ども!
節約投資家のぱんだマンです。
新NISA利用者獲得のため、ネット証券界で売買手数料無料化の流れが広がっています。
SBI証券は9月22日、2024年から始まる新NISAにおいて現在のNISAですでに売買手数料無料である国内株式、投資信託に加え、米国株式および海外ETFの売買手数料についても無料化すると発表しました。
つまり為替手数料のみで売買できるということですから、
- Appleやテスラなどの米国株
- QQQやAGGなどの米国ETF
- トラッカー・ファンド・オブ・ホンコンやサムスンKODEX200 ETFなどの海外ETF
を購入したいと考えている人にとっては超朗報でしょう。
またよくある「購入のみ無料」というわけではなく売却まで完全無料ですから、新NISA口座に限りますが出口まで考えたとしても非常にお得だと思います。
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このSBI証券の衝撃的な挑戦を受け、ライバルである楽天証券はすぐ反応。
同日中に楽天証券も新NISA口座における投資信託、国内株式(「かぶミニ®(単元未満株取引)」含む)、米国株式、海外ETFの売買手数料を無料にすると発表しました。
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こちらも米国株、米国ETF、海外ETFを為替手数料のみで売買できるわけですからそこそこ使えると思います。
ただSBI証券とは違って、
- 海外ETFに韓国ETFは含まれていない
- 電話経由での注文は無料にならない
- 金融商品仲介業者(IFA)と契約している場合は手数料体系が異なる
- 注文時点で手数料が仮拘束され、約定後に返金される実質無料方式
な点には注意が必要です(特に4つ目は個人的にかなり使いづらい)
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※マネックス証券も9月28日、新NISAで取り扱うすべての商品の売買手数料を無料化すると発表しました。
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こちらは中国株の個別株まで無料ですので、アリババやテンセントなどの現物株を購入したい方はマネックスの方が良さそうです(米国株、中国株の売買手数料は約定後に返金される実質無料方式)
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やっぱSBI証券が良いよね!
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SBI証券に続いて楽天証券も無料化に踏み切りましたが、使うなら断然SBI証券がオススメです。
というのも前述の差異もありますが、SBI証券は住信SBIネット銀行との連携が強すぎます。
無料化しても唯一かかる為替手数料は住信SBIネット銀行の外貨預金を使えば片道6銭にできますし、外貨積立を使えば3銭まで抑えることができます(米ドルの場合)
これは片道25銭の為替手数料がかかる楽天証券では考えられないほど低コストです。
為替手数料(片道) | SBI証券単体 | SBI証券✖️住信SBIネット銀行 (上段:外貨預金 下段:外貨積立) | 楽天証券 |
---|---|---|---|
米ドル | 25銭 | 6銭 3銭 | 25銭 |
ユーロ | 50銭 | 14銭 7銭 | 50銭 |
香港ドル | 15銭 | 5銭 4銭 | 香港株15銭 上海A株20銭 (外貨決済不可) |
また新NISA口座は一人一つの金融機関でしか開設できませんから、仮に楽天証券で新NISA口座を作成してしまったらつみたて投資枠の商品も楽天証券で購入することになります。
楽天証券は投資信託の保有時にもらえる投信保有ポイントがありませんから、この点でも不利になると思います。
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投資戦略の幅が広がる英断
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この取引手数料無料化によって、私たち個人投資家の新NISA投資戦略の幅はさらに広がります。
例えば、つみたて投資枠はS&P500やオルカンなどの王道インデックスで手堅くして、成長投資枠は投資信託では扱っていないセクターや期待リターンを上げられそう分野にも一部投資する。
そんなことが可能になっています。
まぁ、もちろんインデックスファンドで成長投資枠を埋めても全然問題ないんですが、個人的には
- 不況にも強いヘルスケアセクターETFの「VHT」や生活必需品セクターETFの「VDC」
- 中国版ナスダック100とも言われ、世界的に有名な中国のIT企業を中心に投資できる「CXSE」
- 米国株ブームの次に来るブームと期待されている新興国・フロンティア市場に投資できる「FM」
あたりは少しぐらい持っていても良い気がします。
いずれにせよ私たち個人投資家の選択肢が増えることは良いことですから、SBI証券と楽天証券は『よくやった!』って感じですね。
来年からの新NISAがますます楽しみです!
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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