ども!
節約投資家のぱんだマンです。
突然ですがアパートなどの賃貸物件を契約をした際、不動産会社や仲介業者指定の火災保険に強制加入させられた人はいませんか?
残念ながら私はその一人で、今の部屋を契約した際に『火災保険は自分で選んだところで加入します』と伝えたにも関わらず、『現在2番手(キャンセル待ち)なので部屋が取れなくなりますよ』と半ば脅されて加入するハメになりました。
しかもその業者指定の火災保険ってのが酷くて、一般的な火災保険と比べると「保険料は高くて補償は薄い」という存在価値ゼロみたいなものだったんですよ。
まぁ、それでもどうしてもその部屋に住みたがっていた妻の意向は無視できず加入したんですけどね。
そんな苦渋の経験から約2年。
ついにリベンジに成功しました!!

始まりは先日送られてきた賃貸物件の更新手続き案内一式でした。
そこには新たな賃貸契約書の他に火災保険の更新案内も入っていたんですが、これを見てびっくり。
ただでさえ割高でショボ補償内容だった火災保険が生意気にも値上げを宣言してきたんですよww
しかもその額今までの2倍以上の2年で24,750円。
こんなん絶対受け入れられるものではなかったので、業者に即電話して戦ってきました。
その結果、『火災保険は任意の保険会社と契約してかまわない』との言質をいただき、今回の勝利宣言に至ったわけです。
話した内容で重要だったところは
- そもそも賃貸物件であっても居住者側が火災保険に入る義務はないこと
- 賃貸契約時の条件として火災保険の加入を必須とすることは合法だが、特定の保険会社に加入するよう強制する行為は独占禁止法になること
特に2つ目の独占禁止法違反を伝えたあたりから渋っていた業者も諦めたようなので、しぶとい業者もここを突かれると痛いようですね。
一応、諦めなかった場合の最終手段として『公正取引委員会の相談窓口に報告します』というキラーワードも準備していたんですが、使う前に完全に折れたようでしたww
まぁこれから入居って場合はともかく、すでに住んでいる場合は借地借家法という法律で入居者は強く守られてますからね(これから入居の場合は他の客を優先するかもだから注意)
火災保険を乗り換えることを理由に大家や管理会社が居住者を部屋から追い出すことはできませんから、更新時に契約時は言えなかった契約条件を交渉する意義はあると思います。
もし皆さんも業者指定の火災保険に加入しているとしたら、これを参考に更新時に交渉してみてください。
一般的な火災保険に乗り換えれば年間で数千円〜1万円は安くなるのでマジでオススメですよ。
ちなみに私は日新火災の「お部屋を借りるときの保険」に加入しました。
乗り換えたことで年間での保険料は6,000円と不動産業者指定の火災保険の半分以下。
補償内容も以前より手厚くなるということで文句なしです。
業者指定の火災保険 | お部屋を借りるときの保険 | |
---|---|---|
保険料(年間) | 12,375円 (2年で24,750円) | 6,000円 |
家財 | 133.6万円 | 300万円 |
個人賠償 | 1億円 (示談交渉サービスなし) | 1億円 (示談交渉サービス付) |
借家人賠償責任 | 1000万円 (示談交渉サービスなし) | 2000万円 (示談交渉サービス付) |
修理費用 | 100万円 | 300万円 |
被害事故法律相談費用等 | なし | 年間30万円 |
不動産業者の中には悪〜い業者も多いですから、彼らの言うことを鵜呑みにしないでしっかり自分で調べて理論武装してからいってくださいね。
有知の得・無知の損。
そんなことが改めて学べた最近の経験談でした。
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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