ども!
節約投資家のぱんだマンです。
最近は中国株どころか米国株、先進国株、全世界株とあらゆる株価指数が低迷していますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私はここ半年以上ずっと『あぁ、今月も下落しているな』って意気消沈していますww
せめてもの救いが円安ですが、それでも『投資は余剰資金で』って言葉の真の意味を知るのはこのような時なのでしょうね。
さて、今回はそんな下落激しい中国株の定期報告です。
先月は米国に上場している中国企業に上場廃止のリスクがあることを説明しましたが、今月はそんな中国株に追い風になるかもしれない国内情勢を紹介いたします。

このブログでは、米国株インデックスメインのリスクヘッジとして中国株に積立投資した結果を毎月公開しています。
現在の中国株は、政治不安によるカントリーリスクで割安になっているもののポテンシャルはかなり高く、中国という国自体も中長期的には米国・米ドルの覇権国・基軸通貨の地位に取って代わる可能性があると私は思っています。
広大な国土と圧倒的な人口、豊富な天然資源、主要産業における支配的地位、米国に対抗できるIT企業群を鑑みれば、中国の台頭は近い将来では必然です。
なんで一応、米国の覇権が崩れた場合の備えとして、資産の一部は中国株に変更しています。
積立設定と投資方針はこんな感じです。
投資金額:約3万円/月
利用証券会社:SBI証券
投資期間:23ヶ月
投資方針:ポートフォリオの5%まで積立投資
投資目的:米国株と相関の低い中国株でリスクヘッジしつつ、ハイリターン狙い
それではよろしくお願いします。
10%超の大幅下落でオワる!!!orz

まずはCXSEの株価の動きですが、この1ヶ月のパフォーマンスは▲10.92%と大きく下落しました。
理由はさまざま考えられますが、最も大きいとされるのは米国の急速な利上げ懸念でしょう。
つい最近のFOMCでも前回、前々回に続いて0.75%の大幅利上げを決定しましたし、今後『ほぼ間違いなく景気後退は訪れるだろう』と言われていますから、その影響は世界の総貿易額1位の中国にも当然及びます。

加えて、欧州ではエネルギー危機が発生していますし、中国国内でもゼロコロナ政策でロックダウンしていたり、長江流域で大規模な干ばつが起きたことで生産力が落ちています。
そうなると市場参加者はリスク高めな中国グロース株をあえて持ち続ける必要性はなく、むしろ利上げの結果上昇した長期金利の恩恵に与ろうとします。
そりゃ、これだけ下がりますよね。
世界中の人が今はリスクを取って中国株持ちたくないもん!ww
一応、香港は米国の利上げに合わせて0.75%の利上げを決定しましたが、アリババ・テンセントといった組入上位銘柄の株価は10%近く下落しています。

他の上位3銘柄も2%以上下落していますから、今の中国株相場は本当難しそう。。。
私の運用状況も含み損が増大。
現在は米ドル建てで▲35.56%のマイナスで、金額ベースだと2,400ドルもしくは15万円の損を出しています。

一応、過去調べられる範囲で累積投資額と評価額の推移を作成してみました。
こうして見ると、2021年6月からまだ一度もプラスになってなかった…orz

悪いニュースばかりじゃない!

これまでは厳しいことばかり説明しましたが、私もCXSEに78万円以上投資している身。
ここからは心機一転気分が明るくなる話を紹介します。
まずは、アジアの金融ハブ「香港」。
香港は8月に入ってからコロナ隔離期間を「7日間」から「3日間」に短縮し、強制隔離についても11月にも緩和もしくは廃止する方向で検討されています。
ゼロコロナ政策で締め付けが未だ強い都市が多い中、緩和の糸口をつかめれば旅行者数の回復につながるでしょう。
また香港の近くには「アジアのラスベガス」といわれるマカオがありますから、コロナ対策が緩和されれば一気にインバウンドの復活が期待できます。
続いてはもっと株価に関係する話。
ロイター通信によると、中国株式市場のETFに過去1カ月で330億元(約6610億円)もの投資資金が流入し、最近の弱気相場の中でも安値拾いの買いが入っているようです。
また米モルガン・スタンレーの戦略チームも『相場上昇に向けたポジションを急速に構築しつつある』と公表し、トレンドの底打ちを確認しています。

最後は8月の主要経済指標について。
中国国家統計局は16日、主要経済指標である「鉱工業生産」「小売売上高」「固定資産投資」を発表しましたが、その結果はどれも市場予想を上回り、想像を上回る力強さを示しました。
しかもこの期間、中国は全土で厳格なコロナ規制の影響下にありました。
にも関わらず予想を上回る数字を出したことは、それだけ中国経済の底力を示す結果になったと思います。

まとめ

今月も先月に引き続き良くなかったですね。
まぁいずれにせよ、私は中国株に長期で投資する予定なので、目先の良し悪しはあまり気にしていません(悪ければ積立投資にとって絶好のタイミングになるし、良かったら含み益が増えて嬉しい程度)
いずれ潮目が変わることを信じて、今はひたすら積立を継続します。
それでも中国株の情報を調べるのは、情報を知ることで長期投資に必要な握力が手に入るからです。
中国株には米国株にはない特有のリスクがありますから、その特異性?異常性?だけは知っておかないとマジで狼狽してしまいます(しょっちゅう、中国株の終わりとか言われますからね!笑)
あとは、『同じ考えの個人投資家と情報を共有して、共に頑張っていけたらな』って思いもあります♪( ´▽`)
来月はいよいよ5年に一度の共産党大会ですから、今四半期が政策対応の正念場です。
引き続きウォッチしていきましょう!
皆さんの参考になると嬉しいです。
それではまた次回!
have a pandaful day
コメント