ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月恒例のつみたてNISA結果公開回ですが、ついに株式相場にとっては鬼門の8月になりましたね。
この8月、そして9月にかけては米国の市場参加者の多くが夏季休暇に入ることから株式の取引量が減少し、新年度にあたる9月に向けてポートフォリオを整理する人も多いですから相場が不安定になりやすい時期として知られています。
実際、過去30年のS&P500の月別リターン平均は
- 8月は-0.3%
- 9月は-0.2%
と年間でのワースト1位と2位が続く厳しい時期となります。

ゆえに夏枯れ相場とも言われているんですが、10月以降の年末高を考えるとむしろ夏秋の株安は押し目買いする絶好の機会です。
将来的に資産をブーストさせるお宝ポジションとなる可能性もありますから、相場の変動についていける人はこの時期を逃さないようにしてください。
それでは今回も
- つみたてNISAの投資状況
- 米国経済の状況
について紹介しますので、S&P500などの米国株に投資している方は参考にしてください。
このブログではつみたてNISAが開始された2018年からの資産推移を毎月公開しているので、『投資するとこんな感じになるんだな〜』と多くの人に知ってもらえると嬉しいです。
そして少しでも多くの人が投資を始めて、より良い人生にしていってもらえたらと思います。
つみたてNISAに関する設定はこんな感じ。
投資銘柄:eMAXIS Slim米国株式(運用のみ銘柄が別であり) 投資金額:月33,333円 利用証券会社:楽天証券 投資方針:31歳・子なし・会社員・リスク許容度高。運用可能年数も長いので米国株インデックスに集中投資
結果発表と米国経済について

早速結果ですが、月3.3万円の投資を65ヶ月(5年5ヶ月)続けると380万円になりました!(投資元金は226万円)
先月の378万円からは2万円増えましたが、積立分を考えると実質的には微減ですね。
実際、つみたてNISAを始めた2018年からの資産推移ではこの1ヶ月の資産は減っていますし、評価損益率も69.54%→68.13%と1%以上落ちています。

この要因としては冒頭の夏枯れ相場の他に、
- 格付け会社のFitch Ratingsが米国の長期国債を格下げした
- 時価総額1位のAppleが決算ミス。昨年9月以来の大幅な下げを記録
- リセッション懸念が後退し、長期金利が上昇
- FOMC議事要旨でタカ派な発言が目立った
- 7月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)でインフレの加速が確認された
など悪材料が多く見られたことが影響しています。
その結果S&P500は1ヶ月で4%以上下落し、7月末まで上昇した年の8月としては最悪のパフォーマンスを記録しました。

特に堅調な労働市場や旺盛な個人消費を背景にした米経済の底堅さは、これまで悲観的だったバンク・オブ・アメリカやJPモルガンチェイスの景気後退予測を撤回させるほど予想外なものでした。
これによって景気後退に備えていた機関投資家や個人投資家の多くから長期国債が売りに出されたことで債券利回りが上昇。
金利とシーソーの関係にある株価が急落したというわけです。

また米国国内の買い手側の価格変動を表す「CPI」は、予測を下回ったものの前年比3.2%上昇で13カ月ぶりの加速。
売り手側の価格変動を表す「PPI」もサービスコストの大幅上昇などで予想を上回る前年比+0.8%に加速しました。
これらはいずれもFRBに更なる引き締めを検討させるようなものですから、株価にとって現在の状況は良いとは言えませんね。
ただし、冒頭でも紹介したように現在の下落局面は長期投資する上では絶好のチャンスです。
夏枯れ相場は一般的に9月16日頃までで、そこからは年末に向けて相場は再度上を目指します。
なので例えここから5%、10%下落したとしても慌てず狼狽売りなんてしないようにしましょうね。
相場は上がって下がってを繰り返しながら上を目指す生き物です。
ドンと構えて落ち着いて積立を継続しましょう!
それでは今月のご報告は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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