【CXSE】中国株投資40ヶ月目。空売り規制の強化とかやめてくれ〜

スポンサーリンク
定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月公開している中国株ETF「CESE」に投資した結果公開回になりますが、いよいよ中国では旧正月にあたる春節の時期になりました。

今年はコロナによる移動制限が撤廃されてから初の春節ということで、延べ90億人もの人が帰省や旅行などで移動すると予想されています。


また春節時期は例年、宝飾品への支出増えるんですが、今年は特に金や銀などの宝飾品の売れ行きが好調なよう。

中国春節買い物で金が人気、株安でも-経済への信頼喪失の表れか
中国の金価格は春節(旧正月)に向かう時期としてこれまでで最も高くなっているものの、消費者は金を購入する理由を多く見いだしている。


どうやら中国経済の低迷によって下落している中国株を売却して、価格が安定している金などに資金をシフトさせているようですね。


まぁ実際、2019年以来となる安値をつけている中国株に対し、金価格は中東情勢への懸念や西側諸国の利下げ期待を背景に史上最高値に迫る勢いで上昇しています。

しかもまだ中国経済の底は見えていない状況ですから、中国人のこの選択は正しいのかもしれません(未だ中国株に投資している私にとっては痛い話ですが…)




それでは今月も中国株ETFに投資した結果と、中国経済の近況についてご報告しようと思います。

このブログでは、米国株インデックスメインのリスクヘッジとして中国株ETFに積立投資した結果を毎月公開しています。


現在の中国株は政治不安によるカントリーリスクで割安になっているものの、そのポテンシャル自体はかなり高く、中長期的には米国・米ドルの覇権国・基軸通貨の地位に取って代わる可能性があると私は思っています。

積立設定と投資方針はこんな感じです。

投資金額:約3万円/月
利用証券会社:SBI証券
投資期間:40ヶ月(3年4ヶ月)
投資方針:ポートフォリオの3.3%まで積立投資
投資銘柄:中国のトップ民間企業に分散投資できる米国ETFの「CXSE」
スポンサーリンク

いい加減下落するのに慣れてきた!笑


まずはCXSEの株価の動きですが、この1ヶ月のパフォーマンスも▲6%超と先月に続き下落。

もう数ヶ月も下落していることもあって、『あぁ、今月も下がってるのね。了解』みたいな感じになってきました!笑

  • 不動産不況の深刻化
  • 中国市場からの投資マネー流出
  • 市場規制当局トップの交代による投資家心理の悪化
  • 厳しい雇用情勢と消費者の節約志向の高まりによる需要の停滞
  • 改正「反スパイ法」の不透明な運用などによる外国企業の投資の減少
  • アメリカとの対立による輸出の低迷
  • 空売り規制の強化

など、株価が低迷する理由を挙げればキリがありません。


特に空売り規制の強化なんて更なる株価の低下を招くのに悪手すぎると思いますね。

そもそも空売りってのは市場全体で見れば、流動性を供給して過剰なボラティリティ(変動率)を低減することで適正な価格形成を実現するものです。

つまり健全な市場を維持するためには必ず空売りの仕組みが要ります。


それを規制すれば流動性が低くなり株式を売りたい時に売れないリスクが高まるため、リスクプレミアムを考慮すると株価はより低い価格が適正となります。

それは結果として今以上の株安に進むことを意味してますから、マジで『やってくれたな!おい!』って感じですよ。



実際、トンチンカンすぎる支援策が投資マネーの流出を加速させているようですし、マジで中国株ヤバいかもしれません。

中国政府のトップの方には是非、今必要なのは「痛みを伴ってでも経済の根本的な問題へアプローチすること」って知ってほしいものです(まぁ、無理だろうけど)

中国株安に5支援策「空売り規制、海外投資家離れに」 - 日本経済新聞
【NQN香港=福井環】春節(旧正月)に伴う連休を控えた6日の中国市場に、株安を食い止めるための「燃料」が相次いで投下された。近年まれに見る水準に下落していた中国株を支えようと中国当局は躍起になっている。上海株式市場の上海総合指数は今年に入り5日までに9%下落し、3年11カ月ぶりの安値となった。深圳市場の深圳総合指数は2...

 

スポンサーリンク


こんな状況もあって現在の投資状況は引き続き最悪。

ご覧の通り米ドル建てで▲42%、金額ベースだと4,117ドル(37万円)の含み損となりました。

左から現在値・保有数量・取得単価・取得金額・評価額の順


う〜ん、傷がどんどん広がっていくのが分かりますね…

しかもここから更に下げるんだろうし、好調な米国株インデックスを持っているだけに対比が辛いですね。


CXSEの構成上位5銘柄の動きはこんな感じ。


この期間最も強かったのは中国ネットゲーム業界の巨人「NetEase」

昨年12月にオンラインゲームに対する新たな規制案が発表されたことで株価は大きく下落していたものの、あまりの反発を受けて先月23日には規制案がウェブサイトから削除。

規制案は修正される可能性が高いということで、株価が急回復しました。


対して最も弱かったのは中国の電子商取引(EC)大手の「拼多多(Pinduoduo)」

時価総額が一時アリババ超えて米国に上場した中国企業でトップに立ったんですが、利益確定売りやネット通販サービス「Temu」のブームがピークに達する可能性があるというアナリスト予想が足を引っ張りました。


ただ、いずれにせよ中国経済が沈みゆく中、また米国との関係が悪化する中、唯一株価の上昇が望めるセクターは中国政府の息がかかっていない民間のテック企業で構成されたCXSEです。

なのでここが成長する可能性を信じて私はコツコツ投資していこうと思います。



今回は以上です。

また次回!

have a pandaful day

コメント

タイトルとURLをコピーしました