ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回はFXについて話そうと思います。
というのも新型コロナウイルス感染拡大を受け、為替相場の変動率が高くなっているからです。
変動率が高い=儲けられる可能性が高いということで、今個人投資家の間でFX取引が活発化しています。
また外出自粛要請やテレワークの推進で、自宅から気軽に取引に参加できるようになったことも追い風になりました。
しかし個人的にFXを資産運用に取り入れるのはオススメしません。
特に資産拡大期にあたる人が資産拡大を目的にFXに手を出すのは自殺行為になりかねないと思っています。
私の経験談

まず最初に、私もFXにハマっていた時期があってかなり手痛い失敗をしています。
お金の部の生涯失敗ランキング第3位ですw
ちなみに1位はソーシャルレンディングでの失敗です。

FXを始めたのは9年ほど前でしたが、かなり没頭してました。
当時の私はパソコン一つでリアルタイムにお金を稼げるFXの魅力にハマり、5倍程度のレバレッジで比較的安全マージンをとって取引を行なっていました。
FXの本を買っては覚えたてのテクニカル分析を使って、ひたすらトレード。
しかし結果は「私が買えば下がり、売れば上がる」みたいな典型的な素人トレードだったと思います。
下手なくせに常に為替が気になって仕事も私生活も集中できなくなり、最終的に種銭の50万円が底をついて終了。
これがへたっぴな素人投資家の経験談であり、今もFXはトラウマになっています。
もちろん私が超が付くほど下手なこともありますが、多くの人は私と同じ結果になると思います。
FXは勝ち続けられない

株式会社RUNWAYSが全国のFX経験者1,000人を対象に「FXをやめた理由や取引期間についての意識調査」を実施しました。
その結果、約7割の人が1年以内にFXからの撤退を余儀なくされています。

まだFXというものを全然理解していない駆け出しの時期に失敗してしまったことは分かりますが、たった3割の人しか2年目というステージにすら立てていません。
またFXをやめた理由で最も多いのは損をした・元手を失ったからです。

私もこのケースですね…w
それだけ多くの人が安易な気持ちで始めているとも言えますが、それでも勝つためには相当の知識と相場勘、度胸が必要な世界だと思います。
またこちらの記事によると、
FXでは1年間で収支をプラスしている人の割合は3~4割程度。
99%が負ける世界【FXで勝てない5つの理由】1%に入るには?
5割を超えることはなく、年間で勝てる人は全体の半分以下となっています。
さらに5年連続で勝ち続けられる人の割合はたったの1%。
なんと残りの99%は収支がマイナスになってしまっているんです!
はっきり言って、普通の人がFXで資産の拡大を目指すのは無理ゲーです。
勝ち筋がほぼありません。
まだテンバガー狙いの個別株投資の方が確率は高そうです。
もちろん卓越した才能と運と努力があれば勝ち続けられますが、自分がそれに当てはまるとは思わない方が身のためです。
インデックス投資は勝ち続けられる

その点、インデックス投資は続ければ続けるほど勝つ確率が高くなる、まさに神ゲーです。
世界経済は長期的には右肩上がりに成長していますから、インデックス投資で購入するような指数連動型ファンドも基本的には右肩上がり(プラスサムゲーム)です。
ゼロサム、手数料分マイナスサムゲームのFXとは根本的に異なります。
FXよりは増える額も微小&必要な時間は膨大ですが、より確実な資産拡大が期待できます。
なんてったって、もう亡くなっている人が最もパフォーマンスがいいんですからね。
こんなことFXではほぼあり得ません。

何度も本ブログで言っていますが、インデックス運用に長期で勝てるプロの投資家は本当にごくわずかです。
そんな最も簡単にプロに勝てて儲かる方法が確立されているのに、FXのようなギャンブル要素が強い資産運用法でお金を増やそうとするのはハッキリ言って愚策です。
せめて資産運用の核とは別の趣味枠で、一攫千金を狙うべきです。
これなら失敗しても傷が浅く済みます。

どのような投資・投機をやるのかは最終的にその人次第になりますが、私を含め多くの凡人はやはり「インデックス投資」が最適解です。
まぁ、それでもFXにハマっちゃう人はハマっちゃうんですよね笑
実際私も痛い目見るまでやっていましたし。
なので、せめて追証を食らう前に撤退して、やり直せないとこまで落ちないようにしてください。
自分だけでなく、周囲の人も不幸になりかねませんから。
今回は以上です。
それではまた次回!
have a pandaful day
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