【CXSE】中国株投資20ヶ月目にて最大の上げ幅!ハイテク株の逆襲が来る?!

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月積立投資している中国株ETF「CXSE」の結果公開回です。


先日、ネットニュースで中国のゼロコロナ政策について解説しているものがありましたが、なかなか痛烈に批判していて面白かったです。

まぁ、私も完全な封じ込みは実質不可能だろうと思っていますし、仮にできたとしても経済への犠牲が大きすぎるでしょう。


実際、中国の国有企業を除いた民間企業に投資できるETF「CXSE」の基準価額は、2021年2月に最高値をつけてから▲50%を超える怒涛の暴落を経験し、いかに中国がとった政策・規制の数々が経済を弱体化させているかが分かります。


とは言っても政治体制によるカントリーリスクによって、異常なまでに割安化しているのが現在の中国株であり、本来のポテンシャルは米国と肩を並べるほどなのは、皆さんもどこかで聞いたことがあるんじゃないですか?

広大な国土と圧倒的な人口、豊富な天然資源に世界第二位の経済規模、さらには半導体からレアアースまでの主要産業における支配的地位、カントリーリスクさえなければまさに米国に並ぶ強国です。


それでありながら米国株と相関性が低い中国株は、米国株インデックスメインの私にとってはかなりリスクヘッジとして有効な手段だと思っています(日本や欧州株は相関が高すぎて、分散投資になりづらい)


債券や金などでリスクヘッジも考えましたが、長期のパフォーマンスはやっぱり株式が1番ですからね(長期リターンは株式>国債>金>現金の順)

そう考えると株でありながら米国株インデックスとは違う動きの中国株インデックスは、意外と相性のいい投資先かもしれませんね。


実際、ここ数週間の値動きも綺麗な逆相関の動きをしていますし。


なので私も毎月コツコツと安値の中国株を拾って、どんな相場になっても資産が増える盤石なポートフォリオを作っていこうと思います。


今回はそんな中国株ETFでも成長性が高い中国版QQQこと「CXSE」の投資結果を公開しつつ、直近のマーケットを振り返ってみようと思いますので、気になる方は参考にしてくれると嬉しいです。


積立設定と投資方針はこんな感じです。

投資金額:約3万円/月
利用証券会社:SBI証券
投資期間:20ヶ月
投資方針:ポートフォリオの5%まで積立投資
投資目的:米国株と逆相関の中国株でリスクヘッジしつつ、ハイリターン狙い


それではよろしくお願いします。

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先月より上昇ペースが加速し、2ヶ月で24%アップ


まずは株価の動きですが、この1ヶ月のパフォーマンスは+19.6%と大きく上昇しました!

久々に10%を超える大幅上昇ですし、「2ヶ月で25%近くの上昇!」とか2020年12月〜2021年2月以来ですよ(2021年2月がCXSEの最高値でした)


ようやく下落相場も終わったかな?なんて考えちゃいますが、実はあながち間違いでもなさそうです!(*’▽’*)

欧州を拠点とする世界有数の金融グループである「BNPパリバ・アセットマネジメント」のアジア太平洋担当シニア投資ストラテジストがブルームバーグの取材に、『中国株式相場の転換点が訪れた。最悪期は過ぎた』と話し、実際そのような経済データもちらほらとで始めています。

中国株の最悪期過ぎたか、当局のテクノロジー企業調査終了近いと報道
中国株式相場の転換点という意味では、これほど期待が大きい状況は、そうはない。


これを受けて私の運用状況も最悪期を抜けて、少しずつですが含み損が減っていっています。

現在は米ドル建てで▲20.6%の含み損(4月▲37%、5月▲32%

金額ベースだと1,225ドルもしくは4万円の含み損と、一時期の▲2000ドルと比べたらだいぶ減りました!

上がドル換算、下が円換算です


あの時は投資したお金がどんどん溶けていく恐怖が半端なかったですし、精神的にもかなり辛い期間でしたね。

せっかく投資しても投じたお金が来月には20%なくなってるとかありましたし、メンタル修行期間でした!ww


あとはこの上昇が一過性のもの(ブル・トラップ)ではなく、持続的に続くかを今後もウォッチしていきます。

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ハイテク株の見方変わる!今回の上昇も牽引


世界的に株価が下落する中で中国株を牽引したのは、今まで規制によって苦しめられ続けたハイテク銘柄の急上昇が大きいです。

というのも、長く厳しかった締め付けがようやく緩んできたばかりか、極端に低いバリュエーションに釣られて世界中から投資マネーが集まりつつあります。


そして続々とポジティブなニュースが発表されています。

  • CXSE組入2位のアリババ傘下のフィンテック企業「アント・グループ」が再度、IPOを検討していること
  • 約2ヵ月ぶりに計60タイトルの国産ゲームの承認を発表したこと
  • 約3憶8000万人のユーザーを抱える配車サービス「滴滴」に対する罰則がわずかな罰金で終わるかもしれないこと


また中国全体としても

  • ロックダウンが終了して経済活動が再開したこと
  • 5月の工業生産と小売売上高が市場予想を上回ったこと
  • 新型コロナウイルス禍で打撃を受けた国内経済の持ち直しに積極的に支援していること


このようなニュースを受けて、海外の機関投資家は金融引き締めが激しい米国や欧州よりも、中国の経済政策の方が相対的に株価に優しいと判断したのでしょう。


実際、この1ヶ月のCXSE組入上位5銘柄の動きを見てみましょう(ちなみにこの5銘柄で全体の32%)


どれも爆上げですね!

特にアリババは40%上昇と群を抜いた動きを見せ、調子の悪い米国株とは対照的な結果となりました。


まぁ、アント・グループは史上最大規模のIPOと言われていましたし、展開している決済アプリ「アリペイ」は10億人を超えるアクティブユーザーを抱えてます。

ここから得られる膨大な個人情報や属性、消費性向などのデータはまさに宝の山ですし、同じグループ内の別サービス(資産運用や融資、保険など)に誘導することもできるなど、2020年に上場する時はかなり有望視されてましたからね。



ただ、まだしばらくは「中国政府が一時的に規制を緩めているだけ」という見方もできますし、米国による中国ハイテク株への圧力・規制の懸念は今後も続くので、積立を続けつつもまだまだ警戒したいと思います。

また動きがあれば紹介しますね!


それではまた次回!

have a pandaful day

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