野村の低コストインデックスシリーズがヤバすぎる!特に全世界株式はコスト最安lol

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ども!
節約投資家のぱんだマンです。



eMAXIS Slimのオルカンが完全敗北するような全世界株インデックスが誕生しました。

その名もはじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)


野村アセットマネジメントが運用する新たな低コストインデックスファンドシリーズ「はじめてのNISA(愛称:Funds-i Basic)」のうちの一本なんですが、これが新NISAにおける全世界株式の覇権を取るかもしれません。

そこで今回はこの全世界株式ファンドを含めた野村のはじめてのNISAシリーズを紹介しますので、インデックス投資家の皆さんの新NISA投資戦略の一助にしてくれると嬉しいです。

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はじめてのNISAシリーズ概要


まず新規設定された新ファンドは上記の5つで、どれも設定日は7月10日。

また販売会社は今のところ野村證券だけですが、今後順次増えていく予定だそうです。


パッと見た感じインデックスファンドとしては一般的な投資先のものが多いですが、全体的に信託報酬は低めで使いやすいと思います。

ただ、どれもライバルとなる他社ファンドがありますのでそれと比較する形でご紹介します。

日本株式(日経225)

「はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)」の信託報酬は税込0.143%。

これはライバルである以下のファンドと同じ信託報酬率です。

  • たわらノーロード
  • ニッセイ
  • eMAXIS Slim
  • PayPay投信


すでに純資産額がある程度ある他社ファンドと同水準であるならば、わざわざ実質コストもわかっていない新規設定ファンドに投資する意味はありません

少なくとも実質コストが判明する1年後までは放置でいいかと。

日本株式(TOPIX)

「はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)」の信託報酬は日経225と同じ税込0.143%。

これもライバルである以下のファンドと同じ信託報酬率なので、結論は同じでわざわざ新規ファンドに投資する意味なし。

  • eMAXIS Slim
  • ニッセイ

米国株式(S&P500)

「はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)」の信託報酬は税込0.09372%。

これもライバルである以下のファンドと同じ信託報酬率なので結論は同じ。

  • eMAXIS Slim
  • たわらノーロード

ちなみにSBI証券で販売開始されたと仮定した場合、投信マイレージがあるのでたわらノーロードが最も実質的な信託報酬が低くなります

新興国株式

「はじめてのNISA・新興国株式インデックス」の信託報酬は税込0.1859%。

これもライバルである以下のファンドと同じ信託報酬率なので結論は同じ。

  • たわらノーロード
  • eMAXIS Slim
  • ニッセイ

全世界株式

「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」の信託報酬は冒頭でも紹介した通り税込0.05775%。

これは他とは違ってダントツに安く、同じ投資対象のライバルと比較しても頭ひとつ抜け出ています。

  • Tracers 0.05775%
  • たわらノーロード 0.1133%
  • eMAXIS Slim 0.1133%

※Tracersの全世界株式は名目上の信託報酬は同じですが、指数のライセンス料と法定書類の作成費用が含まれていません。
はじめてのNISAシリーズ含め他のファンドはこれら費用も信託報酬に含まれているため、実質的な信託報酬は割高になると思われます。

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どうするべき?乗り換える?


ここまでコスト差のある商品が出てくると、オルカンに投資している人で悩む人が出てきそうです。

実際、インデックス投資は投資対象が同じならコストは低ければ低いほど良いですし、リターンは読めなくても確定している維持費は安い方がいいですから。


しかしだからといってすぐに積立を始めたり、ましてやオルカンから乗り換えることはオススメしません。

新規ファンドは純資産額が小さいことから指数への乖離が出やすいですし、1年間運用してから判明する実質コストもまだ不明です。

それなのに名目上の信託報酬だけを見てファンドを乗り換えていてるようでは、いつまで経ってもお金は増えていきません。


またなんと言っても業界最低水準の運用コストにこだわるスリムシリーズがなんの反応もしないというのは考えにくいです。

これまで何度も自ファンドより低いファンドが登場するたびに追従値下げをしてきた実績がありますし、そんな姿を見て個人投資家から絶大な信頼を勝ち取ってきた歴史がありますから。

来年からは新NISAが始まることもありますし、まず無視はできないでしょう。


だからこそ私がもしオルカンに投資していた・今後するとしたら、実質コストが判明する1年の間に指数への乖離を確認し、スリムを運用する三菱UFJ国際投信がどう動くのかを注目しますね。

それまでは実績があるオルカンに投資し続けて1年後に乗り換えても、最終的なパフォーマンスは対して変わらなそうですから。

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まとめ


正直なとこ『野村のファンドなんて大したことない』と舐めてたんですが、さすが日本一の証券会社を擁する運用会社ですね。

SBI証券で登場するのが楽しみです。


ただ理想を言うならS&P500ファンドも横並びじゃなくてぶっちぎりの低コストファンドを出して欲しかったですし、新シリーズではなく既存シリーズの値下げの方がすでに野村で投資していた方も嬉しかったんじゃないかと思います。

そしたらワンチャン覇権取れたかもしれんのにな…


とはいえ健全な競争原理を働かせるためにはスリム一強の今の状況を崩さなくてはいけませんし、投資家にとっても長期的なことを考えると複数の低コストファンドがあった方が都合がいいです。

なのでとりあえず野村さんはグッジョブ



それでは今回は以上です!

また次回。

have a pandaful day

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