【CXSE】中国株投資41ヶ月目。久々の上昇に心躍る!

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定期経過報告

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



今回は毎月公開している中国株ETF「CESE」に投資した結果公開回になりますが、最近「TikTok」を巡って米中間の緊張が再び高まっていますね。

ことの発端は今月13日、米下院がTikTokの親会社バイトダンスに米国内のTikTok事業を売却しない限り、米国内でのTikTokを禁止する法案を可決したことに始まりましたが、これに中国は猛反発。

自国企業の合法的な権益を守るため断固とした姿勢を貫く中国と、安全保障上の理由からTikTokを排除したい米国との間でバチバチな舌戦が行われています。

TikTok 米国内での利用禁止につながる法案可決にCEOが反論 | NHK
【NHK】中国の企業が運営する動画共有アプリTikTokについて、アメリカ議会下院は安全保障上の懸念があるとして、国内での利用が禁…


個人的にはどちらの国にも投資している手前、両国にはうまい落とし所を見つけて欲しいところですが、

  • 米国は今年大統領選があるためリーダーシップを見せるためにも
  • 中国は低迷を続ける経済で溜まった国民不満を逸らすためにも

お互い弱みは見せられませんから、対立は深まりそうな気がします。


ちなみに法案は今後、上院でも審議されたのち採決に移りますが、仮に可決されれば米国にいる1億7000万ものユーザーがTikTokを使えなくなります。

そうなると中国政府も報復で何かしらやりそうですから、できるだけ穏便に解決して欲しいですね。



それでは今月も中国株ETFに投資した結果と、中国経済の近況についてご報告しようと思います。

このブログでは、米国株インデックスメインのリスクヘッジとして中国株ETFに積立投資した結果を毎月公開しています。


現在の中国株は政治不安によるカントリーリスクで割安になっているものの、そのポテンシャル自体はかなり高く、中長期的には米国・米ドルの覇権国・基軸通貨の地位に取って代わる可能性があると私は思っています。

積立設定と投資方針はこんな感じです。

投資金額:約3万円/月
利用証券会社:SBI証券
投資期間:41ヶ月(3年5ヶ月)
投資方針:ポートフォリオの3.3%まで積立投資
投資銘柄:中国のトップ民間企業に分散投資できる米国ETFの「CXSE」
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久々の上昇でテンション上がる


まずはCXSEの株価の動きですが、この1ヶ月のパフォーマンスは+6%超と久々の上昇。

『もう中国株はダメなのか…』と一時期は思いましたが、ようやくちょっと安心できましたね。


この背景には

  • 政府が発表した経済・市場強化策によるバリュエーションの上昇
  • 海外からの資金流入の回復
  • 企業収益の回復による相場の底打ち期待
  • 消費者物価指数など直近の経済指標の好転

など、悪いニュースばかりだった中国株にも遂にポジティブなニュースが出てきたことが大きいです。


特に政府系ファンドによる中国株の買い支えや住宅ローン向け金利の引き下げ、不動産開発業者などへの莫大な支援は、中国経済全体を覆っていた暗い雰囲気を払拭することに成功。

やや強引な手法でもありましたが、市場への安心材料を次々と投下することで投資家に安心感をもたらしたのは『おみごと』でしたね。

世界のポートフォリオに中国株が戻る-今度は違うと底打ち期待
中国株が上昇し、多くの指数が安値から20%上昇。この1年で何度も期待を裏切った中国市場が、より持続可能な上昇トレンドに向かう兆しを見せている。


こんな状況もあって現在の投資状況は少しだけ改善。

ご覧の通り米ドル建てで▲35%、金額ベースだと3,601ドル(30万円)の含み損となりました。

左から現在値・保有数量・取得単価・取得金額・評価額、評価損益の順


『まだ30万円も損してるじゃねぇか!』って言われそうですが、先月は37万円の含み損でしたから大きな進歩です。笑

投資元本との差も少しずつ縮んできましたし、来月はもっと含み損が減ると嬉しいですね。




ちなみに、今の中国株はこの3年間で60%ほど下落したおかげか異常なほど割安です。

バリュエーションは歴史的に見ても最低水準に近いですし、米国や日本、インドなどと比べても過去一割安な水準にあります。

そんな状況だからこそ、個人的には中国ハイテクには期待したいですね。


今の低迷した中国経済で唯一成長している産業は「ハイテク業界」であり、それはなんとかして経済を復活させたい中国政府にとっては無視できない存在です。

それを考えるとこれまで中国当局の規制に散々苦しんだ中国のハイテク企業ですが、ここからは邪魔が入らずのびのびビジネスできるんじゃないでしょうか。

そうなれば今や米国に次ぐテクノロジー大国ですから、『いよいよ中国株も復活するんじゃないか』と思います。



今後の反転に期待しましょう!ってことで今回は以上です。

また次回!

have a pandaful day

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