ども!
節約投資家のぱんだマンです。
暗号資産に投資している方に大朗報です!
米国の金融市場の規制を担当する米証券取引委員会(SEC)が暗号資産「ビットコイン」の現物ETF11本をついに承認しました。
2013年に最初のビットコインETFが申請されてからというもの、何度申請があっても『価格操作や詐欺から投資家を守る仕組みが不十分』等の理由で否認されてきたんですが、10年越しについにSECが首を縦に振りました!
そんな気になるビットコインETFですが、分かりやすい一覧表がコインポストに掲載されていましたのでご紹介します。
発行体を確認してみると世界最大の資産運用会社である「ブラックロック」や超大手の「ヴァンエック」、「ウィズダムツリー」なんかのETFも承認されていますね。
しかも驚きなのはその経費率の低さ。
主要なファンドは0.3%以下と新しい資産クラスのETFにしてはかなり低い設定ですし、最初の6カ月間と最初の10億ドル(ブラックロックは50億)の資産に対しては手数料を完全に無料にするというファンドもあります。
その甲斐あってか取引日初日の11日時点ですでに売買代金は46億ドルと大人気となっていますから、本格的な暗号資産ブームが今後訪れそうですね。
ちなみに私ならブラックロックの「IBIT」に投資したい( ´∀`)
ただ本当に残念な話ですが、日本でこれらの銘柄を購入することはできません。
というのも外国のETFであっても国内の証券会社が国内の顧客から注文を取り次ぐためには、そのETFに関する投信法上の届出を金融庁にする必要があります(投信法施行規則24条・投信法58条)
現時点でそういった届出がされたというニュースは聞きませんし、そもそも税制上の問題がクリアされていない日本において暗号資産ETFが承認されるのか疑問が残ります(ETFは金融商品であり個人の場合は分離課税だが、現物の暗号資産取引は総合課税である)
またこれを機に国内の運用会社が国内ETFを組成するとしても、投資信託法施行令3条の「投資信託に組み入れ可能な特定資産」に暗号資産が入っていないためETFを組成することは不可能です。
つまり様々な法改正やルール改正が必要なことを考えると、日本でビットコインETFを買うことは数年は無理でしょうね。
しかし、だからといってビットコインを含む暗号資産に投資するのが無駄だとは思いません。
今回の承認によって世界最大の資本市場であるアメリカで投資商品としてSECに正式に認められた訳ですし、ウォレットや取引所を利用しなくても株式取引と同じようにビットコインに投資できるようになったことで大口投資家からの資金流入が見込めます。
実際、いくつかの機関投資家やヘッジファンド、基金などはポートフォリオの一部にビットコインETFを組み込む動きが見られていますし、その動きは今後間違いなく加速するでしょう。
また20年前に金ETFが登場した際、金価格は市場を一変させるほど大暴騰した過去があります。
今回のビットコインETFの誕生もこの時と同様の結果を迎えることが予想されていますから、個人的には例えビットコインETFに投資できなくてもウォレットや取引所で保有した方がいいと思いますね。
しかも今年はタイミングよくビットコインの価格が上がりやすい「半減期の年」ですから、今がピークだと思わないで積極的に買い向かっても損はしないと思います。
実際私も資産の3.3%を目安にビットコインに毎月投資していますが、ここ最近はどんどん値上がりしているおかげでかなり含み益が増えましたよ!
ただし株式以上にハイリスクな商品ですから、「一時的にでも半分以下になって耐えられる金額で」ですけど。
それでは今回は以上です。
また次回!
have a pandaful day
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