任期満了退職から入社までの年金支払いについて

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自衛隊の話

ども!
訓練中のカップ麺が恋しいぱんだマンです。

自衛隊を任期満了で辞めて、4月1日もしくはそれ以降に民間企業に入社する方。

自衛隊を辞める3月分の国民年金の支払いがあるの知ってますか?

私は今年3月に陸上自衛隊を任期満了で退職し、民間企業に転職した元自衛官です。
今日は任期満了自衛官が忘れてしまいがちな年金のことをお伝えします。

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年金とは

そもそもみなさん年金の事はどれだけご存知ですか?
そんな方は毎月もらう金券をよく見てください。

厚生年金という欄がありませんか?
それが私たちが支払っている年金です。

そしてこの厚生年金、実は私たちが払っているのは半分です。
もう半分は自衛隊が払っています。

自営業やフリーターは国民年金といって、全額自分で支払っているのに対し、会社員や公務員はその企業や組織が半分を負担してくれています。

そして支払い期間が10年(猶予や免除含む)を超えると、年金をもらう資格になります
未払いはこの期間に含まれません!

つまり自衛隊入隊するまで働いたことがない、年金を納めていなかった人も自衛隊入隊と同時にこの厚生年金に入って、カウントが始まっています。

だから『将来年金がもらえるか分からないから払うのやめよ』って思う方は、非常にもったいないです。
なぜならあなたが自衛隊在職期間中に支払っていた額➕自衛隊が別で払っていた額の両方を捨てることになるからです。

また年金は支払っていれば10年未満でも事故で障害を負ってしまった時の障害年金死亡してしまった時の遺族年金が支払われます。

これらを継続するためにも自衛隊を辞めても、年金は支払いましょう。

自衛官退職から入社までの年金支払いについて

この厚生年金ですが、任期満了で退職する3月分は給与からの引き落としもなければ、自衛隊が負担する半分もありません。

4月に新しい会社に入社しても、その企業が厚生年金を支払うのは4月分からです。

今まで続けてきた年金の支払いを途切れさせない方法が以下の2つです。

  1. 新しい会社の入社日を3月中にする
  2. 3月は国民年金を払う

1は難易度高いです。
3月中に入社すれば、新たな会社が厚生年金を半分支払います(もう半分はあなたの給与から天引き)
多くの会社は入社日が4月1日以降ですし、会社のルールで決まっているので変更するのは難しいでしょう。

もし3月中に入社できるようならラッキーです!
スムーズに厚生年金を継続できます。

アンラッキーな方全員にオススメできる方法は2です。

3月分は国民年金として自ら納めます。
私もこの方法で納付しました。

やり方はとっても簡単です。
5月ごろになると日本年金機構から国民年金保険料の納付書が送られてきます。
その納付書をコンビニに持って行って支払って終わりです。

↓こんな感じのハガキで来ます。



もし納付書が送られてこない場合は市役所の年金課に連絡しましょう。
ちなみに金額は16410円でした。

納付した際にもらえる領収書はとっておきましょう
その年の年末調整の際に、控除証明書の原本が間に合わない場合の代替になります。

簡単に言えば、国民年金の支払い分だけ収入が無かったことになり、税金が少しだけ安くなります

まとめ

年金の支払いは当たり前だ!と言われると支払う気持ちが失せるのは分かります。
しかし会社員として働く以上、払わないということは出来ません。

ならばしっかり払って、将来しっかりもらいましょう。
また障害を負った時や亡くなった時に、自らや家族を助けることができます。
その保険として考えれば、決して悪くはないと思います。

今日はここまでです!

ではまた次回!

have a pandaful day

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