ども!
節約投資家のぱんだマンです。
非常に残念ことですが、電気料金のさらなる値上げが決定してしまいました。
政府は19日、値上げ申請を行なっていた大手電力会社7社の値上げについて正式に認可。
これによって以下の電力会社の規制料金プラン(従量電灯プランBなど)を契約している人たちは、来月6月利用分から値上げされます。
※自由料金プランは今回の値上げの対象外。
- 北海道電力
- 東北電力
- 東京電力
- 北陸電力
- 中国電力
- 四国電力
- 沖縄電力
つまり東京電力の従量電灯Bを契約している私も値上げの対象に。。。orz
もう家ではエアコンをつけ始めているだけにかなりショックです。
気になる値上げ幅は地域によって異なりますが、概ね15〜40%の値上げですね。

一番初めに国に値上げ申請した際の値上げ幅は28〜46%でしたから、その頃と比べると国が厳しい審査をしている間に燃料価格がかなり落ちてくれてラッキーでした。
特に東京電力なんて申請時は29.3%アップとか抜かしていましたから、半分程度まで落ちてくれてマジで助かりましたよ。
『実際どれくらいの金額上がるのか?』って話ですが、一般的なモデルケースだと5月と比べて800〜2700円ほど上がるとの試算が日経新聞で紹介されていました。
これは東京電力であれば従量電灯Bの30Aを契約し、月に260kWhを使った場合の料金です。

ただこれはご家庭の電気使用量によってかなり変わりますし、そもそも電気使用量も季節等によって変わるため、正確に知りたいなら先月の請求額にご自身のエリアの値上げ幅をかけた方が簡単ですよ。
うちの場合は二人暮らしですが、電気使用量が少ないおかげで約500円程度の値上げで済みそうですから!
9月以降が値上げの本番

悪い話は続くもので、この値上げは9月以降さらに加速します。
というのも現在実施されている「電気・ガス価格激変緩和措置」が9月に半減、10月以降は終了してしまうからです。
この措置は一般家庭であれば1kWhあたり7円もの値引きを行ってくれてるめちゃくちゃありがたい存在ですから、なくなった時の影響は甚大ですよ。

仮に先ほどの一般的なモデルケースで想定した場合、6月には881円の値上げ、9月には910円の値上げ、10月には1,820円の値上げがあります。
つまり来月からの値上げも含めると、10月以降は2,000円弱も毎月の負担が大きくなるわけです。
これで携帯会社のように価格が安い格安SIMに逃げられれば良いんですが、電力業界は大手電力会社か新電力しかありません。
そして燃料費が高止まりしている現状、上限が定められている規制料金プランがある大手電力会社の方が新電力より安いため逃げ道はないんですよね。

なので節電して電気使用量を下げる、もしくは電気代の節約は諦めて他で節約するなど、別の切り口が必要になると思います。
個人的には電気代の節約はコスパが悪いと思っているので、気にせず使ってその分仕事で稼ぐつもりですけどね。
まとめ

家計が厳しい家庭においてはますます辛くなる決定でしたが、それでも希望はまだあります。
今はまだ高い燃料費ですが、それでもピークを打って少しずつ下がってきてますし、国民の声が大きければ政府の激変緩和措置も延長されるかもしれません。
そうなると新電力と契約する旨みも出てきますので、それまではなんとか頑張って節約しましょう。
その際には改めてオススメの新電力や料金プラン、乗り換え方法などを紹介しますので、引き続き参考にしてもらえると嬉しいです。
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
コメント