ども!
節約投資家のぱんだマンです。
SBIアセットマネジメントから、超低コストでJ-REITに投資できるファンド「SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型)」が誕生しました。
信託報酬は驚きの年0.099%。
日本の不動産投資信託証券(J-REIT)に投資するファンドとしては最安コストとなっております!
ファンド概要はこんな感じ。
SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型) | |
---|---|
設定日 | 2024年5月8日 |
投資対象 | 国内不動産(オフィスビル、商業施設、住宅など) |
主要投資対象 | J-REIT(アクティブ運用) |
投資対象の利回り | 年率4.47% (2024年4月1日基準、信託報酬・税金控除前) |
販売手数料 (購入時手数料) | なし |
信託報酬 | 年率0.099%(税込) |
決算日 | 年4回(2・5・8・11月の7日) |
主な販売会社 | SBI証券 |
新NISA対応 | 成長投資枠のみ |
特徴としては
- 業界最安の年率0.099%でJ-REITに投資できること
- ベンチマークがないアクティブ運用なこと
- 高い利回りを期待できること(モデルポートフォリオでは年率4.47%)
- 年4回決算で安定した分配金を受け取れること
- 最低投資額100円から始められること
こんなところでしょうか。
J-REITファンドというと一般的には「東証REIT指数(配当込み)」への連動を目指すものが多いんですが、本ファンドはアクティブファンドのためベンチマークはありません。
なので他社ファンドと比較してもあまり意味はありませんが、信託報酬だけを比較すると以下の通り。
銘柄名 | ベンチマーク | 信託報酬 |
---|---|---|
SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型) | なし | 0.099% |
eMAXIS Slim 国内リートインデックス | 東証REIT指数(配当込み) | 0.187% |
Smart-i Jリートインデックス | 東証REIT指数(配当込み) | 0.187% |
低コストで有名な「eMAXIS Slim 国内リートインデックス」と比較しても圧倒的な信託報酬ですから、仮にパフォーマンスが似たようなものならコスト差分SBI・J-REITが有利となります。
またコストがより低いETFと比較してみても、その安さは際立っています。
銘柄名 | ベンチマーク | 信託報酬 |
---|---|---|
SBI・J-REIT(分配)ファンド(年4回決算型) | なし | 0.099% |
MAXIS Jリート上場投信【1597】 | 東証REIT指数 | 0.1595% |
iシェアーズ・コアJリート ETF【1476】 | 東証REIT指数 | 0.1650% |
NEXT FUNDS 東証REIT指数連動型上場投信 【1343】 | 東証REIT指数 | 0.1705% |
iFreeETF 東証REIT指数【1488】 | 東証REIT指数 | 0.1705% |
One ETF 東証REIT指数【2556】 | 東証REIT指数 | 0.1705% |
個人的には不動産というアセット自体、長期での期待リターンが株式より低いものなので好みではありません。
ただ、これだけ低いコストで年4%を超える高い配当利回りが得られるなら、人によっては使えるファンドだと思います。
特にJ-REITに関しては日経平均などと比べても明らかに出遅れていますから、今後上がる可能性も十分高いですし。
また同シリーズである
- 国内の高配当銘柄に投資する「SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」
- 欧州の高配当銘柄に投資する「SBI・欧州高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」
と組み合わせて投資すれば、分配時期のズレから毎月分配金を受け取ることも可能です。
同時に投資対象を分散させることで価格変動リスクも抑制することができますから、
- 年金受給者の方
- FIREされている方
- 株式と異なる特性を持っているREITをポートフォリオに組み入れたい方
などにはオススメかもしれませんね。
ただいずれのファンドも年4回の分配金がありますので、資産形成期の投資家にとってはあまり向きません。
それでもJ-REITをポートフォリオに加えたい場合は、分配金を出さない方針の「eMAXIS Slim 国内リートインデックス」などがオススメですね!
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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