ども!
節約投資家のぱんだマンです。
全国のオルカン投資家の皆さんに朗報です。
eMAXIS Slimシリーズを運用する三菱UFJ国際投信は今月18日、全世界株式(オール・カントリー)を含む4ファンドの信託報酬を引き下げることを発表しました。

その信託報酬はオルカンで0.05775%と、これまで最安ファンドだった野村の「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー) 」に並ぶ形に。
新NISAが始まる来年に向けて仕掛けてきた他ファンドに対し、改めてシリーズのコンセプトである「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」姿勢を示しました。
これは三菱UFJ投信さんマジでナイス判断でした!
販売会社がネット証券から地銀まで幅広いオルカンが今回の決断を実行するのは大変だったと思いますが、こうやって追随してくれるからこそ我々は安心してお金を預けることができます。
あいにく私は投資戦略の違いからオルカンに投資することはないんですが、それでもスリムS&P500に投資する一人の投資家としてスリムシリーズに対する信頼はまた一段と高まりましたね!

ここで一旦、現在のコストが安い全世界株式ファンドTop4の信託報酬を比較してみます(投信保有ポイントはSBI証券の場合)
ファンド | 純資産総額 | 信託報酬 | 投信保有ポイント |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 全世界株式 | 1兆3706億円 | 0.05775% | 0.0175% |
はじめてのNISA・全世界株式インデックス | 4億円 | 0.05775% | 0.0175% |
Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス | 14億円 | 0.05775% | 0.0175% |
たわらノーロード 全世界株式 | 81億円 | 0.11330% | 0.05% |
FTSE連動ファンドは除いていますが、それでも同指数に連動するファンドとしてはスリムオルカンが頭ひとつ飛び抜けていますね。
それにスリムシリーズでは純資産残高に応じて信託報酬が段階的に下がる「受益者還元型信託報酬率」が設定されていることも忘れてはいけません。
これにより1兆円をすでに超えている本ファンドはたった0.0001%になりますが、トレカンやのむカンよりコストが低くなりますから厳密には単独最安値ファンドとなります。

またオルカンのインパクトが大きすぎて忘れがちですが、オルカン以外の全世界株式の「除く日本」と「3地域均等型」、それから「新興国株式」も信託報酬が引き下げられてます。
これらファンドでも他社ファンドと同じか単独最安値になってますから、投資している方にとってはかなりの朗報ですね!
個人的にはこれに続くように「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」や「eMAXIS Slim先進国株式」も信託報酬が引き下げられると嬉しいんですが、他ファンドが先行しないうちは流石に可能性は低いでしょう。
まぁですが今回の教訓として「これだけ信託報酬を削る判断が必要になったとしても追従する」ってことが分かったので、今後もスリムシリーズには安心して投資できそうです。
最近は低コストファンド競争が激化していますし、新ファンドも続々と登場しています。
ここまで競争が激しいと『投資先は決めたけど、どのファンドに投資すれば良いか分からない』って個人投資家も多そうですね。
なのでそのうち新NISAに向けた投資先別オススメファンドを紹介しようと思います。
それでは今回は短いですが以上となります。
また次回!
have a pandaful day
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