70代の3割がお金のために働いている?!働かざるをえない厳しい現実が自分達にも待っている

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節約

ども!
節約投資家のぱんだマンです。



まずはこちらのグラフをご覧ください。

『令和3年度国民生活に関する世論調査』


こちらは内閣府が公表した「令和3年度国民生活に関する世論調査」で判明した、お金を得るために働いている人の割合です。

年齢別に見てみると、以下のようになります。

  • 18~29歳:75.4%
  • 30~39歳:73.7%
  • 40~49歳:75.8%
  • 50~59歳:73.9%
  • 60~69歳:59.3%
  • 70歳以上:35.2%


ここ数年で急速にお金を得るために働く人が増えていること自体、大問題かつ日本全体が貧困化している証拠でもありますが、今回は別に良いです。

注目すべきは70歳以上の3人に1人以上がお金のために働いているという点です。

もうそこにはリタイアして悠々自適に暮らす高齢者の姿はありません。


世間では確かに高齢者層ほど資産を蓄えていると言われていますが、保有額450万円以下の世帯が19.8%もいて、彼らの多くは「働かないと生きていけない」ってことは私たちも知るべきです。

なにせ、それが将来の私たちの姿になるかも知れないんですから。



厚生労働省の別の調査「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、70代に最も多い働き方のパート・アルバイトの平均月給は推定10万7,874円と言われ、手取りに直すと約8万円ほど。

これを年金と合わせることで彼らは何とか生活しているわけです。


『健康寿命も上がってるし、最近の70代は元気だから問題ないのでは?』と思われるかも知れませんが、あくまでそれは「生きがい」や「社会の一員」として働くことを望んでいるケースであって、生きるために働かざるを得ない人は違います。

働かざるを得ないほど生活が厳しいから、嫌でも働かなくてはいけないのです。

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ここで皆さんに聞きますが、長かった人生の終盤にこのようなお金に追われる生活送りたいですか?

私は断固として「NO!」です。

ただ残念ながら、我々現役世代が老いる頃の年金支給額は今よりも大きく下がっていることが予想されてますから、多くの人は上記のような生活を強いられるでしょうね・・・

上のイラストにある予想はまだ良い方で、これよりも下がるという予想も多くあります。

なにせ、上記イメージは全6ケースあるうちのケース3に当てはまり、「経済成長と労働参加が進む」というまだ希望的なケースだからです。


これより下のケース4〜ケース6は、マクロ経済スライドで年金額が物価上昇分を割り引いても横ばいもしくは微減となり、所得代替率も死守ラインの50%を下回ります。

こうなるとセーフティネットとして機能する最低ラインを下回りますから、生活は事実上破綻しかねません。

(※)所得代替率50%を下回る場合は、50%で給付水準調整を終了し、給付と負担の在り方について検討を行うこととされているが、仮に、財政のバランスがとれるまで機械的に給付水準調整を進めたケース


そんな状況が待ち受けているんですから、節約・投資は当然といえば当然で、できれば現役時の頃から副業などで収入を増やす&多角化するのがいいでしょうね。


節約は生涯にわたって必要生活費を下げてくれますし、生活をスリム化(ミニマル化)できれば本当に自分が好きなことへお金を使うことができます。

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投資は加齢と共に訪れる人的資本(稼ぐ能力)の減少を、複利で増加する金融資本でカバーすることができます

政府も「iDeCo」「つみたてNISA」などの非課税制度を推進していますし、長期間運用を続ければ負ける可能性は限りなく0にすることができます。

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収入の増加・多角化は変化が多い現代社会のリスクヘッジにもなりますし、新たな武器となって自身の人的資本をさらに高めてくれるかも知れません。



その他にも、できるだけ長く健康でいられるように運動や食事に気を遣ったり、人に助けてもらえるような人間関係を作ったり、今のうちからやれることはいっぱいあります。

厳しい未来が来ることは上記の例で分かっているんですから、それに備えてあらゆる手段を尽くして我々は準備しておかなければいけません。


それこそが最適な老後の備えになるはずですから。

ショッキングなニュースだからこそ、その火の粉が自分の元に来ないように今のうちからしておきましょう。



今回は短いですが以上です。

それではまた次回!

have a pandaful day

節約
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