ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月積立している中国株ETF「CXSE」の結果公開です。
先月のはこちら↓
ここ最近下落中の中国株ですが、9月相場はどうなっているのでしょうか。
最近の情勢と合わせて、私の投資状況を公開しようと思います。
私は情報技術セクターこそこれからも最も伸びると思っているハイテク信者ですので、米国ハイテクのナスダック100、中国ハイテクのCXSEに期待して毎月積み立てしています。
今はまだ米国一強の時代なので、CXSEへの投資割合はまだ低いですけどね。
ですが、いずれ中国がアメリカを抜くことになっても、投資していればリターンは得られますので今のうちに投資しておく妙味はあると思います。
このブログでは定期報告として毎月結果を公開しますので、中国株で『リターンを少しでも増やしたい』もしくは『将来有望な中国のハイテクセクターをポートフォリオに少しでも入れておきたい』という人は参考にしてください。
CXSEの積立設定はこんな感じです。
投資金額:約3万円/月
利用証券会社:SBI証券
投資期間:11ヶ月
それではいってみましょう。
結果は良くない
早速結果から公開しますが、正直ここ最近のパフォーマンスは悪いの一言です。
下記の現在の評価額をご覧ください。
上の段が外貨建評価損益、下の段が円換算評価損益になります。
外貨建て評価で-18% (゚o゚;;
金額ベースだと6万5000円のマイナスです(T-T)
先月公開した記録では-13%だったので、さらに下落した形になります。
実際今年の2月にピークをつけてから、度重なる規制強化によってCXSEは絶賛下落中。
インターネット関連、ゲーム関連、教育関連、規制を強化したものを挙げればキリがありません。
そして中国の規制・統制強化の5カ年計画がまだ始まったばかりのことを考えると、どこまで下げるのかは正直見当もつきません。
個人的にはかなり痛いですが、中国株に投資する上でのカントリーリスクは覚悟していたのでまだリスク許容度の範囲内です。
そして最近の下落の原因とされているのが、ニュースでも取り出されるようになった中国不動産開発大手「恒大集団」のデフォルト危機です。
恒大集団のデフォルトはリーマンショック並みか
現在、中国不動産開発大手の「恒大集団」がデフォルトの危機に陥っています。
連日ニュースでも取り上げられているので、覚えのある人も多いと思います。
中国経済躍進の理由の一つが大規模な不動産開発によるものだと考えれば、業界2位の企業のデフォルトはあまりに影響が大きすぎます。
もし本当にデフォルトすれば20万人を超える従業員や、関連会社や下請けなど380万人以上に影響すると言われていますからね。
また恒大集団が所有している多くの不動産が投げ売りされることで、本来は倒産の危機のなかった競合他社の物件も売れず連鎖倒産が危惧されています。
加えて自社のローンなどを組み入れる理財商品を作っては、最大年13%程度の高利回りで富裕層などに販売していました。
これはまさにリーマンブラザーズが信用度の低い借り手向けの高金利住宅ローン「サブプライムローン」を証券化商品に組み入れ、金融機関や富裕層に販売していた経緯と似ています。
もし恒大集団がデフォルトして信用不安が他のデベロッパーや金融機関、個人に伝染し、中国経済全体で信用収縮が発生してしまえば、世界経済および金融市場にとって大きなマイナス要因になるでしょう。
そこで期待されているのが政府による救済ですが、これは微妙なところです。
中国経済に深刻な影響を与えると見れば介入することはあると思いますが、「共同富裕」(富の再分配)を掲げる今の中国が世界企業番付「グローバル500」に名を連ねており、売り上げベースで世界最大規模の企業を救うとは思えません。
中国政府はかねてより不動産業界のバブルに警鐘を鳴らしており、規制も行っていましたからね。
よっぽどな状況にならない限り救済はないと思います。
なので後は難しいですが、恒大集団が資産や事業の売却を成功させ、理財商品や社債の償還期限に間に合わせ続けるしかないと思います。
個人的に暴落には巻き込まれたくないのでなんとか恒大集団には頑張って欲しいですが、しばらくCXSEのマイナスは続きそうですね。
今回は以上です。
それではまた次回!
have a pandaful day
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