ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月恒例のつみたてNISA結果公開回ですが、7月に入ってようやく円安傾向も一服してきましたね。
特に最近は『日銀の植田総裁がこれまでの金融政策を修正するんじゃないか』という観測も出ていますし、利上げの最終局面にいる米国・欧州とは違ってこれから利上げになれば本格的に円高が始まる可能性があります。

まぁ、私としては今年ハネムーンを控えていますし、円安による物価高騰で実質的な賃金の低下や購買力の低下など目に見えて悪影響が出ていますので早く修正してほしいところですね。
あと個人投資家としても円安で米国株の評価額が上がるよりも、円高で一口でも多く米国株を買える方が嬉しいですし。
『円安で資産が増えた』と喜ぶ人も多いですが、資産を作る段階において円安はむしろ敵。
円高こそ資産を作る段階では有利と考えています。
それでは今回も
- つみたてNISAの投資状況
- 米国経済の状況
について紹介しますので、S&P500などの米国株に投資している方は参考にしてください。
このブログではつみたてNISAが開始された2018年からの資産推移を毎月公開しているので、『投資するとこんな感じになるんだな〜』と多くの人に知ってもらえると嬉しいです。
そして少しでも多くの人が投資を始めて、より良い人生にしていってもらえたらと思います。
つみたてNISAに関する設定はこんな感じ。
投資銘柄:eMAXIS Slim米国株式(運用のみ銘柄が別であり) 投資金額:月33,333円 利用証券会社:楽天証券 投資方針:30歳・子なし・会社員とリスク許容度高く、運用可能年数も長いので米国株インデックスに集中投資
結果発表と米国経済について

早速結果ですが、月3.3万円の投資を64ヶ月(5年4ヶ月)続けると378万円になりました!(投資元金は222万円)
先月の364万円からは更に14万円増え、円高が進行したわりにかなり上昇しました。
実際ドル建てのS&P500はこの1ヶ月3%以上上げてますし、13日には1年3か月ぶりの4500台に到達しました。

この要因としては
- 6月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)が市場予想を下回ったこと
- 米銀大手の決算で米国経済の持続性・底堅さが確認されたこと
- イエレン米財務長官の労働市場に対する強気な発言をしたこと
などが追い風となりました。
特に一つ目のCPI・PPIの数字はマジで良かったですね。
CPIは前年同月比+3.0%で12か月連続の下落。
一時9%を超えた物価上昇の勢いは明らかに落ち着いてきていますし、FRBが目標としている物価上昇率2%もついに射程圏内に入ってきました。
またPPIも前年比0.1%上昇と2020年8月以来約3年ぶりの低い伸びになったことで、CPIに続いてインフレの収束を確認できました。

これら指標はFRBが金融政策を決定する際にも非常に重視するデータですし、実際この結果を受けて7月が最後の利上げとの見方が強まりました。
インフレの鈍化=利上げの停止=株価上昇ですから、相場としては非常に良い状況です。
ただし、今後はこれまで以上に前年同月比での比較が容易ではなくなってきますし、賃金の伸びは底堅い労働市場によって未だ健在です。
そうなると高インフレが継続する可能性や賃金・物価スパイラルになる恐れもありますから、全体としてはまだまだ油断はできない状況ですね。
結論:米国はどうあれ投資は継続が一番

色々言いましたが、正直インデックス投資家にはこんな直近の事情は関係ありません。
「愚直に積立して長期の平均リターンを取りにいくこと」こそインデックス投資家のゴールですからね。
ただそれでも相場環境を知っていれば慌てることも心を乱すこともありませんから、ホールド力を高める意味でも投資先の現状は少しでも知っておくべきと私は考えます。
なのでこの情報が皆さんの投資の一助になると嬉しいです。
それでは最後に、これまでのつみたてNISA資産推移を公開して終わろうと思います。

5年間上がったり下がったりしましたが、ちゃんと右肩上がりに資産は増えています!
なので一時的には落ち込むことはあっても決して諦めずに投資を継続してください。
いずれ自分自身の資産推移を見ることが一つの楽しみになってきますから、それまで頑張っていきましょう!
それでは今月のご報告は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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