日興からオルカンを超えた全世界株式インデックスが登場?!新NISAはこれで決まりか?

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投資

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



ちょっと変わったインデックスファンドをよくリリースする日興アセットマネジメントから、インデックスど真ん中な超低コスト全世界株式ファンドが誕生します!

その名も「Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(全世界株式)

日興AM、最低コストのインデックスFを設定へ=信託報酬を0.05%台に半減
日興アセットマネジメントが、類似ファンドと比べて信託報酬を半減した業界最低コストのインデックスファンドを設定することが10日、分かった。現在、同じ指数を参照するファンドで最も低い信託報酬は年率0.1%台だが、新ファンドは同0.05%台にする。個人投資家の長期の資産形成に貢献するファンドを提供する狙い。来年1月に少額投資...


全世界株式というと、

  • 絶対王者スリムシリーズの全世界株式(オルカン)
  • 先日信託報酬の値下げを発表したたわらシリーズの全世界株式
  • SBI・Vシリーズの全世界株式

などが筆頭としてありますが、それらを凌駕する低コストを実現しての殴り込みです。

その信託報酬は驚きの0.05775%(税込)


これは現在、最安と言われているファンドの半分程度の信託報酬ですから、運用次第では来年の新NISA開始に合わせて最も購入すべき全世界株式ファンドになるかもしれません。

さて、これを受けて同じ指数に連動するファンドを持つスリムシリーズの「三菱UFJ国際投信」やたわらシリーズの「アセットマネジメントOne」がどう動くのか。

非常に楽しみですね(*⁰▿⁰*)


追記①:スリム全世界株式を運用する三菱UFJ国際投信は13日、日興全世界株式インデックスの信託報酬には「指数の標章使用料(ライセンス料)」が含まれてなく公正な比較対象とならないため、現時点では追随しない方針」を発表しています。

指数の標章使用料が含まれる実質コストを引くと、スリム全世界株式の信託報酬は日興全世界株式と同程度になる(約0.0557%)ことから、日興全世界株式ファンドの信託報酬が特別低いということはなくなりました。



そこで今回は新たに誕生する日興全世界株式を紹介するとともに、既存の全世界株式ファンドを比較しようと思います。

もしかしたら死ぬまでお付き合いするファンドになるかもしれませんから、新NISAが始まる前にしっかり頭に入れておきましょう。

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ファンド概要について

設定日2023年4月26日
信託期間無期限
連動対象MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス
為替ヘッジなし
販売手数料
(購入時手数料)
なし
信託報酬年率0.05775%(税込)
信託財産留保額なし
主な販売会社SBI証券


まずファンド概要は上記の通りで、日本を含む先進国および新興国の株式市場に投資することで「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)」への連動を目指しています。

似たような全世界株式指数で「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」がありますが、パフォーマンスはどちらも変わらないので信託報酬の低いファンドを選べば十分です。


全世界株式について詳しく知りたければこちらをご覧ください。

全世界株式・先進国株式・新興国株式ってどれが良いの?過去リターンを対数チャートで検証してみた
全世界・先進国・新興国のリターンを対数チャートで比較してみた。各ファンドの特徴や最大下落率も掲載中。ファンド選びの役に立つ!


販売会社は今のところSBI証券のみとなっていますが、運用開始時に増えるケースも多いですので心配は不要かと。

それに現在、クレカ積立や投信保有ポイントを考えて最もお得な証券会社は間違いなくSBI証券ですから、仮にSBI証券だけの販売になっても問題ないと考えています。

2019年9月にSBI証券だけで販売開始した「SBI・V・S&P500」の純資産額も、現在8366億円と大人気ファンドに成長してますからね(現在は多くの証券会社でも販売されています)



そして、なにより特筆すべきはその信託報酬。

こちらが現在、優良な全世界株式ファンドと言われるファンド一覧ですが、やっぱ頭ひとつ飛び抜けています。

ファンド信託報酬純資産総額投資対象
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス
(全世界株式)
0.05775%0円主に現物株式
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)0.11325%
(5月11日〜)
9794億円主に現物株式
たわらノーロード全世界株式0.1133%
(4月7日〜)
51億円主に現物株式
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
(楽天・VT)
0.132%2616億円主にETF
SBI・全世界株式インデックス・ファンド
(雪だるま(全世界株式))
0.0682%975億円主にETF
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
(SBI・V・全世界株式)
0.0638%215億円主にETF
4月10日時点


特に同じ指数に連動し、同じく現物株で運用しているスリムのオルカンやたわらのものと比べると半額程度になっています。

これはコストにこだわるインデックス投資家には魅力的ですよね!


しかも、SBI証券なら投信マイレージでおそらく0.0175%の投信保有ポイントがつきますから、それを加味した信託報酬は0.04025%(税込)と0.5%を下回ってきます。

もう決まりじゃね?って思いますよねww



ただ世の中美味い話ばかりとは限りませんので、個人的には1年待って実質コストを確認したり、それまでの期間でどれだけ指数からの乖離があったかを調べてからでも遅くないと思います。

4月まで待ったとしても新NISAの年間投資上限360万円は余裕で埋められますし、その後数十年と保有すると考えれば必要な期間だと私は思えますから。

まぁ、日興アセットマネジメントの先進国株&新興国株のマザーファンドがそれなりの規模があることから、そこまで心配しなくて良いんじゃないかと思いますけどね。


追記日興全世界株式の実質コストは「指数の標章使用料」も足されるため、他ファンドより高くなる可能性があります。
なので全ての手数料等が足された実質コストが判明する1年後までは手を出さない方がいいかもしれません。

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まとめ


新NISAの開始1年前に入って、各社2010年代のような信託報酬値下げ合戦を始めてます。

特に今回の全世界株式や米国株式は投資家からの人気も高いので、ますます競争は激化するでしょう。


個人的にはまだ純資産額が低いたわらのアセットマネジメントOneは対抗値下げしてきそうなんですが、どう思いますか?

たわらは幸か不幸か純資産額が低いおかげで現状、運用会社が得られている利益は少ないです。

それにここでトップにならないと結局お金は集まらないですから、もう1段階ぐらい下げてきそうな気がします。


逆にスリムシリーズは同じくらいまで値下げしてしまうと、運用会社側の利益が今の半分程度まで落ち込んでしまいます。

それを覚悟してまで先を見据えて合わせてくるのか、非常に見ものですね。


私は全世界株式より米国株式派なので投資はしないんですが、行く末は気になるので何か最新情報が出たら更新しますね!

投資してたらごめんなさい。全世界株式(オルカン)が最適解とは思わない理由。
ロシア株の行方を見てまだ分からない?新興国リスクってめっちゃ大事。全世界株式より先進国株または米国株式。


この情報が皆さんの資産運用につながると嬉しいです。


それではまた次回!

have a pandaful day

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