【CXSE】中国株投資26ヶ月目。ゼロコロナ解禁でどうなる中国株??

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



12月8日、中国の習近平国家主席がサウジアラビアのサルマン国王と「包括的な戦略パートナーシップ協定」に署名し、新たな同盟関係が構築されました。

サウジと中国、戦略協定に署名 習主席「アラブとの新時代」到来
サウジアラビアのサルマン国王と中国の習近平国家主席は8日、「包括的な戦略パートナーシップ協定」に署名し、両国の関係深化を示した。前日からサウジを訪問している習主席は盛大な歓迎を受け、アラブとの関係に「新時代」が到来すると述べた。


サウジアラビアは世界第二位の原油産出国で中国の最大原油調達先でもありますから、中国の今後の発展のためにもエネルギー資源を安定的に供給してもらうことは非常に重要です。

また、原油を供給してもらう以外にも

  • 港湾などのインフラ整備
  • ハイテク技術の移転
  • 都市建設支援
  • 電気自動車工場の新設

などを支援することで、欧米とは別の価値観を持つ国々と新たな市場や繋がりを作り出すことができます

これは来たる台湾有事で欧米諸国から経済制裁を食らったときに役に立ちますから、本当抜け目ないというか『流石…』って感じですね。



さて、今回はそんな中国に広く分散投資できる中国株ETFの定期報告です。

このブログでは、米国株インデックスメインのリスクヘッジとして中国株ETFに積立投資した結果を毎月公開しています。


現在の中国株は、政治不安によるカントリーリスクで割安になっているもののポテンシャルはかなり高く、中国という国自体も中長期的には米国・米ドルの覇権国・基軸通貨の地位に取って代わる可能性があると私は思っています。

広大な国土と圧倒的な人口、豊富な天然資源、主要産業における支配的地位、米国に対抗できるIT企業群を鑑みれば、中国の台頭は近い将来では必然です。

なんで一応、米国の覇権が崩れた場合の備えとして、資産の一部は中国株に変更しています。


積立設定と投資方針はこんな感じです。

投資金額:約3万円/月
利用証券会社:SBI証券
投資期間:26ヶ月
投資方針:ポートフォリオの3.3%まで積立投資
投資目的:米国株と相関の低い中国株でリスクヘッジしつつ、ハイリターン狙い


それではよろしくお願いします。

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ゼロコロナ解禁で株価アップ!


まずはCXSEの株価の動きですが、この1ヶ月のパフォーマンスは+8.23%と先月に続いて大きく上昇しました。

上昇した要因としては、習近平が掲げたゼロコロナ政策が大規模な抗議活動を経て『緩和するんじゃないか?!』って期待されたことと、実際に緩和されたことですね。


今までこのゼロコロナ政策で物流も人流も止まって経済は停滞しましたから、この決定は市場参加者にとってかなりポジティブサプライズになりました

特に製造業の中心地である重慶市や貴陽市、安徽省蕪湖市など幾つかの都市では、感染しても軽症なら仕事に行くことすら認める措置まで取られ、感染者や感染者疑いの隔離も不要になったそうです。

ゼロコロナ緩和の中国、工場は新たな現実に直面
 中国が厳格な「ゼロコロナ」政策を急激に緩和したことを受けて、同国の工場は新たな現実に直面している。欠勤が増え、感染した同僚と働く例もある。


この抗議活動自体あまり日本では報道されませんでしたが、1989年の天安門事件以来と言われるほどに大規模かつ激しく行われていました。

そしてその結果、習近平肝入りのゼロコロナ政策を緩和させたんですから、諦めずに声を上げ続けた人たちの勝利ですね!!


ただ、あまり予防効果がない中国製ワクチンしか接種できていない中国人が多いですから、緩和に合わせて感染者が爆発的に増えているのは心配です。

このままだと中国全土で医療崩壊が起きて「最悪100万人近い死者が出る可能性もある」という試算もあるので、ここだけは注意しておかないといけないかもしれません。

「ゼロコロナ」転換、中国でコロナ死急増か…北京の葬儀場に車列「毎日100件超す」
【読売新聞】 【上海=吉永亜希子、北京=片岡航希】中国政府が新型コロナウイルスを封じ込める「ゼロコロナ」政策を転換したのに伴い、コロナ感染が急拡大している。中国のコロナ関連の死者は今後、約100万人に達するとの推計もある。中国政府は
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CXSEの組入上位銘柄の動きと保有比率はこんな感じで、パフォーマンス的にも悪くない1ヶ月ですね。

特にオンライン医療サービスなど様々なビジネスを展開する「中国平安保険」は強かったです。


この1ヶ月で+20%を記録し、withコロナで最も恩恵を受ける企業になるかもしれません。

特に傘下の平安健康医療科技が手掛けるスーパーアプリ「好医生」は、ユーザに無料問診サービスやヘルスケアサービス、医療情報の提供やお得なポイント付与・商品販売など、ゼロコロナ緩和後に最もニーズのあるサービスを提供していて人気になっています。

こんな感じでデジタルで顧客の生活に入り込む感じを見ると、今後の成長にも期待できますね!




ただ私の運用状況と資産推移はこんな感じでまだまだマイナス。

現在は米ドル建てで▲29%のマイナスで、金額ベースだと2,200ドルもしくは20万円の持ち出しとなっています。

上がドル換算、下が円換算です

評価額が積立額に追いつくのはまだ先か…..

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ゼロコロナ解禁で海外から投資があるのか?


突然の方針転換でしたが、ゼロコロナ政策の緩和は中国株にとってかなりプラスです。

党大会で独裁色が強くなったことや台湾有事が未だ懸念事項としてありますが、それでも多くの市場参加者は中国という爆発的リターンが狙える市場を諦めきれていません。


実際、「シティバンク」「バンク・オブ・アメリカ」「JPモルガン」は投資判断を引き上げていますし、「ゴールドマン・サックス」は、MSCI中国指数とCSI300指数の来年リターンが16%になると予測しています

アングル:中国株に海外大手行がそろり回帰、依然残る規制・政治リスク
中国株式市場は経済再開を巡る期待と不安で乱高下しているが、海外の大手金融機関は従来の様子見姿勢から一歩踏み出し、慎重ながらも強気の見通しを示し始めている。


個人的にはどこかのタイミングで反転してまだ冬の時代が続くと思っているんですが、先月改めて決めた保有比率に則ってコツコツ積立は続けるつもりです。

長期的な展望としては未だに「買い」ですし、米国集中投資のリスク分散のために投資している一面もありますからね。

世界の2大大国に投資しておけば、どちらが倒れても大丈夫でしょ!




というわけで今回は以上です。

また次回!

have a pandaful day

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