ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月恒例のレバナス定期報告回の2月編です。
2022年に入ってから相場は反転、前月にはついに今までの含み益を全て吐き出してマイ転してしまいました…orz
そんな状況の中、勃発したウクライナとロシアの戦争。
レバナスに投資している個人投資家の中には『このまま投資し続けて大丈夫なの?』と不安な方もいると思います。
この点については色々な意見があると思いますが、正直私はさほど心配していません。
なのでそこら辺を現在の保有状況とともに紹介できればと思います。
それでは今月も愚直に積立したレバナスの保有状況と2月相場を振り返っていきましょう。
過去のはこちらから
私なりのレバナス投資方針です。
- 積立額は毎月3万円、最もお得なSBI証券でクレカ積立(理由はこちらから)
- 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
- 総資産の10%までは毎月購入
- 10%を超えた分は総資産の25%になるまで運用のみ
ちなみに他にも中国株ETFにもサテライト枠で投資しています。
それらの投資状況もブログで公開していますので、ぜひ確認してみてください。
それではレバナス投資13ヶ月目の結果をご覧ください♪
指数は下落し、含み損も拡大中
まずは主要株価指数の振り返りですが、この1ヶ月も前月に引き続き下落基調でした。
その中でもとりわけナスダック100が▲4.49%と下落率が高く、改めてそのリスクの高さが伺えます。
そしてレバナスにはレバレッジがかかっている分、下げも加速度的に落ちていきます。
この1ヶ月も後半は盛り返しているものの、全体的には右肩下がりです。
この1ヶ月の騰落率は▲12.18%。
先月の▲23.48%に引き続き、なかなかの下げっぷりです。
この大幅下落を受けて、先月までの含み損はさらに拡大。
▲7.12%だった含み損が▲10.10%になってしまいました。
覚悟していたことですが、それでも本当にレバナスは振れ幅が大きいです。
上昇局面では無類の強さを発揮しますが、相場が弱気入りした瞬間から含み益とメンタルをガシガシ削ってくる諸刃の剣です。
リターンを積極的に望む人以外は、素直にレバレッジのかかっていない普通のナスダック100投信(iFreeNEXT NASDAQ100インデックスなど)で良いと思います。
レバなしでも十分S&P500や全米株式より期待リターンは高いですからね。
ちなみに同時期に積立開始したレバレッジなしのナスダック投信も、現在は▲3.38%と先月より含み損拡大中です。
ですが、それでもレバありの▲10.10%と比べれば全然メンタルの落ち着きようは違うと思います。
リスク許容度は人によって異なりますので、『無理だ』と感じられたなら傷が浅いうちに撤退するのもいいと思いますよ。
もちろん個人的にはレバナス民として続けてほしいですが、それでも積立投資は継続できなきゃ意味がないですからね。
戦争でインフレ退治は最優先事項でなくなる
戦争が起きたことは非常に残念ですし、私はロシアの侵攻を断じて許すことはできません。
それは元自衛官として揺るぎない気持ちです。
ただし米国(FRB)の金融政策にとっては、今回の戦争によってプラスの効果があったと思います。
というのも1月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比7.5%上昇と、はっきりいって異常事態でした。
これを抑えるためには早急な利上げと利上げ幅の上昇、QT(量的引き締め)の早期敢行が必要だったんですが、これが戦争によって優先順位が後退します。
とりわけロシアに対しての強力な金融制裁によって金融市場は荒れやすくなっています。
これを安定させるのが目下の最優先事項になるでしょう。
もちろんインフレを完全放置する訳にもいきませんから3月から予定していた0.25%刻みの利上げは実行されるでしょうが、それ以降の利上げは緩やかなペースになってQTはしばらく実行されないと思われます。
そうなると高PER株が多いナスダック銘柄が続々と復活し、レバナスも合わせて回復するって訳です。
実際、戦争が始まった2月24日から(厳密には2月23日から)ナスダック100指数は右肩上がりになっていますし、調整局面が終わった可能性があります。
この上昇がどこまで続くのか、0.25%の利上げを乗り越えて最高値を更新できるレベルなのかは正直わかりません。
ただリスクオフだったハイテク株全般が改めて見直されている状況を見ると、少しはレバナスに関してもポジティブに捉えても良いと思います。
今回の記事が少しでも役に立てば嬉しいです。
それではまた次回!
have a pandaful day
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