つみたてNISA55ヶ月目結果。過去100年の暴落から分かる忍耐期間を調べてみた

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月恒例のつみたてNISA結果公開回ですが、最近の米国株不安定ですね〜。

私はよく職場の昼休みにニュースを見るんですが、毎日S&P500が『〇〇pt上がった、下がった』なんて情報が流れてきますよ。


こんな短期目線の情報、つみたてNISA利用者は見るもんじゃありませんね。

私の家のようにいっそテレビ捨ててしまいたい!笑

相場がどうなろうとインデックス投資は継続しなければ勝つ見込みはありませんし、つみたてNISAの非課税メリットも活かすことはできません。


そこで今回はつみたてNISAの投資状況を振り返るとともに、長期投資家が知っておくべき過去の暴落期間を紹介します。



このブログではつみたてNISAが開始された2018年からの資産推移を毎月公開しているので、『投資するとこんな感じになるんだな〜』と多くの人に知ってもらえると嬉しいです。

そして少しでも多くの人が投資を始めて、より良い人生にしていきましょう!

つみたてNISAに関する設定はこんな感じです。

投資銘柄:eMAXIS Slim米国株式(運用のみ銘柄が別であり)
投資金額:月33,333円
利用証券会社:楽天証券
投資方針:30歳・独身・会社員、リスク許容度高く、運用可能年数も長いので米国株インデックスに集中投資派
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結果発表

早速結果ですが、54ヶ月目での資産は289万円になりました!(投資元本は193万円)

一時は300万円台に乗ったんですが、最近の下落で今はちょっと伸び悩んでいますね。

まぁ、S&P500がこの1ヶ月で6%近く下がっていますし、円安メリットがある同期間の投資信託でも4.6%下がってるんでしょうがないとは思うんですが。

左:S&P500、右:eMAXIS Slim米国株式(S&P500)


これぐらいの資産規模になると毎月の積立額よりも株価の変動幅の方が資産額に与える影響が大きくなるんで、3.3万円投資してても資産が減ることはザラです。

なので個人的には額で見るより%で見る方が、自分の資産推移を冷静に捉えられると思います。


特に積立投資している人。

そんな人は遠からず資産が1000万円、2000万円と大きくなりますから、株価の変動によっては短期間で数十万〜数百万円もの大金が吹っ飛んだりします。

そんな時に慌てないためにも、「いくら飛んだのか」ではなく「何%飛んだのか」を基準に考えるようにした方が精神衛生上良いです。

暴落時は何%ぐらい落ちるのかってのは皆さんシミュレーションしていると思いますしね。



ちなみにこれがつみたてNISAを始めてからの資産推移と銘柄別のリターンです。

楽天バンガードは現在運用のみ。
今は全額eMAXIS Slim米国株式に投資しています。


まだまだ余裕でプラス圏!

見てわかる通り、長く積立投資をしているほど今までの含み益によって元本割れリスクは下がります

なので例え投資期間が短くても、あと5年〜10年投資を継続すれば同じようなグラフが見えるはずです。

特に今のような下落局面においては同じ積立額でも多くの口数を購入することができますから、相場が反転すれば一気に資産額は増えると思いますよ。

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過去100年の暴落から分かる忍耐の期間

下落率下落開始時期下落期間元の株価に戻るまで
世界恐慌84%1929年8月2年9ヶ月13年3ヶ月
オイルショック45%1972年12月1年9ヶ月6年2ヶ月
ブラックマンデー37%1987年7月5ヶ月1年5ヶ月
アジア通貨危機40%1999年6月3年3ヶ月4年2ヶ月
ドットコムバブル39%2000年6月2年2ヶ月4年6ヶ月
リーマンショック61%2007年6月1年8ヶ月4年4ヶ月
コロナショック32%2020年2月1ヶ月5ヶ月
最近の下落23%2022年1月現在進行中現在進行中


上記は過去100年に起きた暴落を発生年順にまとめたものです。

こうして見ると1987年のブラックマンデー以降、50%以上の暴落にあっても回復までの期間は長くて5年程度です。

みんなが怯える暴落と言っても、所詮はこの程度の期間なんですよ。


今の米政府・FRB(中央銀行)は過去の暴落を経てさまざまな支援策を手札として持ってますし、そもそも同じような危機が起こらないような仕組みや規制をしています。

そして例え今までにない未曾有な事態に世界中が落ちたとしても、米国ほど迅速に対応できる国はないでしょう。

それはコロナが発生した時のド派手な財政出動・金融緩和で一目瞭然ですし、昨今の利上げも同様です。

世界経済は米国を中心に回っているんですから、米国以外の国は米国と協調するしかありません。



故に「インフレ?」「金融引き締め?」「リセッション?」
多少は小揺るぎするでしょうが、結局米国株は底堅いと思います。

むしろ今の価格は2020年11月の最高値付近なんですから、積極的に買い付けたいぐらいですよ。


まぁ、私は余裕資金は全部投資に回すフルインベストメント派なんでそんなお金ないんですけど。笑



ただ個人的に言えば、米国株ほど将来的に安心できる投資先はありません。

世界一の経済と軍事力に加え、圧倒的な人材と徹底した資本主義が生んだ世界中の人々を虜にする企業群。

どう考えても衰退する未来が見えませんし、そもそも米国株に投資する人はその未来が最も可能性が高いと信じたからこそ投資したはず。


ならばちょっと石に躓いたぐらいで死にそうなぐらい不安になっちゃダメですよ。

子供を見守る親のような気持ちで、5年ほど「ドン」と構えていましょう。



それでは今回は以上です。

have a pandaful day

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