インド株ファンドの低コスト競争が激化!ただ私は投資しない

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ども!
節約投資家のぱんだマンです。



米国に次ぐ新たな投資先として「インド」が巷では注目されていますが、ここ1年ぐらいでインド株インデックスファンドが続々とローンチされているのは知っていますか?

  • 2023年3月13日 iFreeNEXTインド株インデックス
  • 2023年8月29日 auAM Nifty50インド株ファンド
  • 2023年9月22日 SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
  • 2023年12月15日 SMTAMインド株式インデックス・オープン
  • 2024年2月22日 eMAXISインド株式インデックス


どれもインドの主要株式指数である「Nifty50」もしくは「SENSEX30」への連動を目指すファンドでありながら、新興国ファンドにありがちな高い信託報酬でもない良ファンドたちです。

それでいて直近のパフォーマンスも良好ですから、インド株に投資したい人にとっては正にうってつけでしょう。



ただそれでも5本もあると正直どれに投資していいか悩みますよね?

そこで簡単に各ファンドの情報をまとめてみました。

ファンド連動指数/銘柄数運用方法信託報酬純資産額販売会社
iFreeNEXTNifty50(50銘柄)先物
現物
0.473%972億円SBI
楽天
マネックス
松井
auカブコム
auAMNifty50(50銘柄)先物0.4675%14億円SBI
楽天
松井
auカブコム
SBI・iシェアーズSENSEX30(30銘柄)現物0.4638%384億円SBIのみ
SMTAMNifty50(50銘柄)先物0.308%9億円SBI
auカブコム
eMAXISNifty50(50銘柄)おそらく
先物
0.44%0.01億円楽天
マネックス


Nifty50とSENSEX30のパフォーマンス差は長期で見てもそこまで変わりませんから、基本的には信託報酬の低さと純資産額の大きさ、お使いの証券会社で選べばいいと思います(分散度合いはより銘柄数の多いNifty50)


ただいずれのファンドもまだ運用が1年未満のため隠れコストを含めた実質コストは不明ですし、投資対象はあの「インド」ですから個人的にはもう少し待って第1期の運用報告書を確認してから買い出動することをオススメします。

というのもインド株式は

  • 外国人保有規制があったり
  • 売買時に発⽣するコスト(固定額)が⾼かったり
  • 売却益に対しての課税が複雑(⻑期10%/短期15%)だったり
  • 売却後に⼀定期間資⾦が拘束される

など隠れコストが高くなりやすい条件が揃っていて指数の乖離も大きくなりやすいです。

iFreeNEXTインド株インデックスのファンドレターより


一応、運用会社によってはシンガポールの取引所を使って課税や資金拘束を回避していたり、現物と先物を組み合わせているようですが、運用が複雑になるほどコストも乖離も大きくなる可能性が高いですからね。

S&P500やオルカンとはまた違う意味で難しい運用になっていることを踏まえて、ファンド選びは慎重にやるべきだと思います。

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ここからは個人的な投資戦略の話になりますが、私自身はインド株に投資するつもりはありません。

確かに近年のインド株式の好調さや2060年ごろまで続く人口ボーナス期を考えればインド株は投資妙味があるかもしれませんが、全世界株や米国株インデックスと違って数十年単位のバイ&ホールドには向きません。


実際、インドなどの新興国の株価は米国の政策金利の影響を強く受けますし、先進国以上に地政学的リスクもあります(インドはカシミール地方の領有権を巡って現在もパキスタン・中国と揉めてます)

つまり「適切なタイミングで売り抜ける必要がある」ってことですから、タイミングを見極められない私では自信を持って保有できないんですよね。



それに結局のところ優秀なインド人は米国でビジネスを立ち上げたり米国企業に引き抜かれたりしますし、インドが成長すれば全世界にサービスを展開している米国企業も当たり前のように儲かります。

世界的大企業でもインド人がトップだったりする

つまりインドの成長の果実は米国株でも受け取れるワケですから、それなら超長期でもバイ&ホールドできる米国株インデックスの方がリスク・リターンに優れていると思うんですよね。


まぁ、もちろんこれは個人的な予想ですので、今後数十年間インドが成長を続ける可能性もあります。


ただインドへの投資は米国や全世界株に投資するのとはワケが違いますから、同じ考えで投資すると失敗する可能性があるのも事実です。

そのことを承知の上で投資するなら、これらファンドは活躍すると思いますのでぜひご検討ください。



皆さんの参考になると嬉しいです。

それではまた次回!

have a pandaful day

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