付与されたポイントは以下の使い道があります。

  1. 投資信託の積立
  2. PayPayポイントと交換
  3. dポイントと交換
  4. Amazonギフトカードと交換
  5. 商品と交換


このうち①投資信託の積立は対象ファンドが3種類しかなく論外で、②PayPayポイントは交換レートが悪い。

⑤商品との交換も割高商品しか扱っていないのでオススメできません。


なのでオススメとしては③dポイント④Amazonギフトカードですね。

どちらも等価で交換することができますし、dポイントなら定期的に実施される増量キャンペーンでお得に、Amazonギフトカードなら普段の買い物から国税の支払い、ふるさと納税などで活躍しますから。

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ここが残念。松井証券


ここまで良いところしか紹介してきましたが、個人的に残念なところが2つあります。

1点目はクレカ積立がないこと。


松井証券は「MATSUI SECURITIES CARD」という提携クレカがあるんですが、こちらでは投資信託の積立投資ができません(ショッピング利用で獲得したポイントで投資はできるが、クレカで直接投資するのは不可)


ライバルであるネット証券4社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券)全てがクレカ積立をやっていることを考えると、松井証券でできないのは痛いですね。

特にクレカ積立は保有資産額に関係なく還元がありますし、クレカ決済で簡単に投資できるからこそ投資初心者にはハードルが低いですからね。



2点目はポイントを獲得するために毎月エントリーしなければいけないこと。

これは投信残高ポイントの開始をお知らせするページに小さく記載してあったんですが、『毎月エントリーいただくだけで、全ての口座において保有する投資信託の残高に応じてポイントを還元いたします。』とあります。


これは逆に言えば毎月エントリーしなければポイント還元が得られないということですから、なるべく手間をかけたくないインデックス投資家にとっては見逃せない条件だと思います。

ましてSBI証券やマネックス証券、auカブコム証券はエントリー不要でポイント還元していますからね。


まぁ、エントリーを忘れるユーザーが一定数いることを見越して利益確保のためにこのような条件をつけているのかも知れませんが、本気でユーザーを獲得したいなら毎月のエントリーはなくすべきでしたね。

まとめ


少し残念なところはあったものの、また一つ投資環境が良くなったのは事実。

松井証券からは『この後も順次お得なサービスの提供を予定している』という言葉もありましたので、クレカ積立の導入や毎月のエントリー不要を期待しています。


個人的には今回の変更で『高コストファンドは移管しようかな〜』とも思ったんですが、やっぱり毎月のエントリーが面倒なのでやめました。

あとはもしかしたらSBI証券が対抗してくる可能性もありますし。


SBI証券はここ最近国内株式の売買手数料を無料化しましたし、新NISAでの顧客獲得にも積極的です。

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2023/9/30(土)発注分からSBI証券では国内株式の売買手数料がゼロに!現物取引、信用取引、S株(単元未満株)も対象です。SBI証券は投資をもっと自由に、あたりまえにを目指してお客さまと未来を切り拓いていきます。


なのでもしかしたら投信マイレージ還元率を松井証券と同等まで引き上げてくるかもしれませんから、あと1ヶ月くらいは様子見しようと思います。

また続報が入り次第ご報告しますね。



それでは今回は以上です。

また次回!

have a pandaful day

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