ども!
節約投資家のぱんだマンです。
2023年7月24日より、楽天証券が個人向け債券取引サービスを大幅拡充し、「債券マルシェ」として提供開始することを発表しました。
債券マルシェでは米ドル建ての既発債を中心に常時200銘柄以上の外国債券を取り扱い、個人投資家向けに比較的少額から取引できるようです。
また、取り扱い債券を増やすだけでなく、
- 購入時の約定価格を事前に確認して発注できること(これまでは約定前は参考価格のみ表示)
- お好みのキーワードから検索できる機能
- 通貨や利率、残存期間などの条件で債券の絞り込みができる機能
など新たな機能を実装することでかなり使いやすくなっています。
実際、債券投資の王道である米国債券は100ドルから購入できますし、その種類もトレジャリーノートやストリップス債など含めて全部で12銘柄もありました。
※トレジャリーノート・・・償還期間が1年超10年以下の中期国債
ストリップス債・・・年に2回の利払いがない代わりに額面よりも安く購入できる債券
直近の利回りはFRBによる利上げでかなり魅力的な水準になっていますし、今は逆イールドで短期債券の利回りが長期債券を上回っている状態ですから投資妙味があるかもしれません。
ただライバルのSBI証券はほぼ同じラインナップで35銘柄と3倍近く取り揃えていますから、利率や販売価格、償還日等を比較して購入する必要があると思います。
社債に関してはオラクルやベライゾン、クアルコム、スターバックス、インテルといった名だたる企業が勢揃いしていますし、アップルやマイクロソフト、エヌビディアといったビッグ7の社債も扱われています。
こちらは逆にSBI証券よりも楽天の方が取り扱い銘柄が豊富ですし、検索性能も圧倒的に上なのでオススメです。
ちなみにこういった生の債券は「AGG」や「TLT」といった債券ETFと違って満期まで持っていれば額面が100%返ってきますから、価格変動リスクを気にする必要がないところも良いところだと思います。
もちろん米ドルで投資する以上為替リスクはありますが、市況で価格自体が大きく変わるETFと違ってメンタル的にも保持しやすいのはかなりのメリットですね。
まとめ
個人的にはまだまだ株式100%で積極的にリスクを取りにいく段階だと思っているので利用するつもりはありません。
ですが一投資家として、米国債など王道の外国債券という選択肢が広がることは良いことだと思います。
それにこういった投資環境の向上は将来的に私が資産を守る段階に入った時に役に立ちますし、「今後近いうちに老後に入る」といった方にもプラスになるでしょう。
債券はうまく使えば定期預金みたいに安定した収入を得ることに使えます。
ポートフォリオの下落耐性を強化するのにも使えますから、気になる方はぜひ一度ご検討ください。
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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