ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月投資している「レバナス」の投資結果を公開しようと思いますが、つい先日に米国主要銘柄の決算発表が終了しました。
全体的にはまちまちな内容と言えますが、ドル高による業績不振を予想していた私としては『結構良かったかな』って印象でしたね。
- テスラ・・・決算✖️。売上高と利益がともに市場予想を下回る。
- Google・・・決算△。増収増益だったが、クラウド部門が市場予想を下回る。
- Microsoft・・・決算○。AI事業が牽引して利益、売上高ともに市場予想を上回る。過去6四半期で最も好調な売上高を記録。
- Meta・・・決算○。売上高と利益がともに市場予想を上回る。デジタル広告の回復と積極的なコスト削減が成功。
- Amazon・・・決算○。前年同期比で純利益3.4倍、営業利益4.4倍で売上高と利益がともに市場予想を上回る
- Apple・・・決算△。売上高と利益は市場予想は上回ったものの、iPhone以外の売上高が大きく減少。4四半期連続の減収
特にAI事業で今のところ唯一マネタイズに成功しているマイクロソフトの売上高成長率は、中核事業であるクラウドサービスで前年同期比29%増と高い率での成長を続けています。
またChatGPTの他にも更なる新技術を自社のアプリケーションに導入することも今後予定されているそうで、ますます成長していくことが予想されます。
こういったニュースを見ると、やはり米国株の将来は明るそうですね。
それでは今月もハイリスク・ハイリターンなレバナス投資結果と米国経済の近況等を紹介しますので、一発逆転を狙いたい個人投資家の方は参考にしてください。
私なりのレバナス投資方針です。
- 積立額は毎月3万円、SBI証券の特定口座でクレカ積立
- 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
- 総資産の3.3%までは毎月購入し、3.3%を超えたら積立を中止・減ったら再開
- 含み益がどれだけ膨らんでも売却はなし
ここ1ヶ月の株式相場と投資結果

まずは主要株価指数の推移ですが、この1ヶ月どの指数も弱かったです。
- 長期金利の高止まり
- 中東情勢の悪化
- 下向きの業績修正や業績見通し
- 消費者心理と景況感の陰り
など、投資家がリスクオフに動くような出来事が多かった気がします。
特に中東情勢の悪化はウクライナ・ロシアに続く地政学リスクの上昇要因ですし、これが東アジアの不安定化にもつながる恐れもあることから油断できません。
また10月のパフォーマンスはS&P500とナスダック100において2018年以来最悪となり、ナスダック100にいたっては3ヶ月連続のマイナス(▲11.3%)になりました。
まぁ、この3ヶ月で長期金利は3.95%から5%近くまで上昇していますから、この上昇が企業の自社株買いや設備投資を阻害し、借入コストの上昇によって利益率を圧迫。
結果的にパフォーマンスを押し下げる要因になったと思われます。

このように米国株式相場にとって引き続き厳しい1ヶ月となったため、レバナスの基準価額も下落しています。
直近1ヶ月のパフォーマンスは▲2.07%と、先月の▲11.07%に続いて悪い結果となりました。

現在のリターンはご覧の通り積立金額95.5万円に対し評価額は約95.9万円!
ほぼ全ての利益は吹き飛び、プラマイゼロって感じです。


ただ悪いニュースばかりではありません。
まず、11月というのは1年で株価が最も上がりやすい月として知られ、ナスダック100の過去50年平均は+2%近くの上昇を記録しています。
またこれまで足を引っ張ってきた長期金利についても良いニュースが出てきました。
11月1日に終了したFOMCでは政策金利の水準を2会合連続で据え置くことを決定し、FOMC後の会見では金融引き締め局面が終了した可能性まで示唆しました。

つまりこれ以上の利上げの可能性はほぼなく『株式にとって最大の敵のピークは過ぎた』ってことですから、今後は必要以上に売られていた株の買い戻しがあるかもしれません。
特にこれまで散々だった超大型株以外の銘柄が買われれば、指数全体が下支えされて大きく上昇すると思います。
実際S&P500になってしまいますが、過去8回の金融引き締めサイクルでは最後の利上げから1年後に平均13%上昇したとあります。
それを踏まえると今は買い場とも考えられますから、レバナス保有者にとっては厳しい期間となっていますが、引き続き淡々と積立&鬼ホールドでいいと思います。
今回のご報告は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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