ども!
節約投資家のぱんだマンです。
最近、FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉が市民権を得るほど、投資が一般的になってきたと感じます。
特に年齢が若い人ほどFIREを目指す割合が多い印象ですが、少子高齢化が進み可処分所得が減り続ける日本で『なんとか人並み以上に暮らそう』と考えれば、人的資本の他に金融資本の力を利用するのは当たり前な気がします。
私も資産1億円を築いてFIREを目指す20代サラリーマンですが、2000万円という数字は昨年10月に超えることができました。
まぁそこからは世界的な調整局面に入ってしまってあまり増えていませんけどね。
そこで今回、まだ道半ばではありますがこの2000万円でFIREができるか考えてみようと思います
あくまでざっくりとしたシミュレーションなので、FIRE後の年金や健康保険料、住民税等は全く考慮していません。
株価が良くない時のお遊びだと思って気軽にお付き合いください。
それではお願いします!
※今回のFIREはウィリアム・ベンゲン氏が提唱した4%ルールと米国トリニティ大学が発表したトリニティスタディを基に考察しています。
資産2000万円で完全FIREは厳しいが・・・
それでは早速、結果からお伝えしましょう。
資産2000万円を4%ずつ取り崩すとして、毎年の収入は80万円になります。
月に換算すると6.6万円です。
ただこれは税引き前の数字ですので、現実は受取前に利益に対して一律20.315%の金融課税があります。
なので仮に含み益が20%乗っている状態で資産を2000万円と仮定すると、毎年の収入は76.8万円になり月換算だと6.4万円になります。
月6.4万円・・・・無理じゃね??!!
持ち家でも正直厳しいし、賃貸ならなおさら厳しいというか不可能な数字だと思います。
年金受給者なら不足分を補えるちょうどいい額ですが、俺まだ20代やし何年後の話よ…orz
なので現実的に考えるなら取れる未来は2つ。
- まだこの段階でのFIREは我慢して投資を継続する
- 「サイドFIRE」もしくは「バリスタFIRE」のような副業やアルバイトと組み合わせてFIREする
個人的にはこの段階でのFIREはリスクしか感じないし、目標は1億築いてFat FIREなので1番一択。
取り崩しが始まると金融資産は増加してもその増え方は確実に緩やかになるので、早い段階でこれ以上の生活を望まないと決めつけるのは早計だと思います。
自分の環境に変化が起きた場合や株価が暴落した場合など、どうしても取れる選択肢の幅がギリギリな気がします。
ただ、もし職場がブラックだとか心身に不安があるなら2番も選択肢に入るかと。
ちょっとした労働収入+6.4万円でFIREできるというのはある意味強みですからね。
ちなみにみんな大好きS&P500の直近20年(2002.1〜2021.12)の年平均リターンは9.5%なので、取り崩しを4%ではなく5%〜6%にすればもう少し収入を増やすことができます。
その分枯渇するリスクは高まりますが、それでもトリニティスタディによると株式比率が高ければ枯渇する可能性はまだ低いので大丈夫だと思います(日本は米国ほどインフレ率も高くありませんしね)
とはいえ、あくまでも過去のパフォーマンスを基にしたデータであるので注意が必要です。
米国株式は今後も成長してくれるだろうと信じていますが、それでも未来がどうなるかは誰にも分からないですからね。
まだまだ頑張ろう
今回、シミュレーションしてみてハッキリわかりました。
『少なくとも私の希望を叶えるまでには、まだまだ頑張らなきゃいけないな!』って。笑
私はFIRE後には裕福な暮らしをしたいと考えているので、必要金額はかなり多めで1億円でも足りないかも知れません。
だからこそ今後も資産の大半を運用してお小遣い稼ぎも継続したいと思います。
皆さんも相場が悪いこのような時こそ、FIRE後どんな生活をしたいか考えてみてください。
その生活によっては必要な資産額が減るかもしれませんし、取るべきリスク(投資商品やアセットバランス、ポートフォリオなど)も変わってきます。
自分の思い描く未来に合う適切な投資を今後も続けていきましょう。
今回は以上です!
have a pandaful day
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