レバナス積立22ヶ月目。金融引き締めが長期化するかもだけど、レバナスどうする?

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月恒例のレバナス定期報告回10月編です!

今年に入ってからというものナスダック100指数は「マイナス35%」とド派手に下落していますが、投資している皆さんの精神状態は大丈夫でしょうか。


10月14日には年初来安値を更新し、2020年夏あたりの水準まで戻って来ました。

これはコロナ禍で始まった金融緩和バブルの2/3が吹き飛んだことを意味しますから、多くの市場参加者にとっては悪夢のようなものです。

しかも一部ではこの悪夢がより深く、より悲惨になっていくと言われていますから、まだまだ安心できるような段階ではありません。


実際11月2日に終了したFOMC後の記者会見では、FRB議長のパウエル氏が爆弾を投下。

これによって株価は大きく下げることになりました。

そこで今回は、

  • 今月も積立したレバナスの保有状況
  • パウエル砲「金融引き締めが長期化する件」

について紹介しますので、ナスダック関連に投資している人は参考にしてください。


私なりのレバナス投資方針です。

  • 積立額は毎月3万円、最もお得なSBI証券でクレカ積立(理由はこちら
  • 完全にギャンブル枠での運用(コア・サテライト戦略の一部)
  • 総資産の5%までは毎月購入し、5%を超えたら積立を中止・減ったら再開
  • 含み益がどれだけ膨らんでも売却はなし
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株式相場と投資状況


まずは主要株価指数の推移ですが、この1ヶ月特に強かったのはダウ。

逆に弱かったのがナスダック100。

これはダウ代表銘柄の「マクドナルド」や建機の「キャタピラー」、製薬の「メルク」などが市場予想を上回る良い決算を発表したのに対して、ナスダック100代表銘柄の「メタ」「Amazon」「アルファベット」などが市場予想を下回るダメな決算を発表したからです。

GAFAM決算ほぼ全敗でFOMCの重要性一段と高まる
 27日の米株式市場の引け後に発表されたアマゾン・ドットコムの決算は失望的なものとなった。7−9月期実績としては、売上高は市場予想並みとなったが、10−12月期見通しは市場の期待値を大きく下回った。株価も時間外取引で急落している。収益化見通しの立っていない分野に膨大な投資をかけているメタ・プラットフォームズとは異なるが...


基本的にダウの構成銘柄は堅実な経営と盤石な業界シェアを獲得している大企業が多いですから、このような景気が不安定な時期にも強いビジネスモデルを持っています

逆にナスダック銘柄は今のような金利上昇局面にめっぽう弱く、景気が悪くなりそうになったら真っ先に売られますから、どうしても今のような時期は他指数にアンダーパフォームしてしまいます。

ここら辺がリターンを安定させたい玄人にダウが好まれる理由ですかね。



ただ、レバナスの基準価額は意外と持ち堪えています。

この1ヶ月の騰落率はなんと久々のプラス圏!!


微増ながらもやっぱり嬉しいですね。

これで私の22ヶ月目時点での投資額は59.5万円に達し、現在の評価額は38.7万円になりました。

含み損が約21万円発生していますが、積立初期の下落は口数を多く買える絶好の機会ですからあまり気にしていません。


資産が増えたり減ったり変動が激しいですが、これがレバナスですから!

ただ値動きが激しいと言っても所詮はインデックスに2倍のレバレッジをかけただけ

個別株やFXなんかよりは値動きがマイルドですから、レバナスが無理なら王道インデックス一本に絞るぐらいじゃないといつかリスク許容度を超えることになります。


私はあくまでサテライト枠として、ポートフォリオ全体の5%までしか購入しないと決めています。

それなら半減しても全体で見ればたった2.5%ですから、残りの資産でリカバリーも簡単ですからね。

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パウエル砲「金融引き締めが長期化する件」


今回のFOMC、市場参加者の多くは「利上げ幅縮小」の議論があるんじゃないかと期待していました。

というのも、10月下旬にWSJのニック・ティミラオス氏が『11月のFOMCでは12月以降の利上げ幅の縮小が議論される見通しである』との記事が出ました。

彼はアメリカを代表するFRB担当記者であり、FRBは彼から観測記事を出すことで市場の反応を確かめていたことから、彼の記事には万金の価値があります。


結果、市場はその後一気にリスクオンとなり株価も上昇していたんですが、FOMC後の記者会見で状況は一転。

FRB議長であるパウエル氏は今後の利上げのペースについて

  • 金利の最終的な水準が従来の想定より高くなることを示唆している
  • 利上げの停止について考えるのはあまりに時期尚早だ

と発言し、その後株価は急落しました。

発言前後のS&P500推移


利上げ幅がいずれかの時点で縮小されることを言ってくれたのは良かったですが、上記2点は致命的でしたね。

特に1点目のターミナルレート(利上げの終着点)の変更は、金利に左右されやすいナスダック銘柄にとって致命的ともいえます。


前回FOMCで公表された政策金利(FFレート)のターミナルレートは2023年末に4.6%です(予想中央値)

これが5%を超える水準になることが今は予想されています。

出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2022年11月2日)


この強力な金融引き締め政策が長期化することを懸念して、米国のリセッション入り確率も急上昇。

ロシア、ドイツ、英国に続く国として、市場参加者は米国経済が2023年に向けて鈍化傾向をたどると見ています。



ただ、ここまで悲観的なことを紹介しましたが、見方を変えればポジティブにも捉えられます。

金利が今よりさらに上がってそれが長期化すれば、ナスダック銘柄は当分の間バーゲンセールです。

『強気相場は悲観の中で生まれ懐疑の中で育つ』

これを実行する最高のチャンスってわけです。


せっかくリスクとってレバナスに投資しているんですから、この程度にビビらず投資継続しましょうよ!

リセッションにさえなってしまえばFRBも金融緩和の方向に動きますし、今のところ来年か再来年にはリセッション入りする公算です。

そうなればナスダック100銘柄の独壇場が再び復活しますから、それまでは安値で拾っているのが吉だと思います。



臆せず攻めていきましょう!


それではまた次回!

have a pandaful day

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