ども!
節約投資家のぱんだマンです。
ナスダック100に投資している方に超朗報です!
なんと元祖ナスダック100投信ともいえる「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」が遂につみたてNISAの対象商品に追加されました(適用日:2023年10月5日)
ナスダック100指数を対象とした投資商品としては国内初のつみたてNISA対象ファンドとなり、S&P500や全世界株式などが一般的だったつみたてNISA対象ファンド一覧に風穴を開けてくれました。
また、つみたてNISA対象ファンドになるということは来年開始の新NISAにおいても「つみたて投資枠の対象になる」ということですから、
- つみたて投資枠でMAX600万円
- 成長投資枠でMAX1200万円
このどちらも「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」で埋めることが可能となります。
まぁ、ここまで振り切れる人は少ないでしょうが、それでも投資できる商品の幅が広がったということは喜ばしいことだと思いますね。
ちなみに今回「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」がつみたてNISA対象銘柄に選ばれた理由は、簡単に言えば設定から5年が経過してつみたてNISA対象商品の要件を全て満たしたからになります。
ナスダック100指数はS&P500や日経225、ACWI(オルカンの指数)と違って、つみたてNISA対象の指定インデックスには入っていません。

そのためつみたてNISAの対象商品となるには、以下の要件を全て満たす必要があります。
- 信託契約期間が無期限又は20年以上であること
- 分配頻度が毎月でないこと
- ヘッジ目的の場合等を除き、デリバティブ取引による運用を行っていないこと
- 純資産額が50億円以上であること
- 信託設定以降、5年以上経過していること
- 信託の計算期間のうち、資金流入超の回数が2/3以上であること
- 主たる投資の対象資産に株式を含むこと
- 販売手数料、解約手数料、口座管理手数料がノーロード(無料)であること
- 受益者ごとの信託報酬等の概算値が通知されること
- 金融庁へ届出がされていること
- 国内資産を対象とするものは信託報酬が税抜1%以下であること
- 海外資産を対象とするものは信託報酬が税抜1.5%以下であること
そしてこの要件のうち「5年以上経過している」という部分がこれまで引っかかっていたんですが、2023年8月末、遂に設定から5年を迎え全ての要件がクリアに!
念願のつみたてNISA対象商品に追加されたわけです。

これはひとえに大和アセットマネジメントが積極的に商品開発をした結果であり、他社に先んじて国内初のナスダック100投信を誕生させた成果だと思います。
なにせ後追いしてナスダック100投信を設定した他の運用会社は、早くとも2025年にならなくては新NISAのつみたて投資枠対象商品にすることができません(ニッセイに至っては2028年)
その頃には既に「iFreeNEXT NASDAQ100」にはかなりの資金流入が見込めているでしょうし、新NISAを最速5年で満額埋めようとしている果敢な投資家の資金も大部分ゲットしてますから。

ただ個人的には、このめでたいプレスリリースと同時に信託報酬も最安のニッセイNASDAQ100と同率に引き下げていれば『ナスダック100投信においては絶対王者になれたのにな』とちょっと残念です。
そしたら成長投資枠においても「iFreeNEXT NASDAQ100」に投資する投資家が増え、運用会社的にはつみたて投資枠と成長投資枠の両方から莫大な資金流入が見込めて美味しかったでしょうに。
また投資家サイドとしてもコストが下がるのは嬉しいですし、ニッセイと同率なら『iFreeNEXTでつみたて投資枠も成長投資枠も1本化したい』って自分は思ったんですけどね。
大和さん、まだ間に合うから早く引き下げ発表して!ww

新NISAの投資戦略変えます!
まぁ、そんなわけでナスダック100をコア資産にしている私は新NISAの投資戦略を変更します。
今までの戦略
- つみたて投資枠:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- 成長投資枠:ニッセイNASDAQ100インデックス
今後の戦略
- つみたて投資枠:iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
- 成長投資枠:ニッセイNASDAQ100インデックス
こんな感じでナスダック100に全振りでいこうと思います。
あまり推奨できるような投資戦略ではありませんが、非課税メリットを最大限活かすには非課税口座でできるだけ高い期待リターンのものに投資するのが一番効率的です。
その点、ナスダック100は期待リターンは十分過ぎるほど高いですし、歴史的にも右肩上がりに成長してきた実績があります。

今後も様々な技術革新による更なる成長が約束されているようなもんですから、集中投資になりますが長期で保有していれば『問題ない』と考えます。
唯一気になるポイントは信託報酬が若干高いってことと、5年後には最安ファンドのニッセイがつみたて投資枠におそらく対応するということ。
それを考えると『信託報酬の高いiFreeナスダック100で良いのか』少し悩みますが、5年という運用期間を逃すのは流石に惜しいですね。
その信託報酬差もSBI証券なら投信マイレージの還元率で0.15%程度まで縮まりますし、つみたて投資枠ならMAX600万円で済みます。
iFreeNEXT NASDAQ 100インデックス | <購入・換金手数料なし> ニッセイNASDAQ100インデックス | |
---|---|---|
①信託報酬 | 0.495% | 0.2035% |
②投信マイレージ 付与率 | 投信の保有額1,000万円以下 →0.1% 投信の保有額1,000万円以上 →0.2% | 0.05% |
①ー② | 0.295%〜0.395% | 0.1535% |
それなら少しだけ信託報酬が高くても運用期間を5年長くとれた方が最終的なリターンは高くなるので、個人的にはやっぱiFreeナスダック100ですかね(成長投資枠はニッセイNASDAQ100)
以上が今のところの新NISA戦略でした。
それでは今回は以上です。
それではまた次回!
have a pandaful day
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