ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月恒例のレバナスに月3万円積立投資した結果を公開する定期報告回3月編です。
『一時期はどうなるのか』と思った欧米の金融不安ですが、なんとか落ち着いてきましたね。
結局のとこ、
- 1番危険視されていたクレディ・スイスは同じスイスの二大銀行であるUBSに買収
- 発端となったシリコンバレー銀行は米地銀のファースト・シチズンズに買収
- 同じく破綻したシグネチャー・バンクもNYCB傘下のフラッグスター・バンクに買収
このように引受先が決まったことで市場の混乱はだいぶ収まりました。
また、1週間で1200億ドル(15兆円)とも言われた中小銀行から流出した預金額についても、先月16日から22日にかけて僅かにではあるが回復を見せていますし、資金繰りが危うい銀行に向けたFRBからの融資についても最近は減少しているようです。
これらは金融不安が薄らいでいることの証左ですから、とりあえずは世界信用不安の危機は脱したと思います。

そこで今回も
- 米国の経済状況
- 今月も積立したレバナスの保有状況
について紹介しますので、ナスダック系に投資している人は参考にしてください。
私なりのレバナス投資方針です。
- 積立額は毎月3万円、最もお得なSBI証券でクレカ積立(理由はこちら)
- 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
- 総資産の3.3%までは毎月購入し、3.3%を超えたら積立を中止・減ったら再開
- 含み益がどれだけ膨らんでも売却はなし
株式相場と投資状況

まずは主要株価指数の推移ですが、この1ヶ月はどの指数も上昇。
その中でも特に強かったのがレバナスの元指数となるナスダック100指数で、1ヶ月で7%近くも上昇しました。
これでナスダック100は昨年12月の安値から20%戻して強気相場入りですね!

ここまで上昇した背景ですが、やはりインフレが順調に沈静化してきてFRBによる利上げが最終段階に入っていることが大きいかと。
最新の経済指標(PCEやCPI)を見てもインフレの鈍化は顕著ですし、FRBも米地銀2行の破綻を受けてこれ以上の過度な利上げは控えることが予想されています。
それに、2022年に株価が下がり続けたことでナスダック銘柄のバリュエーションは相対的にかなり魅力的になっていますし、いずれ来る景気後退に対してもハイテク株は強いです。
そうなると株価は先見性がありますから、景気後退時のFRB利下げを折り込み始めているのかもしれませんね。
レバナスのここ1ヶ月の動きも昇竜拳をブチかますが如く上昇しています。
この1ヶ月のパフォーマンスは+18.64%と先月の▲5.5%を補って余りある高騰を見せました。

これを受け、私の現在の評価額は買付金額71.5万円に対し63.4万円。
8万円以上の含み損を抱えていますが、先月と比べるとその額は半分程度まで減少しました。
レバナスはこれぐらいアップダウンの激しい投信ですから、リスク許容度の範囲内での投資がマストです(特に長期投資なら)
決してリターンが望めるからとポートフォリオの数十%を占めらせることなく、ポートフォリオ全体で数%に留めることをオススメします。


最後に、4月というのは例年、株価が上がりやすい月として知られています。
というのも4月は税の支払いが終わり、米国の投資家が心機一転新たなポジションを持つことが多いからです。
実際、ナスダック100と構成銘柄が似ているS&P500の1928年からのデータを確認しても、1年間で最も強いのが7月、12月、4月の3ヶ月で、そのうち4月は65.3%の確率でマーケットはプラスとなっています(平均+1.3%)

加えて今年は大統領選挙前年の年。
現職の大統領が翌年の大統領選挙をにらんで景気刺激策を打ち出しやすいことから株価は上がりやすく、過去80年間での勝率は95%とめちゃめちゃ高いです。
このような追い風があることからも、4月についても引き続き強気に私は見ています。
まぁ、だからと言って毎月の積立投資だけで追加投資はしないんですけどねww
ですが、せっかく利上げの終わりも見えてキツかった下げ相場が終わったかもしれないんですから、すでに投資している人は強気に、これから投資している人は良いエントリーポイントになるんじゃないでしょうか。
個人的にはここで含み損をなくすつもりで見守っていこうと思います。
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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