燃料費調整額に上限がある最後の新電力。コスモでんきに変更してみた

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ども!
節約投資家のぱんだマンです。



以前、契約中のENEOSでんき他、多くの新電力が燃料費調整額の上限を廃止したことを紹介しました。

新電力は軒並み値上げ!燃料費調整額の上限撤廃で大手電力より高くなる!
新電力全滅で来月より電気代が最大2500円アップ!?10月中に大手電力会社に戻るべきなのか、各エリアの値上げ幅を紹介!


そこで一時は『燃料費調整額に上限のある東京電力に戻ろう』と考えていたんですが、なんと東京電力管内でもいまだに上限を設けて頑張っている新電力が残っていました。

しかも東京電力の料金プランよりも安く!


そこで今回は、そんな稀有な新電力「コスモでんき」を紹介すると共に、12月電気料金がどのようになるかシミュレーションしようと思います。

電気代高騰に悩んでいる方にとって希望の電力会社になる可能性もありますので、気になる方は是非参考にしてください。

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コスモでんき概要

まず簡単にコスモでんきについて紹介します。

コスモでんきは石油元売り大手「コスモエネルギーホールディング」の子会社が供給する電気で、2019年4月より電力小売事業に参入した新電力会社です。

供給エリアは沖縄電力エリアを除く全国で、以下の4つの料金プランを提供しています。

  • コスモでんきスタンダード
  • コスモでんきポイントプラス
  • コスモでんきセレクト
  • コスモでんきグリーン


スタンダードプランは地域の電力会社の料金から現金値引きがあるプランで、今回最も推すプランとなります。

それぞれの地域の大手電力会社料金をベースに値引きする料金プランのため、大手電力会社よりも確実に安くなるのがメリットですね。


こちらが契約アンペア数と月間使用量ごとの割引額一覧表です。

例えば30A契約者の11月電気使用量が300kWhの場合、月額料金から210円割引されて請求されます。


ポイントプラスプランはでんき料金に応じてドコモのdポイントが還元される料金プランです。

dポイントを貯めている人にはいいかもしれませんが、スタンダードの現金値引きの方が割引率が高いのでオススメはできません。


セレクトプランはドコモが提供する「dTV」「dマガジン」のいずれかのサービスを無料で利用できる料金プランです。

どちらも月額500円前後かかるサービスなので利用者にとっては嬉しいですが、契約アンペア数も使用電力量も多いご家庭であればスタンダードの方が安くなります。

逆に契約アンペア数も低くて使用電力量も少ない一人暮らしのような方で、上記サービスを利用しているならセレクトプランがお得になります(具体的には契約アンペア30A&でんき使用量300kwh以下)



最後のグリーンプランはCO2を発生させない太陽光などの自然エネルギーで発電した、地球にやさしい電気を利用できる料金プランです。

ただ地球には優しいですが、スタンダードプランよりも割高なのでお財布には優しくありません


以上がコスモでんきの4プランですが、いずれのプランにおいても燃料費調整額は地域の大手電力会社と同じなので安心です。

まぁ、最もオススメなのは万人が安くなる「スタンダード」ですけどね。

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12月料金がいくらになるか3プランで比較


先日、東京電力が12月分の燃料費調整単価が発表されたことですし、具体的にいくらぐらいになるか比較してみましょう。

比較するのは

  • 燃料費調整額に上限があって、割引もある「コスモでんき スタンダード」
  • 燃料費調整額に上限があるが、割引はない「東京電力 従量電灯B」
  • 燃料費調整額の上限がなく、割引もない「東京電力 スタンダードS」

どれも40Aで使用電力量が異なるケースです。


ENEOSでんき等の新電力をまだ契約されている場合、燃料費調整単価が跳ね上がる関係で3つ目の「東京電力スタンダードS」と似たような金額になると思います。

厳密には、新電力の電力量料金単価が東京電力より安い関係でもう少し差は縮まると思いますが、だいたいの目安にはなるのでご参考に。

コスモでんき
スタンダード
東京電力
従量電灯B
東京電力
スタンダードS
燃料費調整単価
12月分
5.13円/kWh5.13円/kWh11.92円/kWh
40Aで200kWh使用7,202円7,364円
(+162円)
8,722円
(+1,520円)
40Aで400kWh使用14,211円14,785円
(+574円)
17,501円
(+3,290円)
40Aで600kWh使用21,591円22,615円
(+1,024円)
26,689円
(+5,098円)


こう見るとやはりコスモでんき優秀ですね。

燃料費調整額に上限がありながら直接値引きがある分、大手電力会社料金よりけっこう安くなっています。

使用量が多いご家庭ほどこの差は顕著ですね。


また燃料費調整額上限を撤廃した料金プランと比較すると結構な金額差がありますし、新電力利用者は「コスモでんき」または「東京電力の従量電灯B」に移った方が賢明だと思います。

今後も燃料費の高騰と円安は進行することが予想されていますから。



コスモでんきの懸念点としては、いつまで燃料費調整額上限をキープできるか不明なところですね。

現状、上限を超えた部分は全てコスモでんきが負担していますから、売れば売るほど赤字が膨らむ状態です。

これがいつまで負担できるのかは企業の体力と経営判断によります。


なので最悪、『来月にはまた電力会社の切り替えがあるかも?』と思ってやるのがオススメです。

そういうのが面倒な人は東京電力の従量電灯Bですかね。



まぁ、いずれにせよ節電とか電力会社の乗り換えで高騰する電気代を抑えていきましょう!

皆さんの参考になると嬉しいです。

それではまた次回!

have a pandaful day

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