任期満了後自衛官が一人暮らしするまでに必要な手続き

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自衛隊の話

どうも!
帰隊時間ブレイカーの元自衛官ぱんだマンです。

これから任期満了し退職を考えている自衛官の方、一人暮らしするまでに必要な手続きわかりますか?

私は今年3月に任期満了で退職し、現在一人暮らしをしています。
私もその時は手続きが多すぎて、何をしなければいけないのか全くわかりませんでした。

しかしネットで調べ、少しずつ必要な手続きを済ませました。
そこで今日は元自衛官として、一人暮らしを始める前に必要な手続きをまとめてみました。

これから退職する方は参考にしてください。

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賃貸物件の契約

まず必要なのが一人暮らしをする家ですね。

これは特に難しくはありません。
不動産屋に行って、自分が住みたい部屋を見て契約するだけです。

ただなにも下調べしないで行くよりはSUUMOなどの賃貸情報サイトで住みたい部屋をある程度決めた方がスムーズに行きます。
また家賃、間取り、立地を自分で『これぐらい』と決められます。

自分の新しい家なので自分の納得できる家を選びましょう。

電気、水道使用開始手続き

次は電気と水道です。
これを契約しないとせっかくの新居が真っ暗で、水も使えません(止められてなければ使えます)

賃貸契約後に家に入ると、ポストの中や床の上、キッチンなどの目立つところに電気と水道の使用申込書があります。

これに記入して投函するか、QRコードやURLからオンライン手続きできます。

ガス契約(立ち合い必要)

ガスの使用申込書も基本的には水道、電気と同じように部屋かポストにあるでしょう。

ですがガスは開栓作業があり、これは住む人が立ち会わなければいけません

また申し込み当日に開栓を行える業者は少ないので、日を改める必要があります。

ですから引越しや荷物の搬入に合わせて計画的に行いましょう。

インターネット回線の契約

インターネット付きの部屋を契約した方、モバイルWiFiをお持ちの方、部屋でネットをほぼ使わない方は必要ありません。

しかしもしパソコンを使う方、会社がテレワークを行っている方、携帯のギガを節約したい方はインターネット回線は早めに引いた方がいいです。

なぜなら3月〜5月くらいは非常に混み合い、工事ができないからです。

私は3月末に入居したのですが、工事待ちで開通まで約1ヶ月かかりました。

また光回線は工事が必要なので事前に大家さんに許可をとりましょう

郵便物の転送

自衛隊を辞めた後にも関わらず、以前の基地や駐屯地に自身宛の郵便物が届くことがよくあります。

それを防ぐため自身の郵便物を自動的に新しい住所に転送してくれるよう登録しておきましょう。

https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/

イー転居ならオンラインから登録できます。

注意ポイントは転送期間は1年です

それまでに全ての登録住所を新住所にしないとそれ以後は届かなくなってしまいます。

住民票の移動

さて退職も近づいてきたら、今住んでいる役所に転出届を出しましょう。(引越し2週間前後です)

そしたら転出証明書がもらえるので、それを新しい市区町村の役所に転入届と共に提出すれば完了です(転入届は役所で記入します)

注意してもらいたいのは、引っ越してから14日後までに必ず終わらせることです。
過ぎてしまうと過料が課される可能性があります。


ちなみに↑のやり方は今住んでいる市区町村と異なる市区町村に引っ越す場合です。

今住んでいる基地または駐屯地と同じ市区町村に住む場合、転出届も転入届も必要ありません。
役所で記載する転居届だけが必要です。

余談ですが住民票を1〜2枚ほどこの時に発行しておくと便利です。
会社や免許、車の手続きで必要になるケースが多いため。

マイナンバー住所変更

もしマイナンバーカードを持っていたら、新しい住所の役所で住所変更をしましょう。

転入届を提出したら新しい住所で申請することが可能です。

免許証の書き換え

免許をお持ちの方は新しい市区町村の警察署か免許センターで免許証の住所変更をしましょう。

これをしないと住所が以前のままで身分証明書として使えないのですごく不便です!

また変更の際は自分の住所を証明するものが必要ですが、新しい会社に入るまでは健康保険証もなければ、消印付き郵便物もまだ届いてない思うので、役所でもらった新しい住民票を出しましょう

車庫証明

車をお持ちの方は新たに車庫証明を取り直さなければいけません

ついつい忘れてしまいがちでやってない人も多いですが、基本的には引越しから15日以内やらなければいけません

ですので免許証の住所変更の際に、必要書類をもらいましょう

賃貸の場合、大家さんや管理会社に記入してもらうところがあるので、しっかり確認しましょう。

車のナンバー変更、車検証の住所変更

引越しに伴い新居の住所を管轄する運輸局が以前と変わった場合、車のナンバーと車検証の住所を変更しなければいけません。

これも引越しから15日以内と決められています。

この申請には住民票と車庫証明書が必要なので、必ず役所で住民票をもらって警察で↑のことをやってからにしましょう。

やることは運輸局へ行き、必要な書類を記載、提出してナンバーを変えるだけです。

その際に新しい車検証をもらえるので、それを保管すればオーケーです。

警察も運輸局も基本的には平日しかやっていませんので、仕事が本格的に始まる前に済ませましょう

自動車の自賠責保険と任意保険の住所変更

最後は自動車保険の住所変更です。

自賠責保険も任意保険も電話やネットから申請できます

場合によっては値段が下がったり上がったりします。

どちらもいざとなった時に自身を守ってくれるものですので、保険が使えませんってことにならないようにしておきましょう。

クレジットカード、銀行口座の住所変更

これも忘れがちですが必ず変更しましょう。

紙でカードの明細をもらっている人は届くのが遅れたり、届かなかったりします。

またお得なキャンペーン情報や重要なお知らせなども届かなくなるので、しっかり変更しましょう。

もしクレジットカードを持ってない方は自衛隊を辞める前に最低1枚は作ることをお勧めします

理由は公務員であるうちは作れるカードの選択肢が多いこと、転職したては作れないことがあること、将来マイホームなどでローンをする際にカードの利用実績から借りやすくなること

現金派の方はカードは緊急時だけで、いつもは使わなくてもいいと思います。

携帯の登録住所変更

こちらも特に忘れやすいです。

特に不便などはありませんが、変更を忘れると支払いが遅れた時に書類が届かず催促がひどくなるケースがあります。

またお得なキャンペーンなども届かないので、忘れずに変更しましょう。

おまけ

一人暮らしするまでに必要な手続きではありませんが、忘れてはいけないことで年金の支払いと住民税の支払い、車を持っている方は自動車税の支払いがあります

3月に退職して新しい会社に4月入社の方は3月分の年金の支払いがあります
詳しくは過去記事がありますので、コチラをご覧ください↓
https://myishiwillgoon.com/jieikan_nenkin/195/

住民税の支払いは4月〜5月に新居に納付書と共に届きます

支払い方法は3ヶ月分の納付書が4枚で1年分になります。
一括で1年分払ってもいいですし、1枚ずつ、2枚ずつでも構いません。

注意すべきところは4枚それぞれ支払い期限が設定されてますので、それまでに支払ってください

翌年からは会社の給料から自動的に引かれるます。

最後は自動車税です。

多くの人は5月中に納付書が届きますが、これは車検証の住所に送付されます

また5月までに車検証の住所変更を終わらせても、行き違いで前の住所に届くことも多いです。

もし郵便局のイー転居に登録したのに転送されない場合は、前の部隊に連絡してみましょう!

きっと届いていると思います。

まとめ

引越しに関わる手続きはとても多く、日数がかかるものも多いです。

また新しい会社の準備やら家具、家電の購入に大忙しでつい後回しにしがちです。

ですが厳密に期限が設けられているものも多いので、計画的にやっていきましょう。

それを乗り越えたら、あとは完全に自由ですよ!


では今日はここまで!
みなさんの役に立てたら嬉しいです。

have a pandaful day

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