ども！
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月公開している「レバナス」の投資結果を報告しようと思いますが、EV絶対王者のテスラの失速がヤバいです。
先日発表された2024年第1四半期の自動車生産・納車台数はここ数年で最少となる38万台。
これは前年同期比で約9%の減少、第4四半期と比べると約20%の減少ですから、明らかに販売ペースに陰りが見えてきています。
- 反政府勢力を避けるための海上輸送の迂回
- ドイツ工場の火災
- ライバルである中国のBYDやリ・オートなどとの競争激化
- 度重なる値下げによる利益率低下
- EV車そのものの需要の減退
などが要因としてあったようですが、この前まで50％近い成長率を叩き出していたテスラを知っている身としては非常に残念ですね。
株価も年初来33％の下落とナスダック100指数の採用銘柄で最悪のパフォーマンスですし、EVの終焉は本当に近いのかもしれません（S&P500でも2番目に大きな値下がり銘柄）
頑張れ！イーロン・マスク！
それでは今月もハイリスク・ハイリターンなレバナス投資結果と米国経済の近況等を紹介しますので、一発逆転を狙いたい個人投資家の方は参考にしてください。
私なりのレバナス投資方針です。
- 積立額は毎月3万円
- SBI証券の特定口座で現金積立
- 完全にギャンブル枠での運用
- 総資産の3.3%まで毎月購入
- 3.3%を超えたら積立を中止、下回ったら再開
- 含み益がどれだけ膨らんでも売却はしない
ここ1ヶ月の株式相場と投資結果
まずは主要株価指数の推移ですが、この1ヶ月はほぼ横ばいで推移。
唯一ナスダック100のみ僅かに下落となりましたが、年初からの凄まじい上昇を考えると一旦の休息は必要でしょう。
株価が伸び悩んだ要因としては、
- 長期金利の上昇
- 確定申告を控えた利益確定売り
- 利下げ予測の後退
- 中東情勢の緊迫化
などが考えられ、特に長期金利の影響が大きいです。
というのも原油高やインフレの高止まり、FRBの利下げ時期の延期観測など、債券が売られやすい状況になったことで一時は4.40%と昨年11月下旬以来の高水準を付けました。
こうなるとハイテク株メインのナスダック100は全体的にバリュエーションが低下してしまいますから、今のように上値が重くなってしまうのも仕方ありません。
ただ、依然として経済指標は米国経済が堅調であることを示していますし、AIブームもまだ始まったばかりですので、今のような状況は絶好の買い増しタイミングだと個人的には思います。
FRBによる利下げがいくら遅れようと、今以上の政策金利になることはほぼ考えられないですからね。
それに株式市場が長期的に上昇するためには、定期的な下落はどうしても必要です。
定期的な下落は市場の過熱や過剰評価を修正するとともに、市場が健全な成長を続けるための礎となります。
また下落から再び成長に向かう過程でより有望な企業や産業が生まれる可能性もありますから、競争力のある企業だけが生き残るためには必要な時期とも言えるでしょう。
だからこそ一時的な痛みは伴いますが、我々インデックス投資家は下落を歓迎すべきだと思いますね。
こんな状況でしたので、レバナスのパフォーマンスも久々に悪かったです。
直近1ヶ月のパフォーマンスは-4.73%と、先月の上昇分が全て吹っ飛んでしまいました…泣
現在のリターンは積立金額98.5万円に対し評価額は約138万円！（+40%）
まだまだ含み益たっぷりで順調ではありますが、リスクの割にはやや物足りないリターンですかね。
期間別の騰落率を見てもノーマルナスダック100とあまり変わらない期間がありますし、これならレバレッジをかけなくて良いかも？って考える人はいるかもしれません。
| iFreeNEXT NASDAQ100 | iFreeレバレッジNASDAQ100 | |
|---|---|---|
| 1ヶ月 | -1.51% | -4.73% |
| 3ヶ月 | +14.39% | +16.60% |
| 6ヶ月 | +22.86% | +36.06% |
| 1年 | +56.95% | +62.04% |
| 3年 | +84.16% | +26.18% |
まぁ、その要因はおそらくヘッジコストと円安に大きく振れたことですから、今後円高に振れるなら為替ヘッジありのレバナスの方が良いかもしれませんが。
ちな現在までの評価額推移はこんな感じ↓
レバレッジ商品なので評価額の推移が激しいですが、それでも3年以上続けていると含み益がそれなりになるので中々元本割れまでいきません。
この点は長期投資目的でレバナスに投資される方には後押しになると思います。
普通のインデックスファンドと同様、長期で運用すればするほど元本割れする可能性は低くなるってことですからね。
以上、皆さんの参考になると嬉しいです。
それではまた次回！
have a pandaful day
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