ども!
節約投資家のぱんだマンです。
証券会社間での競争がまた激化しています。
今度の主戦場はドル円の為替取引手数料ということで、ネット証券各社が続々と引き下げを発表。
時系列で言うとこんな感じです。
- 11月29日、楽天証券が米ドルとの為替手数料をこれまでの片道25銭→3銭にすることを発表
- 翌30日、SBI証券が対抗値下げとして無料にすることを発表
- 翌1日、楽天証券も無料化を発表
- 同日、松井証券も追随して無料化を発表
結果的には楽天証券、SBI証券、松井証券は揃って米ドルとの為替手数料が無料となり、米国株やETFなどのドル建て商品への投資環境は劇的に改善しました。
これまで楽天証券と松井証券は1米ドルあたり片道25銭、SBI証券は片道3〜6銭(住信SBIネット銀行経由)かかっていたことを考えると一気に安くなりましたね。
ただ注意してほしいのは、いずれの証券会社でも無料化するのは「リアルタイム為替取引のみ」ということ。
円貨決済だったりドル建てMMF、配当金の円貨受取は対象外になりますのでご注意ください(要は米国株購入時は決済方法の選択で外貨決済を選べばOK)
またSBI証券の場合は無料化のためのシステム改修がまだ終わっていないため、当面の間はキャッシュバックにより実質無料にするそうです。
この点はシステム改修が完了するよりも先に、対抗値下げを発表することを優先したってことでしょうね。
さて、この無料化を受けて新NISAの投資戦略を変更する人もいると思います。
というのも米国個別株や米国ETFへの投資を阻害していた二大要因である「取引手数料」は今年9月にすでに無料化が発表されましたし、「為替手数料」もこの度消滅しました。
これによって少なくとも新NISA口座では
- AppleやAmazonといった個別株
- VOOやVTといった長期・積立投資に適した優良ETF
- VHTやFM、CXSEなど日本の投資信託やETFでは扱っていないようなETF
を手数料なしで直接購入することができるようになったのは非常に大きいと思います。
まぁ、個人的には分配当が出ない投資信託の方が1800万円の非課税枠を使い切った後も実質的に非課税枠を利用できるのでオススメですけどね(分配金の出ない投資信託ではファンド内で再投資されるため)
また一つ投資環境が良くなったことがマジで嬉しい今日この頃でした。
楽天証券、SBI証券、松井証券、みなさんグッジョブ!
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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