ども!
節約投資家のぱんだマンです。
もう今年も残り1ヶ月ということで、キリ良く2022年からつみたてNISAを始めようと考えている方はいませんか?
「投資を始める」こと自体は大変素晴らしいことですが、つみたてNISAを始めるなら2021年のうちから始めたほうが良いということを今回は説明したいと思います。
私は2018年のつみたてNISA開始時から利用して、現在つみたてNISAだけで約250万円の資産を築いたサラリーマン投資家です。
保有状況や投資商品など毎月公開しているので、詳しく知りたい方はこちらからお願いいたします。

それでは本題に行ってみましょう!
2021年の枠は今年までしか使えない

つみたてNISAは、毎年40万円を上限に2042年まで最長20年間非課税で投資ができる制度なんですが、その年の40万円の枠はその年にしか受け付けられません。
つまり2021年の枠は2022年1月1日になった瞬間に使えなくなります。
正しくは2022年の枠での投資になるため、2021年の枠は利用不可になります。
なので2022年から始めようとした場合、2021年の非課税枠を使わずに捨てることになるので非常にもったいないです。
これは上限40万円いっぱいまで使えていない人も含まれます。
『まだ投資できる余力はあるけど、少し不安だから持っておこうかな』と考えてもかまいませんが、2021年の枠はもう2度と使えないことだけは理解してください。
つみたてNISAはiDeCoや確定拠出年金と違っていつでも売却することは可能です。
なので生活防衛資金をしっかり備えている家庭は、ボーナス等で上限いっぱいまで投資してもいいと思います。
ドルコスト平均法はつみたてNISAであまり効果を発揮しない

この前上記のつみたてNISAの枠の話を知人にしたのですが、『12月にまとめて入金するとドルコスト平均法が〜』と渋ることがありました。
その知人はインデックス投資家なのでその理屈も分かるのですが、先ほども紹介したようにつみたてNISAは1年毎の枠が20年間非課税になるシステムです。
なので仮に同じ投資商品に2042年まで積立投資したとしても、満期が来るタイミングは1年毎にズレます。
- 2019年の枠は2038年に満期
- 2020年の枠は2039年に満期
- 2021年の枠は2040年に満期
- ・・・・
- ・・・・
- 2041年の枠は2060年に満期
- 2042年の枠は2061年に満期 ←今の所ここで終わり
このような感じで運用されていくので、ドルコスト平均法は同じ年の12ヶ月の取得単価が平準化されるだけなんですね。
通常ドルコスト平均法は10年、20年と積立を続けることで、その間の高値掴みを防いで底値を拾うことで取得単価を平準化させるのですが、つみたてNISAの場合は1年毎に枠が異なるため平準化される取得単価はその年の12ヶ月分のみです。
たったの12ヶ月ではそこまでドルコスト平均法が活かせないと個人的には思います。
まぁ、各年毎に見ずにトータルで見れば平準化されるんでしょうけど、満期が最長24年もズレるつみたてNISAでトータルを見るのは間違いなんじゃないかと思います。
結論としては『12月にまとめて入金するとドルコストが〜』とか考えず、とにかく入金することの方が将来的には大きなお金になるってことです。
結論
つみたてNISAに限らず長期の資産運用については、タイミングを図って適切な時期に始めるよりも、とにかく早く始めたほうがいいことが多いです。
まして私たち一般投資家はプロと比べると、テクニックも読みも持っている情報も負けています。
だからこそ少しでも早く、そして長く市場に居続けられる一般投資家の強みを活かしたインデックス投資でコツコツ増やそうとしているのに、やれ『今はバブルだ』とか『今のPERは過去10年のPERより割高』とか気にして躊躇していては、結果的に機会損失しているんです。
最良のタイミングなんて誰にも判別できませんし、仮にできても満期のタイミングで見たら誤差レベルです。
なので余剰資金がある方、生活防衛資金をしっかり持っている方は上限いっぱい使って将来に備えたほうがいいと思います。
今回は以上です。
それではまた次回!
have a pandaful day
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