ども!
節約投資家のぱんだマンです。
クレカ積立可能な証券会社がまた1社増えました!
PayPay証券は2023年10月16日から、PayPayアプリ内の「PayPay資産運用」にてPayPayカードを使った投資信託の積立投資サービスを開始することを発表しました。

積立上限は主要ネット証券と同じく5万円で、気になる還元率は「PayPayカード」・「PayPayカードゴールド」ともに0.7%となっています(上限350p/月)
その他細かい部分は以下の通りです。
積立設定可能額 | 毎月100円~50,000円 (ボーナス設定不可) |
購入頻度 | 毎月 |
注文日 | 28日 (引き落とし日は翌月27日) |
対象アプリ | PayPay資産運用 |
対象商品 | PayPay資産運用で取扱いの投資信託全て |
ポイント付与日 | 積立日の30日後 |
付与ポイント | PayPayポイント |
新NISA | 対応予定 |
基本的なことは他の証券会社で実施されているクレカ積立と変わらない内容で、取り扱いのある投資信託をクレカで購入して購入額に合ったポイントを獲得する流れとなっております。
ただ1つだけ注意点があって、PayPayの場合はPayPayアプリ上の「PayPay資産運用」がクレカ積立の対象となっており、これはPayPay証券のサイトでクレカ積立できるわけではありません(PayPay証券の口座開設は必要)
要はPayPay証券にログインして購入するのではなく、PayPayアプリ上のPayPay資産運用でクレカ積立する感じでしょうか。

非常にややこしいですが、両者で購入できる銘柄が大きく違いますので注意してくださいね。
一応、PayPay資産運用でクレカ積立できる銘柄一覧を貼っておきます。

ちなみにPayPayは先月からPayPay残高(PayPayマネー、PayPayポイント)を使った投資信託のつみたて購入にも0.5%分のポイントを付与する「PayPay資産運用つみたて還元プログラム」を実施しています。

今回のクレカ積立はこれと併用することが可能ですので、合計すると月10万円(0.6%還元)までポイント還元がある決済手段で積立することが可能です。
なので投資資金に余裕のある方やポイント還元を狙っている方にとっては利用価値あると思います。
私はオススメしないけどね…

ただ個人的な意見を言わしてもらえば、多くの人はこのサービス使わなくていいと思います。
理由は2つ。
- ポイント還元がしょぼすぎて話にならない
- 即売りに適したファンドがない
まず一つ目ですが、0.7%還元ってフツーにしょぼくないですか?
現在主要なネット証券のクレカ積立の還元率は0.5%〜1%となっていますが、
- SBI証券は年会費無料ゴールドで1%還元(プラチナプリファードなら5%還元)
- 楽天証券は楽天ギフトカードの購入方法によっては2%還元以上
- マネックス証券はノーマルカードで1.1%還元
- auカブコム証券もカードに関係なく1%還元
とどれも0.7%還元を大きく上回っていますし、楽天証券を除いて投信保有ポイントによるポイント還元もあります。
投資資金に余裕があるなら少なくともこの4社で月20万円の投資をすればいいだけですし、わざわざ取り扱いファンドも少なく投信保有ポイントサービスもないPayPayでクレカ積立する必要はないと思いますね。

また2つ目の理由として、その取り扱いファンドの貧弱さがあります。
上記で紹介したようにPayPay資産運用で購入できるファンドはたった24ファンドと他社と比べると圧倒的に少ないです。
またそのうち長期投資に適したファンドは
- eMAXIS Slimシリーズ
- たわらノーロード日経225
- はじめてのNISA全世界株式
これぐらいしかありません(PayPay投信シリーズは実質コストが高めなのでオススメしない)
即売りが目的だとしてもラインナップに低コストな債券ファンドはありませんから、購入から売却までのタイムラグでかなり価格が変動する可能性が高いです。
それでいて毎月獲得できるポイントは350pt程度ですから、正直旨みはなくコスパが悪いと思いますね。
以上のことから私自身は利用するつもりはありませんし、皆さんにもオススメしません。
利用する証券会社が増えればその分管理する手間もかかりますし、お得なサービスの全てを利用する必要はありませんからね。
自身にとって何が必要かを改めて考えて、利用するサービスを取捨選択していけばいいと思います。
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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