ども!
節約投資家のぱんだマンです。
いよいよ政府・与党も腹をくくったのか、NISA制度のアップグレード決まりそうです。

まだ細かい数字は出てきてないので細部が不明な部分もありますが、先日政府が策定した資産所得倍増プラン案には
- 制度の恒久化
- 非課税期間の無期限化
- 年間投資枠の拡大
と金融庁が一番要望した事項が全て含まれています。
これを実際に税制改正できる立場の人たちが計画しているということは、かなり前向きに捉えても問題ないでしょう。

また上記以外にも、
- 複雑すぎて意味不明な一般NISAの新NISA(2階建て方式)見直し
- iDeCoの加入上限年齢の引き上げ
- iDeCo拠出限度額の引き上げ
とめちゃくちゃ真っ当な案が上がっていて、『本当に日本政府か?』と不安になるぐらいです。笑

ただ、金融庁の当初案である「一般NISAを廃止してつみたてNISAに一本化する」というものは採用されず、つみたてNISAと一般NISAが併存する形で話は進んでいるようです。
個人的には一本化した方がすっきりするし、両方とも非課税期間が無期限化するなら年間投資上限が多い一般NISA一択になってしまうので『どうなのかな』と思いますね。
年間投資枠も今の120万円より増えるようですし、どこかで差別化しないとつみたてNISAのメリットが皆無になりかねませんから。
まぁ、そこら辺は新たに新設される生涯上限枠で調整する感じでしょうかね。
今後のスケジュールとしてはこんな感じ。
- 与党税制調査会で議論
- 税制改正大綱の閣議決定(12月中旬)
- 税制改正法案を国会に提出・審議(1月〜3月頃)
- 税制改正法案の成立(3月頃)
- 成立した改正法案の施行(4月頃)
この過程が成立するまでどう変わるか分かりませんし、過去にはNISA制度と抱き合わせで金融所得課税が強化されたこともありますから、あまりぬか喜びはできません。

今の政権は発足からわずか4か月で約100兆円の東証時価総額を吹っ飛ばし、投資家支持率3%ということを忘れずに。
また大きな動きがありましたら、すぐ報告しますね!
低所得だけど時間を使える若年層にとって最高の武器になる

このNISA制度の神アプデが達成されて実際多くの人に利用されれば、国民の健全な資産形成の手段はこれ1本で十分になると私は思っています。
特に低所得に喘ぐ20代〜30代の若年層。
この層は投資できる額は多くありませんが、複利を効かせられる期間が長いです。
毎月たった数千円〜1万円の積立でも、50年も運用できればなんと資産は5450万円になります(月1万、年利7%計算)

これは全然あり得ない想定ではないですし、この金額が仮に非課税で受け取れるとしたら、毎月の給与を例え全て使ったとしても老後の心配は不要になります。
現在のつみたてNISA対象銘柄は特にこの長期投資に適したファンドばかりなので、数十年単位での資産形成にもってこいってわけです。
また若いうちから投資しておくことで、株式特有の値動きにも慣れることができますし、扱える額も増えて投資知識もついてくるでしょう。
これ、やらない理由あります?
実際、私は2018年からつみたてNISAを始めて4年半経ちましたが、現在は投資額196万円に対して評価額300万円に達しています。
『投資なんて』と言って否定するような人いますが、そんな人は勇気を出して投資を始めた人にそのうちとんでもない差がついていることに気づくでしょう。
いいですか。
今後、この改正が行われれば間違いなく「低所得=資産が少ない」というわけではなくなります。
「低マネーリテラシー=資産が少ない」になりますので、少しずつでも詳しくなっていくことをオススメします。
このブログでは投資のこと・節約のことを中心に様々な情報を発信していますので、これから一緒に頑張っていきましょう!
今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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