つみたてNISA59ヶ月目結果。つみニー対象ファンド140本中マイナスだったのは5本のみ

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月恒例のつみたてNISA結果公開回です。

最近まですこぶる調子の良かった米国株式相場ですが、少し先行きに警戒感が出てきましたね。


というのも、2月3日に発表された1月雇用統計では市場予想よりもはるかに強い内容を示す結果となっていましたし、14日に発表された米消費者物価指数(CPI)も予想を上回る前月比+0.5%の上昇。

翌15日に発表された米小売売上高も景気の底堅さを示す内容となっていて、依然として強い経済と購買力、インフレ圧力が示されました。

米国株、物価高長期化を警戒 「利上げで景気減速」懸念 - 日本経済新聞
米株式相場の先行きに警戒感が出てきた。市場の想定を上回る景気の底堅さや、物価の上昇を示す経済指標が相次ぐ。インフレを抑えるために、米連邦準備理事会(FRB)は一段の利上げを続けざるを得ないとの観測が台頭した。景気後退を回避しながらインフレが収束し、利上げも止まる――。年明けからの株高を支えてきた、楽観シナリオが揺らいで...


これら堅調を示す経済指標は経済の過熱感を抑えたいFRBにとっては、更なる追加利上げの検討やターミナルレート(利上げの最終地点)の引き上げ理由になりますから、状況的にはあまりよろしくないです。

実際、株価も1月ほどの勢いは完全に失せてますしね。


そこで今回はつみたてNISAの投資状況を振り返るとともに、つみたてNISA開始5年における各ファンド別リターンを紹介しようと思います。


このブログではつみたてNISAが開始された2018年からの資産推移を毎月公開しているので、『投資するとこんな感じになるんだな〜』と多くの人に知ってもらえると嬉しいです。

そして少しでも多くの人が投資を始めて、より良い人生にしていきましょう!

つみたてNISAに関する設定はこんな感じです。

投資銘柄:eMAXIS Slim米国株式(運用のみ銘柄が別であり)
投資金額:月33,333円
利用証券会社:楽天証券
投資方針:30歳・子なし・会社員とリスク許容度高く、運用可能年数も長いので米国株インデックスに集中投資
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結果発表

早速結果ですが、月3.3万円の投資を59ヶ月続けると309万円になりました!(投資元金は206万円)

先月の285万円からは24万円(約8.3%)も増えてますから、個人的には大満足ですね。


ただ、やはりこのぐらいの金額になると1ヶ月で月収分ぐらいは増減しますので、減った時でも焦って売却しないようお気をつけください。

今は少額で積立している人でもいつかは数百万円〜数千万円のお金を運用するようになりますから、早い段階で株式の値動きに慣れておくと精神を削られません。


ちなみにドル円もこの1ヶ月で再度円安方向にかなり動いたため、外国株式の円建て評価額は高めとなっています。

毎月ガンガン投資している私としては円高が望ましいんですが、日銀総裁のサプライズ人事もありましたし今はまだ耐え忍ぶ時ですかね。


以下がつみたてNISAを始めた2018年からの資産推移と銘柄別のリターンですが、順調に資産は拡大しています。

たった5年と短い期間ではありましたが、それでも長期・分散・積立を意識して投資すればこのように右肩上がりに少しずつ成長していきます。

来年からは新NISAが始まる関係でつみたてNISAは保有分を運用していくだけになりますが、この資産推移がどうなるかは非常に楽しみなので来年以降も紹介していきますね!

楽天バンガードは現在運用のみ。
今は全額eMAXIS Slim米国株式に投資しています。


ちなみに当然ですが、新NISAが来年から始まろうと今年分のつみたてNISAはやりましょう!

その分非課税枠が増えることになりますし、1日でも早くお金に働いてもらうことで複利が効いてきますから。

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つみニー対象ファンドはやっぱ強い


2018年1月から始まった「つみたてNISA」は先月で丸5年が経ちました。

その間、「毎月末に3万3333円ずつ投資し続けていたらどうなったか」という興味深いシミュレーション結果が日経新聞電子版に掲載されていましたので共有します。

日本経済新聞
日本経済新聞の電子版。日経や日経BPの提供する経済、企業、国際、政治、マーケット、情報・通信、社会など各分野のニュース。ビジネス、マネー、IT、スポーツ、住宅、キャリアなどの専門情報も満載。


上記記事によると、当初の対象ファンド140本のうち、5年間でマイナスだったファンドは5本のみで、ほとんどのファンドはプラスのリターンとなっていました。

これ、普通にすごくないですか?



ファンドのカテゴリー別(日本株、海外株・全世界株、バランス型)に見ても、多くの人が積立している米国株式や全世界株式は群を抜いてパフォーマンスが良かったです。


まぁ、この5年は積立投資にとって良い相場環境(+円安)だったこともありますが、それでもコロナショックや2022年の下落相場があったわけですから十分すぎる結果ではないでしょうか?

『大きく値を下げる場面はあったけど、これまで積み上げてきたリターンが下落幅を上回った』

リターンが優れた株式に投資していたからこその結果だと思います。


ちなみにマイナスになったのは全てバランスファンドで、これは債券価格の下落が原因

この期間では世界的にインフレが加速したことによって米国・EUを含め多くの国がガンガン金利を上げた結果、価格変動に強いはずの債券価格が大きく下落しました。

『安定的に運用していたゆえにこれまで積み上げてきたリターンが少なく、直近の債券・株式の下落幅を上回れなかった』、これがこの結果だと思います。


だからといってバランスファンドを否定するつもりはありません(もったいないとは思うけど)

元々、つみたてNISAの非課税期間は20年間ですから、まだたった1/4が過ぎ去っただけです。


いわばフルマラソンの10キロ地点、野球で言えばまだ2回途中、サッカーで言えば前半20分。

この時点でのパフォーマンスなんて優勢であっても、確定したわけではありませんから。



それにしても金融庁が厳選した優良ファンドばかりということもあって、全体的には良いパフォーマンス結果だったと思います。

つみたてNISA対象銘柄の多くは信託報酬も低く長期的に安定的なリターンが望めるファンドばかりですから、投資家は安心して長期保有することができます。


今回、良くなかったバランスファンドも債券価格が今後上昇していく過程でプラスになると思いますし、20年後には今より確実に成長しているでしょう。

なので我々はしっかりそんなファンドに投資を続ける。

それを意識していきましょう!



今回は以上です。

それではまた次回!

have a pandaful day

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