ども!
節約投資家のぱんだマンです。
先日、「中国株が底打ちして反転する可能性がある」という記事をあげました。

中国政府による正式な市場安定化のメッセージと中国高官による規制緩和の発言。
これら事実で主要株価指数は上昇し、とりわけ今まで苦しんでいた中国ハイテク株が急騰しました。
そして数日経った現在も記事で紹介した通り、株価は順調に回復中です。
そこで今回は、先日紹介できなかった中国株ETF「CXSE」の振り返りと毎月積立投資している結果を公開しようと思います。
積立期間1年5ヶ月の結果をご覧あれ。
ちなみに先月の投資結果がこちら↓

当ブログではCXSEの投資状況を毎月公開しますので、『米国株以外で成長が期待できるところに少し投資したい』もしくは『将来有望な中国のハイテクセクターをポートフォリオに入れておきたい』という人は参考にしてください。
CXSEの積立設定と投資方針はこんな感じです。
投資金額:約3万円/月
利用証券会社:SBI証券
投資期間:17ヶ月
投資方針:ポートフォリオの5%まで積立投資
それではいってみましょう。
マイナスだが、後半から急回復

まずは株価の動きですが、この1ヶ月のパフォーマンスは▲6.7%と芳しくないものでした。
しかし相場が底打ちした可能性のある3月15日からのパフォーマンスは+21%と、今までなかった上げ幅を記録し、今もゆるやかですが上昇を維持しています。
ただ、そうは言っても1ヶ月前の基準価額は下回っているので運用状況は依然として悲惨です。
先月よりさらに6%ポイントも含み損が拡大しました(米ドル建て)

上の段が外貨建評価損益、下の段が円換算評価損益になります(金額ベースだと$1423、12万円の評価損です)
このように毎月下落の一途を辿っている状況ですので、含み損はどんどん拡大し精神的ショックもあります。
ただそれでも中国株の将来性を信じていますし、投資理由も米国株一辺倒のリスクヘッジとしてポートフォリオの一部にしているので、リスク許容度を超えない限りは積立は継続していきます。
経済の立て直しにはネット関連(ハイテク)企業の復活が鍵

中国の経済状況は今、正直そこまで良い状態ではありません。
3月5日に開催された全国人民代表大会(日本で言う国会)では、2022年の国内総生産(GDP)成長率目標を5.5%前後に設定しました。(昨年は6%)
新型コロナウイルス蔓延による経済の停滞、ウクライナとロシアでの戦争、原油価格の高騰、米国の金融引き締め等のネガティブな要因を受け、昨年ほどの成長率を維持するのは厳しいと悟ったのでしょう。
ただ、5.5%の成長率すら厳しいとする見方もあります。
米金融大手のゴールドマン・サックスは「4.5%」と予想していますし、上記の懸念材料次第ではそれ以上の減速があると示しています。
こんな状況ですから中国の中央銀行は利下げを敢行し、地方政府はインフラ投資を加速、財政省はさらなる減税で経済を下支えしようとしています。
そうなると成長性が高いハイテク株へのさらなる規制強化は考えづらく、むしろ国務院金融安定発展委員会であった発言(『インターネットプラットフォーム企業を「是正」する取り組みは近く終わる方向だ』)のように規制を緩める方向にいくと思います。
秋には習近平氏を3期続投の国家主席にする党大会が控えていますし、経済の立て直しでさらなる支持率アップを狙うでしょう。
それを踏まえると、ネット関連(ハイテク)企業が集まったETF「CXSE」への投資妙味は十分だと思いますよ。
今後もこの上昇が続くかは分かりませんし、正直怖い時もあります。
ですが、「他の投資家が恐怖にある時こそ貪欲であれ」
この言葉を胸に今後も自分の投資方針を信じようと思います。
今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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