下落に狼狽える投資家に伝えたい投資のリスク。半分になっても続ける覚悟ある?

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投資

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



年初来からの下げ相場で全然資産が増えません!!


昨年12月からの資産推移はほぼ横ばいで、積立は継続しているのに頭打ちしているような状態です。

去年までは右肩上がりで増えてきただけに、うずうずするような展開ですね。


株式市場というか世界経済の動向はきな臭くなってきましたし、年初来から強かったエネルギーセクターも6月をピークに下落。

他のセクターに至ってはほぼ虫の息です。


これが不況の足音?暴落の前兆?ってやつなんでしょうか。。。


こんな相場だと、去年〜今年ぐらいから投資を始めた方は下落ダメージの方が大きくて、人によってはすでに心が折れかかっている人もいるんじゃないでしょうか。

そこで今回は、下落相場だからこそ知っておきたい「株式投資のリスク」について紹介しようと思います。

心が完全に折れてしまう前に、自分がどれだけ値動きするリスク資産を抱えてしまっているのかを改めて知って、そして下落を乗り切ってもらえればと思います。

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投資におけるリスク「標準偏差」と、その付き合い方


投資の世界でのリスクとは、一般的に「標準偏差」と言われています。

これは一言で言ってしまえば、今後1年間でどの程度値動きするかってことで、標準偏差が大きい=リターンのブレ幅が大きいことを意味します(この場合のリターンとはプラスにもマイナスにも働く)

これは過去の値動きを観測することである程度予測することができ、投資対象によって大きいものがあれば小さいものもあります。


例えば、みんな大好き米国株式の標準偏差は約18%前後と言わていますが、これを標準偏差と発生確率で見るとこんな感じ。


確率的には多くのケースで±18%程度で収まりますが、〇〇ショックや〇〇バブルと言われるタイミングでは、値動きが非常に大きくなります。

投資する時にはこの最悪のケースを想定して、リスク資産の配分を決めてください。


例えば米国株式に300万円投資しているとして、それは今後1年間で半分になる可能性が5%程度ある

これに耐えられますか?

もし厳しいなら、それは自身のリスク許容度を超えたポジションを取っているかもです。


対策としては300万円のうち150万円を現金にしたり、より標準偏差の低い債券を組み合わせるなどして、ポートフォリオ全体での標準偏差を下げるようにします。

例えば、一般的には低リスクと言われる世界債券(為替ヘッジあり)がありますが、その標準偏差と発生確率は以下の通り。


こちらはショック時でも±10%程度なので、かなり値動きがマイルドになります。

これを米国株式と1:1の割合で持てば、例え3標準偏差時(ショック時)であったとしても資産の70%は守られます。


『30%の下落ならまだ耐えられそう』って思いませんか?

このように各資産の標準偏差を利用して、自身のリスク許容度に合ったポートフォリオを作る

これがリスクとの正しい付き合い方です。

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不安いっぱいな個人投資家がすべきこと


もし今現在、自分では抱えきれないほどのリスクを背負ってしまって、かつ資産もマイナスで身動きできない。

そんな状況なら、まずはこれ以上傷を大きくしないよう少しリスク資産を売却するか、投資とは一旦距離を置いて現金比率を高めることをオススメします。

  • 売却するなら30%〜50%程度、含み損の額に耐えられる水準まで売却して損失を確定させる
  • 現金比率を高めるなら、リスク資産と同等か半分程度までの現金を貯める


大事なのは失敗したことを受け入れて、損失を決断すること。


どちらも投資行動を止める行為なので本来はあまり勧めたくありませんが、不安に押しつぶされて全撤退してしまうよりマシです。

相対的にでもリスク資産の割合が減れば、少しは冷静さを取り戻せるようになりますから、まずは落ち着いて投資に向き合える状況を作りましょう。



あとは冷静になった頭で自分の投資方針だったり、投資目標、投資手法の可否を改めて考え、今度こそ自身のリスク許容度に合ったポートフォリオを作る。

これでようやく本当の投資家ライフスタートです!


ちなみにリスク許容度の高低に良い悪いはありません。

自分が狼狽売りせず長期間投資を継続できることが1番大事ですから、自分にとって心地いい範囲で投資できるようリスク資産の割合や投資商品を調整しましょう。

また投資歴が長くなれば自然と大きな標準偏差にも慣れますから、例え今はリスク耐性が低くても時間と共に解決しますよ。

まとめ


個人投資家って敗者のゲームで紹介されていたように、変な投資商品に投資しないで長期間保有できれば、基本的にほぼ負けないんですよね。

でも多くの人はやっぱり『短期間で大金が欲しい』と願って失敗する。


まぁ、それ自体は私も通ってきた道なんで人のこと言えませんが、そこで投資から撤退してしまったらそれこそ将来待ち受けているのは地獄です。

これほど再現性があって有効な資産運用法は他にありませんから。

『半分になったけど、それがなにか?』って言えるように、私と一緒に知識と経験積んでいきましょう!!



今回は以上です。

それではまた次回!

have a pandaful day

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