ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月恒例のつみたてNISA結果公開回ですが、つみたてNISA口座で投資できるのも残り半年程度になりましたね。
来年からは待望の新NISAが始まる関係で、つみたてNISA口座では「運用を続けるか売却するか」しかできなくなります。
もちろん私は満期を迎えるまであと十数年運用を続けるつもりですが、このブログでの報告は来年から少し変えようと思います。
一応、今のところは新NISAでの投資結果と米国経済の状況などを紹介しつつ、最後にちょろっとつみたてNISAの運用報告を行うつもりです。
今後も『最近こんなこと話題になっているよな』ってことと合わせて投資結果を紹介しますので、一緒に勉強しながら投資を続けていただけると嬉しいです。
それでは今回も
- つみたてNISAの投資状況
- 米国経済の状況
について紹介しますので、S&P500などの米国株に投資している方は参考にしてください。
このブログではつみたてNISAが開始された2018年からの資産推移を毎月公開しているので、『投資するとこんな感じになるんだな〜』と多くの人に知ってもらえると嬉しいです。
そして少しでも多くの人が投資を始めて、より良い人生にしていってもらえたらと思います。
つみたてNISAに関する設定はこんな感じ。
投資銘柄:eMAXIS Slim米国株式(運用のみ銘柄が別であり) 投資金額:月33,333円 利用証券会社:楽天証券 投資方針:30歳・子なし・会社員とリスク許容度高く、運用可能年数も長いので米国株インデックスに集中投資
結果発表
早速結果ですが、月3.3万円の投資を62ヶ月(5年2ヶ月)続けると326万円になりました!(投資元金は216万円)
先月の315万円からは11万円も増え、米史上2番目の規模の銀行が破綻した後とは思えないほど米国株は底堅く推移しています。
この要因としては
- 迅速にJPモルガンによる救済買収が決まったこと
- 今月2〜3日に行われたFOMCで0.25%の利上げが決まったこと
これらが大きいですね。
一つ目は信用不安が拡大する前に事態を収めたことで市場への影響をほぼなくしましたし、二つ目は日米の金利差が拡大したことで円安ドル高が進行しました。
結果的にS&P500の株価はあまり変わらなくても、円安効果で投資しているファンドの基準価額が高まりました。
今後の米国の金融政策を決定づけるFOMCでも、心配されていたほどタカ派的なコメントは出ませんでした。
というのも、
- 今年いっぱいは高金利状態を維持してインフレの息を止めるつもりのFRB
- 景気後退を予測して年後半には利下げを予想する市場参加者
この認識の違いによって『年後半の相場は荒れる』と言われていたんで、市場の安定を図るFRBは楽観的な市場参加者に対して何かしら釘を刺してくると思ったんですよ。
ですが結果を見ればFRB議長のパウエル氏は、『利上げを継続する』とも『高い金利水準を維持する』とも言わず、かといって利下げへの明言も避けていました。
これって要は、次回のFOMCまでに出る経済指標で今後の政策金利の水準を柔軟に調整していく「中立的なポジション」を取ったってことなんです。
今はまだ信用不安も完全に消えたわけじゃないから、できるだけ追加利上げは控えたい。
でもインフレは再燃させたくない。
それが分かっているからこそ、少し時間をおいて最新の経済指標を確認してから対応を変えたい。
そんな思惑が見てとれましたね。
ちなみにFOMC後から現在までに発表された経済指標と、それがFRBの金融政策へ与える影響はこんな感じ。
- 雇用統計:市場予想を上回るほどの堅調さを示す(利上げの可能性アップ)
- 消費者物価指数:ほぼ市場予想通り。インフレ鈍化(利上げの可能性ダウン)
- 生産者物価指数:市場予想以上に鈍化を確認(利上げの可能性ダウン)
- 新規失業保険申請件数:予想以上に増加し21年10月来で最高(利上げの可能性ダウン)
- 消費者信頼感指数:昨年11月以来6カ月ぶりの低水準(利上げの可能性ダウン)
トータルで見ると、追加の利上げが必要なほどインフレはすでに深刻な問題ではないと思います。
ただインフレが再燃して景気後退も訪れると最悪な「スタグフレーション」になりますから、FRBとしてはインフレだけは確実に仕留めたいのかも知れませんね。
以上が米国経済の近況って感じですが、今のところつみたてNISA保有状況は順調そのもの。
株価は微妙でも円安になったことで着実に資産は増えています(まぁ、積立時は円高の方がいいんですけどね)
残り約半年、相場がどうなろうと愚直に積立していこうと思います。
今月のご報告は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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