年齢別老後2000万円問題をクリアするために必要な毎月の積立額または一括の投資額

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投資

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



金融庁の金融審議会「市場ワーキング・グループ」の報告書によると、「老後30年間で約2,000万円が不足する」という試算が示されています。

これが最近よく言われる「老後2,000万円問題」です。


そこで今回はこの2,000万円をインデックス投資で稼ぐためにいくら必要なのか、年齢別に試算してみたいと思います。

インデックス投資にしたのは長期投資においては最も勝てる確率が高く、また投資初心者であっても始めやすいからです。

想定利回りは年5%
米国の過去30年間の年平均リターンは9.89%であるし、50年間で遡っても9.73%あります。
なので不可能な数字ではありません。

そして結婚、子育てなどのライフイベントを入れると複雑になるので、今回は独身者が65歳までに2,000万円を築くのに必要な金額を求めたいと思います。

あくまでシミュレーションなので、『これぐらい必要なんだな〜』ぐらいでお願いします。
それではいってみっましょう!

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20代、30代の部

下記の表の見方は簡単です。
年齢の下に書いてあるのが、2000万円を到達するのに積立投資で必要な毎月の投資金額と一括投資で必要な投資金額です。

一括投資の場合は、一度その金額を投資すればあとは運用するだけで65歳時点で2000万円に到達すると思われる金額です。
なので追加投資は必要ありません。


それでは20代からいってみましょう♪

年齢20歳22歳24歳26歳28歳
積立投資9,870円11,043円12,373円13,888円15,619円
一括投資212万円235万円259万円286万円316万円

こう見ると若いうちは積立でも一括でも必要な金額は少ないですね。
特に20歳で積立投資なら、月1万円以下と貯金がない人でも無理せず続けられる金額です。

運用期間が長くとれるのがこの世代の強みなので、少ない金額でも長く運用して強みを活かしましょう。



続いて30代の場合での試算です。

年齢30歳32歳34歳36歳38歳
積立投資17,604円19,893円22,545円25,639円29,274円
一括投資349万円386万円426万円471万円520万円

30代になると一括で投資するにはやや厳しい金額になってきましたが、人によってはいけるでしょうか。
もし現金で一括投資できるのであれば、一括で投資した方が必要なお金は積立より少なく済みます。

しかし運用金額が大きいとそれだけ振れ幅が大きくなるので注意も必要です。

インデックス投資を始めたいけど、まとまった資金がある。一括投資しても良い?
手元資金を効率的に働かすには一括投資!確かに効率的だけど、抜けられない落とし穴にハマるよ。投資で一番大事なこと。


なので個人的には積立投資から始めるのがいいと思います。
ちょうど金額的にもつみたてNISAの範囲内で収まりますし、非課税なので今回のシミュレーションに近い数字になると思います。

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40代、50代、60歳の部

続いて40代の部です。
これぐらいになると積立じゃないと厳しそうだがどうだ!

年齢40歳42歳44歳46歳48歳
積立投資33,585円38,748円45,010円52,722円62,398円
一括投資575万円636万円702万円776万円857万円

やはり一括はすごいですね。
かなりの大金が必要になってきました。

この年齢から2,000万円を築くならまずは積立投資です。
それもつみたてNISAを上限いっぱいまでやって、プラス特定口座idecoまたは確定拠出年金で運用しなければいけません。

特に40代の後半からは5万円を超えるので、節約程度では賄い切れないかもしれませんね。
しかし不可能な数字でもないので、節約や副業で頑張ってみる価値はあると思います。


それでは最後に50代と60歳の試算いってみましょう。

年齢50歳52歳54歳56歳58歳60歳
積立投資74,825円91,279円113,956円147,012円199,345円294,091円
一括投資947万円1046万円1156万円1277万円1411万円1559万円

うーん、、、どっちもキツいな!
この金額を毎月投資できる人はいるのか、、、

ってかこれができる人はすでに投資しているだろ!って思います。

この年齢ぐらいから貯金なしで投資を始めるのなら、ゴールを後ろにズラすしかないと思います。
65歳をゴールにするのではなく、70歳または75歳をゴールにすれば運用期間を延ばすことができます。

投資をすること自体はいいことなので、今の年齢からできる限り積立、そして運用を続けましょう。

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やはり複利ってすごい

こう年代別で比べてみると、本当に投資を早く始めた人の方が有利なことが分かります。

20歳から積立した場合、65歳までのトータルの投資金額は約532万円です。
それに対して50歳から積立した場合の投資金額は約1346万円です。

同じ2000万円でも投資元本が2.5倍以上違います

一括投資の場合はさらに差が広がって20歳では212万円で済みますが、50歳で投資すれば947万円必要です。
その差は約4.5倍です。


この増えた分がいわゆる複利の力ですが本当凄まじいです。

老後2000万円問題も20代、30代から投資を始めていれば、問題なくクリアできると思います。
ぶっちゃけつみたてNISA一本でクリアです!

なので老後の心配することなくはっちゃけてくださいww

それより上の世代は長期戦を覚悟の上、毎月少しずつでも投資するのがいいと思います。
投資はしない限りいっこうに増えていかないので、悔やむより未来志向の方が絶対いいです!

できるだけ投資する期間も運用する期間も長くすることで、だいぶ将来的な資産額が変わってきますからね。


今回の検証が役に立てば嬉しいです。

それではまた次回!
have a pandaful day

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