ども!
節約投資家のぱんだマンです。
今回は毎月投資している「レバナス」の投資結果を公開しようと思いますが、ついに株式市場にとって鬼門である8月、そして9月が終わりましたね。
結局9月の月間騰落率は大方の予想通り下落し、
- ダウ平均が▲3.4%
- S&P500が▲5.2%
- ナスダック100が▲6.7%
7月の高値からは
- ダウ平均が▲5.6%
- S&P500が▲7.2%
- ナスダック100が▲9.4%
と調整局面の目安となる10%安に接近してきました。
これまで強欲だった市場参加者にも少しずつ恐怖が見え始め、投資家心理を表す「Fear & Greed Index(恐怖・強欲指数)」や「VIX指数(恐怖指数)」も徐々に恐怖を示しています。

ただ10月は例年ボラティリティが高いものの歴史的に見れば株価が底打ちするケースも多く、11月〜1月にかけては株価が最も上昇しやすい期間でもあります。
なので個人的には不安というよりも、むしろ恐怖で急落する場面こそ積極的に拾っていきたいと考えています。
そこで今月もハイリスク・ハイリターンなレバナス投資結果と米国経済の近況等を紹介しますので、一発逆転を狙いたい個人投資家の方は参考にしてください。
私なりのレバナス投資方針です。
- 積立額は毎月3万円、SBI証券の特定口座でクレカ積立
- 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
- 総資産の3.3%までは毎月購入し、3.3%を超えたら積立を中止・減ったら再開
- 含み益がどれだけ膨らんでも売却はなし
ここ1ヶ月の株式相場と投資結果

主要株価指数の推移は冒頭に説明したので割愛しますが、この背景には季節的なアノマリーに加えて
- 長期金利の上昇
- 金融引き締め長期化の見通し
- GDP成長率の見通しの大幅引き上げ
- 政府機関閉鎖による米国債格下げ懸念
などが株価を抑制した主な要因でしょう。
特に長期金利の上昇はこの期間著しく、指標となる10年債利回りは一時4.89%と2007年以来の高水準に達しています。

これは雇用統計などの経済指標が依然として米景気が底堅いことを示していることから、景気後退に備えて購入されていた米国債が売られているからです。
債券価格が下がれば債券利回りは上昇し、債券利回りが上昇すれば株価は基本的に下落するシーソーのような関係ですから、特に金利に影響されるナスダック銘柄にとっては厳しい期間が続いているというわけです。
またFRBはインフレを再燃させないため、目標である2%に向けた最後の一押しのため、現在の高い金利水準を長期間維持させる可能性があることを9月FOMC後の記者会見で示唆しました。
市場参加者の多くはこれまで来年には1%程度の利下げがあると見込んでいましたから、この予想が裏切られたことも株価下落の大きな理由だと思います。

このように米国株式相場にとってこの1ヶ月は厳しい局面だったため、レバナスの基準価額は大きく下落。
1ヶ月で▲11.07%も下落しました。

現在のリターンはご覧の通り積立金額92.5万円に対し評価額は約94万円!
先月時点では13万円ほどあった含み益が2万円まで減ってしまいました。泣


こんな感じで株価的には冴えない9月でしたが、冒頭に言ったように10月は株価が底入れするケースが多く、11月からの上昇相場の起点になることも多いです。
なのでレバナスだろうが長期投資をしている方はどれだけ下がろうが気にせず淡々と投資を継続してください。
投資結果を左右するのは適切なタイミングで売買することではなく、どれだけ長期間保有し続けられたかです。
株価が急上昇する稲妻が輝く瞬間に立ち会うことこそ重要なことですので、今後の回復を信じて投資を続けましょう。

また話は大きく変わりますが、先日Amazonが初めて衛星を打ち上げました。
2024年内にサービス開始予定の人工衛星を使った全世界型インターネット通信サービスのための試験衛星とのことですが、こういった次世代産業・技術に対してもナスダック銘柄の多くは関与しています。
※スターリンクがあるテスラやChatGPTを手掛けるOpenAIに出資するマイクロソフトなど。

『米国テック株ブームは終わって、次のブームが訪れる』という方もいますが、世界随一の資金と技術力、人材を抱えている彼らの成長が止まることはありません。
テクノロジーの進化は経済の発展速度を凌駕しますから、米国テック株は数年後も数十年後も間違いなく世界を牽引しているでしょう。
私たちはレバレッジをかけているもののそんな銘柄に分散して投資しているんですから、短期的なことは耳に入れつつも気にしないようドンと構えていれば良いと思います。
今回のご報告は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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